月別アーカイブ: 2010年12月

旗の修理屋さん


ラフランスの畑にカラスよけに木に取り付けていた黒い旗を
修理しているはじめちゃんです。

半年もの間、風にさらされていると、旗はぼろぼろになってしまいます。
毎年それを丁寧に修理しているはじめちゃんは偉いです。
そしてとても器用です。私は足元にもおよびません。

私がカメラを持って近づいて行くと
「またモデルだか~モデル料高いんだず」といって笑っています。
はじめちゃんはすでにインターネットを通じて
全世界にデビューしていますだ。

2010年8月18日 カラスよけの旗のブログをご覧下さい。

クリスマス会


毎週、心の栄養をいただいて、勉強させて頂いている
仙台市泉区住吉台にある「チャーチオブゴット仙台教会」での
婦人会のクリスマス会に行ってきました。

一品持ち寄りでささやかなクリスマス会を毎年開いています。
私は山形の母が作った漬物を持って行きました。

今年はサエラのケーキやグリーンマートのお寿司も登場して
ちょっとリッチなクリスマス会になりました。

賛美歌を歌ったり、ゲームにおしゃべり、童心に返って
楽しい時間、心温まる時間を持てました。
これが本当のクリスマス会なんですね。雨でもハレルヤ!

三井アウトレットパーク仙台港


平日の夜6時に行った、三井アウトレットパーク仙台港。
空気がピンと張りつめているような寒い夜でした。
クリスマス前なのに人はまばら、お店にもちょっと入りにくい雰囲気です。
夜8時には閉店なので余計に人が少ないのでしょう。
おかげでゆっくり見ることができました。

観覧車がきれいです。遠くからでも見えるのです。
観覧車の光をたどっていくとアウトレットにたどり着きます。

いろいろな色に変わっていきます。東京だったら人であふれていることでしょう。

清さんいわく
「観覧車の中は暖房あるんだろうか?」

「二人ならきっと暖かいと思うよ。」
「そういうと思った」と言われてしまいました。


【観覧車「ポートフラワー」】
朝10時~夜8時30分 ※天候により異なる
大人500円/こども(3歳~小学生)300円

思ったよりも安い!もっと高いかと思いました。

乗るより見てる方がいいな。乗るつもりはまったくなかったのですが…
寒い中、写真を撮っているのは私だけでしたが・・・それでも楽しかったです。

三井アウトレットパーク仙台港

秩父の長瀞と東根の長瀞

私が住んでいるところは東根市長瀞(ながとろ)
でも長瀞といったら秩父の長瀞が頭に浮かぶ人がほとんどです。
私もそうでした。ライン下りできるのかな?なんて思ったりして
観光地を想像しておりました、しかし現実はふつうの田舎の村です。

長瀞は昔昔は沼のような、泥がたまったような、水はけの悪い土地で
長瀞に嫁に行ったらとても大変だ~と言われたそうです。

戦国時代には長瀞城=かりがね城があり、今でも村は碁盤の目になっています。

かりがね城について
鎌倉時代建長年間に西根氏によって築城されたという。
時代が変遷すると最上氏の所領となり、4代目当主最上満家が隠居の為に利用した。
その後は最上満種や最上満宗の居城になったとも、長瀞左衛門尉が本拠を構えたとも言う。
本格的に城郭が整備されるのは最上義光が入城してからである。
元和8年(1622年)に最上氏が改易されると山形藩の所領となり、
鳥居氏、保科氏と城主は変遷する。寛文11年(1671年)、保科氏の転封に伴い天領となり、
幕府が元締陣屋を設置して直轄した。
その後、寛政10年(1798年)に米津氏が武川久喜からこの地に入り、
長瀞藩の長瀞陣屋となった。
長瀞陣屋について

城跡を囲むように堀がめぐらされて、今でも堀で魚釣りもできます。
村の中は家がほとんどで、村の周りに田んぼや畑があります。
ちょっとみると住宅地のようでありますが、本当はじじばば村であります。

ちなみにわがやが建っているところは「大手」=「おで」と発音しています。
大手門があったところだそうです。

秩父の長瀞はライン下りもできるような、岩畳の続くところ
東根の長瀞はお堀でざっこ釣り=さかな釣りができるところ
同じ長瀞とはちょっと、いえ、ずいぶん違っています。

秩父の長瀞町ホームページ
秩父の長瀞ライン下り

青菜(せいさい)を洗う


12月に入って寒い日があったかと思うと
5日と6日は小春日和のような一日でした。
こんな12月があってもいいのかな?とうれしくなりつつ・・・
漬物が酸っぱくならないか心配でありました。

近所のおじさんが ↓ 青菜がたくさんあるのでいらない?と 
「青菜うがいんだず、いらねか」というので
さっそくはじめちゃんがもらいに行ってくれました。

といっても畑に植えてある青菜を掘って束ねるところから始めるのです。
漬けものを漬けるにも、まず野菜を収穫するところから
その前はまず野菜の種をまくところから
その前は土を耕し、肥料をまくところから
漬けものつくりは奥が深いんだっす。

掘ってきた青菜をきれいに洗います。
青菜は株になっているので、葉っぱを一枚ずつ取って根もとを洗っていきます。
洗い方をキヨノちゃんから伝授・・・

土やごみ、たまにナメちゃん(なめくじ)がいることもあります。
農薬をできるだけ使わないので(菜っ葉にはほとんど農薬は使いません)
菜っ葉たちはけっこう強いのだ!
虫にも辛いのがわかるのかも?青菜はピリッと辛いから。

こうして洗った後は並べて干していきます。
今年は思いがけず、またおみ漬けが食べられます。やった~!

