月別アーカイブ: 2012年10月

過去の遠足シリーズ~11

宮城県大崎市岩出山にある 手打そば もみじ野 に
10月のある日曜日に行ってみました。
宮城県でお蕎麦を食べるのは本当に久しぶりです。


お蕎麦のガイドやガイドブックには出ている有名なお店です。
ナビと看板を頼りに細い山道を上っていきます。
こんな所にお蕎麦屋さんがあるのかしら?と思いつつ
車がたくさん停まっていました。
ペンションみたいな別荘みたいな建物に向かって坂を下りていきます。
ログハウス風な建物にはお客さんがびっしり、
外の椅子に座って待つように言われ、
下の方に流れている湧水を見に行き時間をつぶして30分あまり
テラスのパラソルの下の席に案内されました。秋のひざしが気持ちいい!


もみじ野蕎麦 天ぷら付きで1600円
お蕎麦は細めの二八、私たちの好みのお蕎麦です。
香りもよく、たれも美味しいです。


この天ぷらが付いています。1700円とはいいお値段です。
おいしいのとロケーションがいいので納得できますが
山形とついつい比べてしまいます。
すみません。
美味しかったです。ごちそうさまでした。

手打そば もみじ野

くるみのお勉強

日本で自生している種は
姫胡桃(ヒメクルミ)、鬼胡桃(オニクルミ)、
テウチグルミ=カシグルミ 
信濃胡桃(シナノクルミ)、これらの亜種、雑種が存在します。
オニグルミとヒメクルミを総称して和胡桃または沢胡桃と呼ぶそうです。


↑ 写真左がヒメクルミ、写真右がオニクルミです。
先日拾ってきたくるみを調べて見ると大小はあるものの
ヒメクルミ1割、オニグルミ9割という感じでした。

中国からきた胡桃をカシグルミ
アメリカからきた胡桃をペルシャクルミといいます。
売られているのは中国産とアメリカ産がほとんどで
日本のくるみはわずかだそです。

くるみの木は山間部の沢から、川岸、海岸にまであり
高さ 20 メートル以上になる落葉樹。

なぜくるみの木が川沿いに多いのか?
それは落ちた実は水に浮き、川に流れて拡散されて行くからだそうです。

また、くるみの木が高温多湿を好むからだそうです。
流れ着いたくるみは
数年かけ、大木になり、5月~6月、花を咲かせます。
胡桃(クルミ くるみ)は同じ木に、雄花、雌花、別々に花が咲き、
雄花と雌花の咲く時期が違い、一本の木では受粉出来無い事があります。
自生している、くるみの木は数本~数十本が群生している事が多く、
品種もバラバラであることが多いのです。

一番びっくりしたのは
くるみの木は他の植物の成長を抑制する物質を出し、
周りの木を枯らしてしまう事があり、
林業関係者や農家では、非常に嫌うそうです。
えええ???知らなかった、そんな厄介者の木だったのね~

そんなくるみも長野県多く栽培していて
交配して信濃胡桃という品種を作り出したそうです。
特に長野県東御市(とおみし)のくるみの里というのが有名です。

縄文時代から食べられている胡桃。
奥が深いですね。
今回はくるみ拾いを通していろいろと勉強させていただきました。

再度くるみ拾い

くるみの大好きな清さんがどうしてもくるみ拾いに行って見たいというので
雨が降りそうな中、おととい行った場所の近くに行きました。


こんな斜面にくるみが落ちています。
草の中を掻き分けながら拾っていきます。


斜面の下にはこんなきれいな川が流れています。
まるで安曇野みたい・・・
こんな所が東根市にあったのか・・・というくらいびっくりでした。
この川の近くには天然記念物の「イバラトミヨ」のいる川があるのです。
名水百選 小見川
というのを帰ってきてから知りました。


本日の収穫物の一部です。
くるみ拾いに燃える男がいるのでなり効率よく拾うことができました。


9時から出かけて12時に帰還、
くるみを洗っている頃には雨が降り出しました。

くるみを拾ってきた後にはちゃんと後始末です。
くるみ洗いをして、シートに並べて干します。
雨にぬれるので農機具小屋の中に入れて干しています。

自然からの恵みを頂いてかなりうれしい一日でした。
これで今年のくるみ拾いはおしまいです。
実はもう遅いそうで10月半ばくらいがいちばん拾えるそうです。
また来年がんばろう!と思うのでありました。

くるみ拾い~その後


拾ってきたくるみを桶の中に入れて水をいれます。
足で踏みながら外側の繊維質を取り除きます。


2~3度水を入れ替えて、ひたすらくるみを洗います。
ワインを作る時のブドウ姫???になったみたい!
いえいえ、くるみ洗いのおばばです。失礼いたしました。


ある程度繊維質が取れたら、ビニールシートの上に広げて乾かします。
夕暮れで屋根の下にしまったので写真がボケでしまってごめんなさい。
天気のいい日だと2~3日でできあがりです。

くるみ拾い

10月26日は待ちに待ったくるみ拾いの日です。
知り合いのオバサン(お姉さんにしておこう)が
くるみがたくさん落ちている場所を知っているというので
一緒に連れて行って欲しいとずっとお願いしていました。

私はくるみを拾うなんて初めてです。
まずくるみがどんな風に落ちているのかも知りませんでした。

くるみの林です。
川の河川敷にくるみの木がたくさんあります。
もう時期が遅くて木にはなっていませんでしたが下に落ちているのです。
相当拾われていてたやすく見つかる所には落ちていません。
草の中や藪の中のような見つけにくい所にはかなりあります!


