月別アーカイブ: 2012年11月

お歳暮の発送

ラフランスのお歳暮用の発送が始まりました。
毎年、12月1日に到着するように送ります。
中国、四国、九州、北海道は2日かかるので
11月29日に発送しないと12月1日に着きません。

11月末は宅急便屋さんも大忙し。
猫の手も借りたいほどです。
荷物を集める集荷だけでなく、配達が大変なのだそうです。
ちょうど、新米のお返しや早だしリンゴやラフランスのお返しが
田舎にむかってどどどっど~~~~っとやってくるのだそうです。


クロネコヤマトのマークの由来は、母猫が子猫を運ぶ時に
一番怪我をしない所をくわえて運ぶ所からきているそうです。

黒猫になったのは広報課の方のお子さんが猫を黒く塗ったことから
これはいい!ということで決まったとか・・・
(すべてヤマトの広報からの情報です)


左側の写真は営業所に置いてあるネコピットという
送り状を印刷してくれる端末です。

右側はドライバーさんの持っている端末機で
集荷の依頼が来ると「にゃ~」と鳴いて知らせてくれるそうです。
4つの音の中から選べるシステムだそうですが
これはさっそく明日ドライバーさんに聞かなきゃ。

またドライバーさんの使っている軍手のゴム部分が肉球になっていたり
猫にこだわっている会社なのです。


宅急便の絵が描いてあるダンボールは
ウォークスルーボックス と言って350円もするのですが
窓をくりぬいて、猫ちゃんのおうちとして使っている人も多いそうです。


この猫はうちの猫ではありません。
クロネコヤマトの猫キャラ図鑑からお借りしました写真です。

集荷依頼の電話も再配達の電話もすべてドライバーさんにかかってくるので
ドライバーさんは大忙しです。

荷物を送る時に「どうか1度で配達されますように」と祈る私でありました。
なぜって~
ドライバーさんが超忙しくて、
果樹園うめつに集荷に来るのが19時くらいになってしまう時には
一緒にトラックに積み込んだり、私もお手伝いをします。

サクランボやラフランスは翌日着く宅急便がないと
成り立たないのです。
だからどうしてもドライバーさんの肩をもっちゃうのでありました。

どうぞ皆様もクロネコヤマトの宅急便をよろしくお願いいたします。
ドライバーさんを温かく見守ってあげてください。

山は雪~

11月28日のお昼過ぎに関山峠を越えて山形にきました。
作並温泉を過ぎたあたりから、路肩に雪が積もっていて
山肌にも雪が少し残っていました。


11月28日お昼頃の関山峠。
作並温泉からトンネルへ向かって3キロくらい行ったところです。
このままいくと山形県側は雪かなと思っていたら、

山形県側に下りると雪はほとんどなく
宮城県側の一部に雪が残っていただけでした。
山形県側の気温は4℃、前回峠を越えた時が1℃だったので
それほどの冷え込みでもないようです。

東根市内にくると、月山が真っ白で、遠くに見える朝日連峰も白くなっていました。
この1週間で紅葉から冬山へと季節は一気に動きました。

11月27日は山形県の庄内地方で吹雪になりました。

11月27日午後2時頃の国道112号線の月山第一トンネル付近です。
山形新聞からお借りしました。
道路は圧雪でノロノロ、風も強く、庄内では被害もでたそうです。

11月末には必ず雪が降る・・・
それからは12月末くらいまで、いいお天気なんてことは毎年あります。

一度ドカンと雪が降って、冬に向かう覚悟を決めるのだけれど
いっこうに雪が降らず、気が緩んで・・・なんてことがよくあります。

ラフランスの発送準備

11月27日は仙台でも雪が木の葉と一緒に飛んでくる寒い寒い日でした。
道路は木の葉が渦を作って舞いあがっているし
風と共に雪は舞っているし

山形でも雪が舞って、風の強い寒い寒い日だったようです。
仙台滞在24時間ですが、仙台でもこんなに寒いとは・・・
また28日から山形在住となります。
ラフランスのお歳暮の発送に向けて準備が始まります。


ラフランスの発送にはいろいろなお仕事があります。
はじめちゃんは冬支度の合間にラフランスの軸を切ってくれています。
軸があると詰めにくいだけでなく、傷をつけてしまいます。