味マルジュウ(醤油)


味マルジュウ

山形県人(村山地方)の人がなぜか大好きな「味マルジュウ」
ダシ入り醤油です。
スーパーの広告の目玉になる醤油で、お一人様2本までだと
じいちゃん、ばあちゃんを連れてでも買いに行くのです。
1本598円だと必ず一族郎党を引き連れて買いに行くのです。こわっ!
(定価は1323円もするのですね。知らなかった!)
ジ〇スコのお客様感謝デーにはここから5%引きなのでさらに安くなります。
月1回のチャンスなのです。

この醤油で煮物や芋煮を作ると最高においしいのです。
私も最初はめんつゆと同じじゃない?と思っていましたが
出し入り醤油なのです…
じいちゃんもばあちゃんも刺身にもこれ、おひたしにもこれ
生卵にもこれ、大根おろしにもこれ、醤油ビンにはこの醤油が入っています。
醤油=味マルジュウだと思っているといっても過言ではありません。

息子はこれに大反対!マイ醤油ビンに
丸大豆醤油(遺伝子組み換えしていない大豆使用)を愛用しています。

清さんはここのところ「最後の一滴」を愛用。
もう冷蔵庫の中は各種醤油でいっぱいです。
山形県人おそるべし。

ひっぱりうどん


寒い日のメニューはこれ!「ひっぱりうどん」
疲れて何にもしたくない日のメニューはこれ!「ひっぱりうどん」
買い物に行きたくない雪の日のメニューはこれ!「ひっぱり」

大きな鍋と乾麺のうどんと納豆と生卵(生卵は嫌いな人は入れない)とネギ、
パックに入ったかつおぶしがあればOK
基本のたれは
自分の大きめなどんぶりに納豆、めんつゆ(醤油でも)、
生卵、ネギ、かつおぶしを入れて、たれをかきまぜておく、
このたれに鍋から熱々のうどんをひっぱってきて、ズルズル食べるだけ、

このたれに
サバ缶、ツナ缶、大根おろし、すりおろした生姜、など好き好きでなんでもOK
自分のオリジナルのたれで食べるのです。

忙しい時にはこれが一番、洗い物は鍋と各自のどんぶりだけ。
基本的にはうどんが取りにくいので割り箸を使います。
漬物があればなおOK、天ぷらあったらごちそうです。

食べた後には体がぽっかぽかになるのです。
山形(村山地方=山形市、天童市、東根市など)の定番メニューです。

このサイトに写真つきで詳しく作り方などが載っています。
ひっぱりうどんの作り方

吉見百穴(よしみひゃくあな)


吉見百穴(よしみひゃくあな)

いつもコメントをくれる「あきひろ」さんが
埼玉の同窓会に行ったとコメントをくれました。
その中で嵐山小川ICが出てきていったいどこだろ?と地図を調べました。
関越自動車道か~
そこで目に留まったのが吉見町。記憶の糸がピーン♪

小学校の低学年の遠足で確か「吉見百穴」に行ったことがあったと
思い出したのです。小学校2年生で8歳だとすると
実に42年前であります。わわわ~昔だ

私はずっとさっきまで吉見百穴=「よしみひゃっけつ」だと思っていました。
「よしみひゃくあな」が正しいそうです。

hpで調べてみると今も昔みた光景があるのです。
しかし実に不思議なとこですね。いまや心霊スポットなのですね。
もう一度行ってみたくなってしまいました。
軍需工場の跡地には行かなかったような気がします。
百穴の前で集合写真を撮ったのを覚えています。

このシリーズは昔のるみの記憶シリーズ~1と名づけましょ。

おみ漬け


おみ漬けは、青菜漬(せいさいづけ)と並ぶ山形の秋の代表的なお漬物です。
余った野菜などを無駄にしない手法として、近江商人が伝えたことから
近江漬け(おうみづけ)、おみ漬け、と呼ばれるようになったという説があります。

この近江商人がなぜ山形と関係があるのかというと
山形は紅花の産地として有名でした。
この紅花の買い付けに来ていたのが近江商人だったというわけです。

☆おみつけの作り方☆
①青菜(せいさい)を細かく切り、細かく切った大根、人参をいっしょに樽にいれます。
大根は干した大根を使った方が味がよくなります。

②塩をまぶして、一晩重石をして水が上がってくるのを待ちます。

③水が上がってきたら、塩を洗い流します。
ざるに水をかけて塩気を洗うのです。よく洗います。
その後、また重石をしてよく水気を切ります。

↑ 水気を切った状態です。

④白醤油を煮立てて(沸騰しないくらい)その中にざらめをいれて冷まします。
ざらめの量を調節して、甘さを加減します。
この時にちょっと甘いかなというくらいがいいようです。
出来上がりはそれほど甘さを感じません。

⑤水気を切った青菜を樽に移して、④のたれをかけて、重石をして漬け込みます。

これでおみつけのできあがりです。

このおみつけに松前漬けを混ぜ込んだり、
納豆におみつけをいれて「おみつけ納豆」にしたりして食べます。
ご飯とおみつけさえあれば…OKです。


↑ 完成品はネットからお借りしました。
じつはもう食べちゃったのです。
残りは小分けにして冷凍しました。少しずつ食べます。
漬物で冷凍しておいしかったのはこのおみつけだけでした。

青菜(せいさい)

山形青菜(せいさい)とは?
高菜の一種で、独特の辛味とパリパリとした食感があり、
青菜漬けやおみ漬けなど、山形の郷土料理として利用されています。

畑から収穫して洗った青菜をブルーシートの上に干していきます。
干すことによって葉っぱや茎がしんなりとなり、
漬けやすく、切りやすくなるそうです。
こうして干した青菜をまとめて日陰においておきます。↓

さあ、準備OK!これから漬物道場が始まります。

山形青菜 ←青菜について知りたい方はここをクリック