拾い集めたくるみです。
大きいもの、小さいもの形も色もいろいろです。


画面左上の方は皮をむいています。
皮はもう茶色く腐っているものもあり
皮をむく時のあの感触は最初はざわ~~~っとしましたが
すっかりその感触にもすっかりはまってしまい
だんだんと目が慣れてくるとおもしろいように拾うことができます。

たまにとげとげの草があったり、
(これが眠りの森の美女にでてくるイラクサだ~)なんて
バカみたいなことを考えたり、もう自然に溶け込んじゃって・・・
一人で妄想にふけりながら、くるみを探しています。
そんな所には人もあまり入らないのかけっこう落ちています。
最盛期は10月中旬頃で、くるみが木から落ちている音が聞こえるそうです。
来年はもっと早く行くぞ~

楽しかった~楽しかった~
山形にお嫁に来てよかったと感じた日でありました。
明日は拾ってきたくるみをどう処理するかお伝えいたします。

ラフランスのご注文開始

10月25日(木)にラフランスのご案内の葉書を
17時に仙台市泉郵便局から投函しました。

果樹園うめつのホームページからもご注文を受け付けられるように
ラフランスの注文サイトをONにしました。


このラフランスたちをお届けいたします。

価格は昨年と同じですが
ラフランスの玉は夏の少雨のせいで少し小さめです。
その代わり、甘みはぎゅ~~~っと凝縮されている感じです。
今は冷蔵庫で予冷中、2週間以上は予冷したいところです。
そんな訳で初出荷は11月12~13日となりました。
どうぞよろしくお願いいたします。

大根のその後


すっかり見ない間に、大根の下の部分ができていました。
すみません、ラフランスばかり気になってしまって
まだ細いですが、大根おろしにすると辛くて美味しいです。
はじめちゃんは辛い大根おろしが大好きです。


カレーみたいに見えますが
実はこれ、なめこおろしです。
秋にはなめこがたくさんお店にでますので
たくさん買ってきて醤油と少しのお酒またはみりんで煮ます。
これを辛い大根おろしと一緒にして
炊きたてご飯に乗せると、もう何杯でもいけちゃいます。
食べ過ぎに注意なんです・・・
山形の朝ご飯の定番です。
うまい!秋の味!

国道48号線


ラフランスの収穫が終わって、5日ぶりに帰ってきた仙台です。
トンネルを抜けて宮城県側に出た時の写真です。
県境は自然がいっぱいなのにもう仙台市青葉区です。


ところどころ、色づいてきている国道48号線です。
16時前というのにずいぶん暗くなってきています。
秋の日はつるべ落とし、日暮れがどんどん早くなってきています。
とくに山の中はすぐにうす暗くなって、
車はスモールライトをつけなくては危ないですね。


作並温泉まであと少しの所でも黄色く色付いてきている木もあります。
山が全体的に色が変わってきています。
ここの所朝晩の冷え込みが厳しいので
まもなく山全体が色が変わってきます。
東北の秋はすぐに晩秋~初冬にかわっていきますだ!

ラフランスの冷蔵庫


ラフランスを入れる果樹冷蔵庫です。
6畳くらいの大きさでしょうか?
ここにコンテナに入れたラフランスを積んでいきます。


冷蔵庫の中はこんな感じです。
大きさ別に色分けしたコンテナの中にラフランスを入れてあります。


こちらはもう1台の冷蔵庫です。
5月からはお米の保管用の冷蔵庫になっていますが
いつもはラフランスの予冷用に使っています。
しかし昨年、今年と大雪で枝が折れてしまったために
ラフランスの収穫量が激減し、冷蔵庫を1つしか使っていません。

今年も冷蔵庫は1つだけの使用で、収穫量は少なめです。
これから最短で約2週間2℃で予冷をします。
ちょっと寒いけどおとなしく眠っていてね。ラフランスちゃんたち!

これからラフランスの案内のハガキを作ります。
がんばりま~~~す。

ラフランスの選別作業


10月21日ラフランスの選別作業をしました。
収穫してきたラフランスをL・M・Sにおおよそ選別して
Lは黄色のコンテナ、Mは緑色のコンテナ、Sはグレーの
コンテナに色分けして入れて、冷蔵庫に入れます。

この作業がなかなか大変、
L=279~250g これ以上は2L、3Lの規格あり
M=249~191g
S=191g以下
これを手でもった感じで分けていきます。
最初は計りで計りながらやっていますがだんだん勘が働いてきて・・・

コンテナにはラフランスが23キロくらい入りますので
これを七段重ねて冷蔵庫に入れるのがこれまた大変です。
本日は清さんがお仕事だったので、
はじめちゃんと私で何とか冷蔵庫に入れました。
お米に続いて重いのがラフランスのコンテナです。
秋は力のいる作業が続きます。