月別アーカイブ: 2012年10月

ラフランスの収穫~2


ラフランスの園地から最上川の方角~村山市葉山を写しています。
10月20日は朝は冷え込みましたが、
秋晴れのラフランスの収穫にはもってこいの日になりました。


はじめちゃんとキヨノちゃんは作業台車を使っての収穫作業です。
作業台車を使うと脚立を上ったり下りたりしなくていいので
足腰に負担があまりかかりませんが
やはり作業の終る頃にはキヨノちゃんの腰に悲鳴が・・・
アラアラ大変!
そんな時には少し休憩をしてもらってだましだまし作業をしてもらっています。


一般的にはサクランボやラフランス、リンゴ、柿や桃、梨など
この脚立を使って収穫作業を行います。
しかしこの脚立はしっかり建てないととても不安定で
特に一番上の段に上がる時には要注意!
ラフランス一つ一つ収穫したものを入れているカゴ(はけご)が
満杯になるとこれまた重く、肩に重みがかかり不安定になります。

朝から夕方まで上ったり下りたり・・・
肩も腰も足も手もかなり痛いです。
寝る時にはみんな湿布を貼って、アリナミンVを飲んで寝ます。

ラフランスの収穫始まる

いつもよりも10日遅れて19日からラフランスの収穫が始まりました。
19日朝はこの秋一番の冷え込みで東根市の最低気温は5.9℃。
朝はファンヒーターのスイッチを思わず入れてしまいました。
もちろん毛糸のカーディガンを着ています。

蔵王や月山の初冠雪はまだありませんが
蔵王エコーラインや八幡平アスピーデラインなどの山岳有料道路は
いずれも夜間は通行止になりました。夜間に積雪があるかもしれないからです。
このようなニュースが流れると冬がまもなくやってくると感じてしまいます。

前置きが長くなってしまいましたが
今年のラフランスは夏の少雨のせいでちょっと小ぶりなラフランスです。


でも山椒は小粒でピリリと辛いと申します。
きっと甘く美味しいことでありましょう。

朝はこんな青空だったのですが ↓

秋空にラフランスのちょっと渋い色が映えると思いませんか?

お昼頃から雲が多くなり
午後2時頃から突然雨が降り出し作業も中断となりました。
でも青空の部分もあり、はじめちゃんはすぐに晴れるから~と言います。

お茶を飲んでいたら、雨も上がりました!
さすがはじめちゃん。
作業は4時半で終了、すぐに陽が落ちてしまうからです。
収穫したラフランスコンテナを軽トラックに積んで帰ります。
まずは初日終了です。
明日もがんばります!

収穫まぢかラフランス~2


10月19日からラフランスの収穫を始めます。
おかげさまで台風の影響も少なくラフランスの収穫が始められそうです。

今年は写真でもおわかりのように
上の方だけラフランスがなっていて、下の方の枝にはあまり実が付いていません。
これは大雪で下の方の枝が雪に埋もれてしまい折れてしまったからです。
この折れた枝に今年の芽が付いていたのです。

そして全体的に小ぶりです。これは夏に雨が極端に少なかったからです。
でもきっと甘みは最高にあるはず・・・
リンゴみたいにその場で食べられないのが残念ですが。

このラフランス、私がお嫁に来てから植えたものです。
その頃はバブルの頃で、千疋屋(東京の果物屋さん)で1個1000円もしていました。
もちろん私は食べたこともなく、
メロンと梨とリンゴが合わさったような味だと聞いていました。

お嫁に来て、ラフランスができる土地柄だとわかり
さっそくはじめちゃんにおねだりして植えてもらいました。
その頃は桃畑だったのですが、桃は細かい毛が飛ぶので
このチクチクするのがキヨノちゃんは大の苦手で
何とか切ってしまいたいものだと思っていたそうです。

そんな訳で桃はあっけなく切られ、ラフランス畑となりました。
桃栗3年 柿8年 梨のばかやろ~18年というそうですが
4~5年くらいから少しずつ収穫できるようになり今に至っています。

収穫まぢかラフランス


果樹園うめつでは10月19日からラフランスの収穫を始める予定です。
収穫まぢかのラフランスの写真を撮ってきました。
色も少し黄色みを増し、実も大きくなっています。
今年は見るからにおいしそ~

収穫したらすぐには食べられないのがラフランスです。
収穫後は2~4℃に設定された冷蔵庫に2週間以上入れる予冷をします。
一度冷やさないと美味しくならないのがラフランス。

予冷後また1週間くらい熟成に時間がかかります。
ラフランス泥棒がいない訳はすぐに食べられないからです。

はじめちゃんコレクション

はじめちゃんというのは山形の父(私にとっては舅さん)です。
お父さんと呼ぶのも紛らわしいし、じいちゃんというの何なので・・・
この頃、はじめちゃんと呼んでいます。すみません。


ラフランスの収穫が今年は10日ほど遅れているので
ちょっとの間仕事が暇になったので
春から鉢ごと土に埋めてあったはじめちゃんコレクションを掘りだしました。

これから寒い冬がやってくるのでちょっと早い冬支度です。
南国の植物は山形の冬にそのままにしておくと枯れてしまうのです。
はじめちゃんコレクションはミカン3本とビワ、ユッカです。

最終的には小屋の中に入れて冬を越すのですが
今は軒下に置いて過ぎゆく秋の空気をたくさん吸って
これから来る厳しい冬を乗り切ってもらいます。

それにしてもはじめちゃんは山形で育たないような植物が好きだな~
ミカンの木なんて何本枯らして、何本買っているのでしょう。
男のロマンか・・・でへっ!