今までは詰めながら、キヨノちゃんが切っていたのですが
今でははじめちゃんが前もって切ってくれるようになりました。

ラフランスの収穫

冷蔵庫で予冷

冷蔵庫から出して熟成

ラフランスの軸を切る

箱作り 伝票書き

箱詰め お値段の計算

点検 パンフレット作り、

発送

だいたいこんな感じですが
はじめちゃんは箱作りやラフランスの軸を切ったりしてくれます。

漬物準備

山形を代表する漬けもの、青菜(せいさい)を収穫するキヨノちゃんです。
冬の始まりの晴れている日には漬物の準備をします。

午後の日差しは写真には柔らかく写っていますが
空気はピリリと冷たく、午後3時を過ぎると急に気温が下がってきます。

収穫した青菜は数日間干して、柔らかくしてから水で洗います。

すべてキヨノちゃんのお仕事です。
「好きにやってるからかまねでけろ」
「やってもらいたいことがあったら呼ぶからね」と
言ってくれます。

まだまだ漬けもの師匠は現役です。
私はお手伝い、猫の手であります。

キヨノちゃんの青菜漬けは酒と青菜漬けの素だけで漬けます。
こうすると少し気温が上がってもカビが生えたり
ぬるぬるになって腐ったりしないそうです。
お酒の力ですね。


漬け上がった青菜漬けです。
実際にはまだ漬け上がっていないのでお借りした写真です。


いろいろと試行錯誤をして
知人などに聞いて、試食して、美味しい漬け方がこの「青菜漬の素」を使うことでした。
漬けもの名人は村中にいます。
美味しい漬物があると聞けばたちまち口コミで広まっていきます。
お茶飲み会を通して美味しい漬物はどんどん広がっていくのであります。

あじまん

シナモンアップルカスタードあじまん

11月の土日祝限定の「シナモンアップルカスタードあじまん」です。
23~25日の3連休でようやく買うことができました。
この3連休で限定あじまんは終わりです。

あじまんを売っているおばさんたちも去年と同じおばさんでした。
3月以来の再会です!
あじまんのお店が出ると冬が来たな~と思います。

シナモンアップルカスタードあじまんだよ~といって
二人にお土産を買ってきました。

はじめちゃん、いわく
梅ジャムが入っている
キヨノちゃん、いわく
なんかわからないジャムが入っている

とにかく年寄りにはよくわからない味みたいです。
でも「うまかったにゃ~」「ごっつぉおさま」

私はジャムみたいなアップルもどきが
もっとゴロゴロしたリンゴだったら、もっと美味しいと思いました。
価格的にゴロゴロリンゴは難しいのかもしれません。

よ~く下のパンフレットを読んでみると
「シナモンが利いたアップルジャムのさわやかな酸味と
カスタードのまろやかな甘み」ですって。 ↓


1個100円は安いと思います。
だから文句はいいません。
あじまん大好きですから!
もっとがんばってもらいたいです。

冬支度


坪庭の雪囲いです。
小さな坪庭ですが植木が折れないようにしっかりと雪囲いをします。
はじめちゃん作です。

この木と木を縛る荒縄ですがこのところ在庫が少なく
お一人様2個までと言われてしまいました。
荒縄の材料がないのでしょうか?

これが ↑ 荒縄、わら縄とも言われている縄です。
植木屋さんにはなくてはならない縄です。
垣根などにも使われますが
日本産はわずかだそうで、ほとんどが中国産だそうです。


リンゴの木を見守り続けていたカラス軍団も
お役御免となりました。
からすを連れて帰ってきたはじめちゃんをパチリ!
このからすを持っているとみんな笑顔になりますね。

からす軍団は来年の夏まで屋根裏部屋での冬眠になります。

タイヤ交換

軽トラックは農家にはなくてはならない車です。
軽トラックはあるけれど、乗用車はありません!
という家もあるくらい便利な車です。

この軽トラックにもみじマークあるいは四つ葉マークを貼っている車が
なんと多いことか・・・
買い物に行くとじいちゃん、ばあちゃんが仲良く軽トラックに乗って
お買い物~なんて姿はよくよく見かけます。
病院にも軽トラックで行きます。
冬は暖房のみでいいけど、夏はクーラーがないのでちょっと辛いですが。


その農家のお役立ち軽トラックのタイヤ交換をしている
はじめちゃんであります。

11月23日は勤労感謝の日、この日は朝から冷たい雨でしたが
昼からは雨も少しの間上がり、ちょっとだけ降ったりやんだりでした。

ついでにはじめちゃんの乗用車の方もタイヤ交換をして
24日からの雪マークに備えました。
「はじめちゃんの勤労にいつも感謝しております」~家族一同より

そんな元気でがんばっている、
はじめちゃんにいつかプレゼントしたい車 ↓

EV軽トラック、ミツビシの電気自動車の軽トラックです。
補助金を使うと130万円くらいだそうです。
軽トラックは長い道のりを走るのではないので、
電気自動車にとても適していると思います。

