日別アーカイブ: 2012年10月3日

脱穀作業

稲刈りをしたら、籾摺り作業をやります。
この作業が一番大変かな?籾やノゲでチクチクします。


籾摺り作業をしています。
重い30キロの米袋を持つのでお手伝いの男の人を頼みました。
平日なので清さんは参加できませんでした。


籾がらが袋に落ちていきます。
この籾がらをとる作業を私がやっています。
「ぬかとり」と言います。

籾がら=ぬか
玄米をむいた時にでるぬか=こぬか
というそうです。

糠みその糠は本当はこぬかというのですね。

この籾がら実はとてもいいことがたくさんあるのです。

籾殻は軽くて珪酸(ケイサン)を多く父君絵
撥水性に優れていて、軽量で扱いやすく
もっとも容易に手に入るものです。

つまりどの米農家でも処理に困っているということで
家では畑にまくことはもちろんですが
欲しいというはじめちゃんの友人にあげたりしています。

・籾殻(もみがら)の特徴
 珪酸(ケイサン)を多く含有する。
 撥水性に優れる。
 軽量で扱いやすい。
 分解しにくい。

・籾殻の活用方法
 土壌改良剤として土壌にすきこむと・・・
 ①水捌けが良くなる。
 ②土壌が柔らかくなる。

 地表面に堆積させると・・・
 ①日差しを遮り、防草(草が生えにくい)効果がある。
 ②地表面からの水分蒸発を抑制し、保湿効果がある。
 ③ハウス等では保温効果を期待できる。

 果樹園・農園の水捌け対策に・・・
 水捌け用の暗渠を作成する際、
内部(空洞にする部分)に埋め込むのに利用できる

 畜産業に・・・・
 酪農(牛・馬等等)の家畜の小屋の床に引きつめることにより、
保温や衛生面等の多方面のメリットが生まれる。

・籾殻の灰の活用方法
 石灰の代用として、酸性土壌の中和剤として使用できる。

これを読むと昔は自給自足の生活に欠かせない物だったようです。
キヨノちゃんから聞いたのは「糠釜」なるもの・・・
糠でご飯を炊いたり、長く時間のかかる煮物などをするマコトに便利な釜だそうです。

今私が一番欲しいもの。それは糠釜
ありました、ありました!
ぬか釜

でもみんなから反対されています。
昔は糠釜からの出火で火事が多かった・・・
ちゃんと糠釜用のコンクリートの部屋を作らなければ危ないとのこと

そんなわけで、コンバインが380万円もするし、米乾燥機は500万円もするので
はじめちゃんは1億円当たったら作ってやる~と言っています。
はじめちゃんの夢は1億円当てて、大きな農家をやることだそうです。

100歳まで元気でおいしいお米や果物を作って下さい。