稲刈りの終わった田んぼ


10月15日の山形県東根市の写真です。
稲刈りは東根市全体では90%くらい終わっています。
例年だと完全に終わっているのですが今年は天候が悪く
なかなか稲刈りが進みませんでした。
おかげさまで果樹園うめつは台風がくるまえに稲刈りも終わりホッとしております。

稲刈りが終わると、ちょっと淋しげな初冬の雰囲気になります。
雲が高いので秋だな~と感じる瞬間でもあります。

この時期、東根市の年寄りがいる家ではどこもコタツを出しています。
ファンヒーターを朝初めて点けました。
ホットカーペットはもちろん敷いています。

年寄りのいる家はもう冬支度です。
隣りの98歳のばあちゃんはもう電気毛布を使っているそうです。


黄金色からワラ色?薄茶色?ベージュ色?になりました。
9月中に終わった田んぼには新しく緑色の若芽がでています。
生命力はすごいですね。

東根の大ケヤキ~秋


東根小学校の校庭にある大ケヤキは国の天然記念物になっています。

この夏は暑かったので、がおって=元気がなくなっていないか・・・
もしかしたら紅葉しているかな?なんて思い見に行ってきました。
ちょうど仙台に帰る帰り道にこの大ケヤキはあります。
それでついついケヤキの様子を見に行ってしまうのです。

ケヤキのそばには柵があって近くには寄れませんが
柵の外でケヤキを見ていると、さやさやと音が聞こえるのです。
ケヤキが話をしているようで、とても心安らぐ葉音です
ケヤキのささやき♪かな?

大ケヤキのブログ 2010年1月24日
調べて見ると5回以上も大ケヤキのことを書いています。
東根にお嫁に来た時にはケヤキを見たこともありませんでした。
ブログを始めてからよく見に来ることになりました。
最初はネタ探しでしたが、今は気になって仕方ありません。

さくらんぼ東根駅前

奥羽本線のさくらんぼ東根駅には山形新幹線が停車します。
1999年 平成11年12月4日に開業した3階建ての駅です。

この駅前広場に佐藤栄助の銅像が立っています。
佐藤栄助はサクランボの佐藤錦の生みの親です。


サクランボを収穫している佐藤栄助と子供たちという橡です。
息子が高校を卒業してからは、駅にまったく用がなく
久しぶりに駅に行き、待ち時間があったのでシャッターを切りました。

うちから一番近い駅は東根駅(無人駅)で、このさくらんぼ東根駅よりも
一つ新庄寄り(北)にあります。
さくらんぼ東根駅は地上3階建ての駅で1階は売店兼小さな食堂、待合所、
1階の一部分と2階は市立さくらんぼ図書館、3階に改札があります。
図書館があるので学生さんたちがいつも集まって勉強?(たぶん?)をしています。


サクランボの実が折られて盗まれたこともありました。
ブロンズの像ですがサクランボの実はちゃんと赤くなっていました。

佐藤栄助物語

イチョウの木とギンナン


山形県東根市に堂の前公園という桜の名所があります。
その入口に7~8本のイチョウの木があり
少しずつ黄色く色づいてきています。


ギンナンの実が付いていないイチョウの木は黄緑色で
私の一番好きな色です。
ギンナンのたわわに実っている木はこれよりちょっと茶色く見えます。


たわわに実ったギンナンです。
落ちているギンナンを見たことはあるのですが
こんなに実の付いたギンナンを見たのは初めてです。
ギンナンが落ちていると臭くて・・・ついつい遠ざかっていました。
木になっている時には臭いはしません。あったりまえですよね~

イチョウは雌雄異株(しゆういしゅ)といって雄木と雌木に分かれています。
雌の木にギンナンが成りますが
落ちると臭いという苦情から雄の木が選ばれて植えられているそうです。

蔵王温泉~いが餅


蔵王温泉のおみやげに頂いた「いが餅」です。
山形風の発音で言えば「いがもつ」です。

笹の葉っぱの上に乗っていて、餅はやわらかく
笹をお皿にして口に持って行かなくてはならないほど
餅に味はなく,餅の味で、中身のあんこだけが甘いのです。
ご飯の代わりにも食べられちゃう。

米粒を黄色く染めて上に乗せたのがポイントで
いが餅というとこの手のい黄色いお米が2~3粒乗せてあります。
稲花餅というのが正式名称だそうで、伊賀餅と書く場合もあるそうです。
漢字で書くと黄色いお米が乗っている訳もわかります。

山形ではいが餅の他に笹の葉に乗っているものに「ゆべし」もあります。
どちらも古くから食べられているもので
いが餅はとくに蔵王温泉が有名ですが
肘折温泉や銀山温泉でも買うことができます。
もちろんスーパーでもいが餅もどきは売っています。
スーパーのいが餅は翌日になっても固くなりませんが
本物のいが餅は翌日になると餅なのでカチカチになります。
この固くなったいが餅を昔は火鉢で焼いて食べたり、
衣を付けて油で揚げて食べたそうです。

いが餅の里 さんべ←思ったよりもかわいいお店、喫茶店もやっているそうです。