現在の軽トラックはガソリン車で、
月の1回給油で空っぽになるということはまずありませんので
ガソリン代で元を取るというとちょっと難しいかもしれません。

でも果たして電気自動車で4WDはできるのでしょうか?
農家で一番必要なのは四駆です。
ぬかるんだ道や畑の中でも走らなくてはならないので
ここのところがちょっと心配ですが・・・

いい夫婦の日

11月22日は「いい夫婦の日」とラジオでさかんに言っています。
22日は朝から、ラフランスの発送で大忙し。

横目で、はじめちゃんとキヨノちゃん夫婦を観察していると
かなりいい感じ。
二人で漬物用の青菜(せいさい)を畑から収穫している。
もくもくと作業、
これがいい夫婦の姿かな?

50年以上も連れ添うとこうなるのか・・・
こうありたいものです。

22日はこの冬初めて氷点下になった山形県です。
山形県東根市-2,9℃ こんなに冷え込んだんだ・・・信じられない。
冬日だそうです。冬日なんだ。。。。。。
とうとう来たという感じです。


朝8時裏の畑に行ってみると一面真っ白に霜が下りています。
キャベツも葉っぱの表面に白い霜がついています。
解けて水滴になっている部分もあります。


霜でしおれてしまった春菊(手前)です。
霜が解けてくると、不思議とピンとなってきます。
昼間には元の通りになります。

晩秋の畑の収穫物は青菜(菜っ葉)で最後です。
大根もネギもみんな土に埋められています。
畑も冬支度です。

山形で初雪のたより

11月21日 山形市内で午前8時頃初雪が降った、とのことです。
東根市内ではみぞれや雪は降らず・・・
それでも最低気温は、東根0.7度、高畠1.1度、新庄1.3度、
大井沢(西川)氷点下0.1度、肘折(大蔵)0.1度、尾花沢0.5度
米沢1.9度、山形2.7度、酒田3.7度
かなり冷え込んだ山形県内でした。

そんな中、第2回目もラフランスの発送に向けて
ラフランス詰めのお仕事が始まりました。
足、腰の痛みはほぼ消えて、元気にがんばっているキヨノちゃんです。

ラフランスを詰めるキヨノちゃんです。
この作業場は火の気はありません。
暖かくするとラフランスの熟成が進んでしまうのです。

ラフランスはじっくり、ゆっくり時間をかけて熟成します。

発送を待つ「おしんラフランス」たち。
おうちに着いたらどうぞよろしくお願いいたします。

11月のパン教室


ヨーロッパの家庭のリンゴパン アプフェルブロード
紅玉リンゴを薄く切ったものに砂糖、サルタナレーズンをまぶして
その上に丸めたパン生地を置いて
牛乳と生クリームのソースをたっぷりかけて焼いたパン。

この台はロウソクで温められるようになっていて
熱々でパンを食べられるようにしてあります。
先生の演出ですがおしゃれですね~

パンというか熱々のデザートみたいなパンで
取り分けたものに焼いた時に使ったソースをかけて食べる。 ↓

写真左はアップフェルブロードを取り分けてソースをかけたもの
右はリンゴとセロリをマヨネーズとはちみつ、ホワイトビネガーであえたサラダ

残りの生地で作ったパンは おさつブレッド

アップフェルブロードの生地にふかしたサツマイモを切ってバターで炒めたものを
巻き込んで、ツイストさせて大きな型に入れて焼いたもの。

サツマイモのいい匂いと柔らかい生地のふわふわなパンができあがりました。

今日のパン教室は生徒さん4人でやりました。
3人だったり、5人だったりその日によって違いますが
みんなで協力して作るのは家庭科の調理実習を思い出します。

本日はコメントを下さるKINさんと久しぶりにご一緒でした。
焼き立てのパンをお昼に頂けるのが一番の楽しみ~
月に1回の教室ですが、まるでランチタイムのようににぎやかです。

米農家の私ですが、たまには異文化交流もいいものです。
もちろんラフランスファンやサクランボのお客様もいて
山形の食文化と美味しいものの宣伝マンの役割もしっかりやっています!

でもお家に帰ってからは自分で焼いたことがほとんどないので
月に1回、焼きたてのパンを食べに行っているといわれても仕方ないか・・・
おみやげパンを清さんや山形の父母に試食してもらっています。


アポーリア テリーヌ型に入れて焼くともっとおしゃれです。
このテリーヌ型を一番上の写真のロウソクで温める台の上におきます。
どんなものを入れてもおしゃれになりますね~さすがフランス製