月別アーカイブ: 2012年9月

稲刈りの準備

何でも早く早くやらないと気がすまないはじめちゃんは
雷鳴が遠くで鳴っているにもかかわらず
籾すりの時に籾殻が隣りの家に飛んでいかないように
ブルーシートで即席の壁?のパイプを組み立てています。

左側の家が隣りの家です。
写真後方は裏の畑とその向こう側は長瀞児童センターです。
そちらの方に糠や籾がらが飛んで行かないようにブルーシートを張っています。

16時半くらいから遠くで雷の音が・・・
「雷さま(らいさま)くるで~やめろちゃ」と言ってもなかなかやめません。

とうとう大きな雨粒が落ちてきました。
あっという間に土砂降りの雨。
稲光もピカピカ。
この雨は17時頃から20時半頃まで続きました。
いや~久しぶりの雨です。
ラフランスや秋野菜の芽にとってはうれしい雨でしょう。

ただ一つ気がかりなのは、田んぼがぬかること・・・
はじめちゃんは夕ご飯の時も浮かない顔でした。
いっぽう、きよのちゃんは大根や白菜の芽にとっては
うれしい雨と対照的です。

嫁の私はどちらの肩を持ったらいいのか・・・悩むところです。
てきとうに相槌を打ちながらご飯を食べるのでした。
嫁も25年も経つとけっこうずうずうしく生きているのでした。

残暑!がおる・・・


連休明けの9月18日は敬老たちもびっくりの暑さ!
(ラフランス畑の写真もボケてしまった・・・
これでも夕方行ったのですが・・・ごめんなさい)

東根市は台風によるフェーン現象で34.6℃まで上がりました。
東根市の9月の観測至上最高気温だそうです。
日本海側の山形県鶴岡市は35.9℃で
なんと今年最高の気温が9月にでてしまいました。

青森県、秋田県の日本海側でも今年最高気温が18日にでました!
もうびっくり!リンゴの日焼け被害がますます進んでしまいます。

19日はお彼岸の入りだというのにこの暑さはなんでしょう!
異常です。

ラフランス畑も「がおって」います。
「がおる」=がっくりして元気がないという感じよくでているでしょう?
疲れてしまった時に
「がおったっちゃ~」というように使います。

山形弁の辞書によると ↓
「がおる」とはもともと山形県および宮城県方面で使われた方言で
「(病気などで)具合が悪くなる・弱る・疲れる」、
または「(都合の悪い事態に)青くなる・落ち込む・ヤル気がなくなる」と
いった意味で使われる(北海道の一部でも同様の意味で使う地域がある)。

19日も34℃の予想でますます「がおりそうです。」

大根の芽~その後


9月17日の大根の芽です。
ずいぶん大きくなったでしょう。
ギザギザの本葉が出てきました。

雨が一度降ったのですが、
豪雨ならぬ雷雨で葉っぱはすっかり泥だらけになりました。
はじめちゃんがジョウロに水を入れて洗ってくれたのですが
すっかり虫に穴だらけにされてしまいました。

暑くても夏野菜の収穫もそろそろ終わりです。
ナスの皮もずいぶん固くなりました。
キュウリもちょっと寒くなると実がなりません。
これからは秋野菜の季節です。

9月13日のブログより

田んぼの見廻り

稲刈りが近づくと田んぼの水の状態が心配になります。
稲を刈るコンバインは重量があるので、田んぼがぬかってやわらかいと
キャタピラーが土の中にもぐってしまい動かなくなってしまうのです。

夏の間に溝掘りといって、田んぼに十文字に溝を掘り
水を抜いて田んぼの土を固くする作業をします。
それでも雨が降ったりすると水が溜まってしまうのだそうです。


この田んぼは土地が低いので
雨が降ると水がたまってしまいます。
この前久しぶりに恵みの雨が降ったのがこの田んぼにたまったのです。
果樹にとっては恵みの雨
田んぼにとっては心配の雨です。


このまま田んぼに水があるとコンバインが立ち往生するのでは・・・と
はじめちゃんは、たいそう心配になって
田んぼの水をポンプで汲み出すことにしました。

雨が降っても降らなくても心配の種はつきないはじめちゃんなのでした。

苗を植える人、見守る人


はじめちゃんがリンゴの苗を植えました。
大粒のナシの苗も植えました。
畑の見廻りも大切な仕事です。
この日は朝、はじめちゃん付いて
私もラフランスと稲の様子を見に行きました。

はじめちゃんは毎日前を前を向いて歩いています。
次の次のことを考えながら歩いています。
だから忙しい・・・

この畑も草を刈ったばかりです。やらずにはいられない・・・
そんなはじめちゃんです。

写真を撮るからこっちを向いてといっても
なかなかこっちを向かないシャイなはじめちゃんです。

朝露

6月下旬のサクランボの時には朝4時には明るくなったのに
今は朝5時にようやく明るくなります。
9月14日の山形県の日の出時間は5時19分です。
 
朝、畑や田んぼに行く時には長靴をはいていかないと
朝露で靴がびっしょりになってしまいます。
葉っぱもぬれているので手袋もびっしょりになります。

田んぼの様子をはじめちゃんと見に行ってきました。
朝6時です。私がちょっと寝坊をしてしまいました・・・

その時に撮った写真です。

稲の葉っぱに朝露が・・・
きれい!

これを集めてお茶を入れるとおいしいとか~気が遠くなりそうです。

ますます黄金色


9月13日だというのにまだ32℃もある山形県東根市です。
この頃はいつも長袖を着ているのに・・・なんでしょう。
こんな年は初めてです。
仙台でも真夏日が続いています。

こんなに暑くても田んぼは黄金色になっています。
イナゴもたくさん飛んでいます。
稲刈りの準備もそろそろでしょうか?
少しずつあわただしく、そして忙しくなっていく農家であります。

大根の芽


冬に食べたり、漬物用にする大根の芽がようやく出ました。
雨が降らなかったのでなかなか芽がでなくてやきもきしましたが
かわいい芽が出てきました。よかった~
土の上にまいてあるのは「籾がら」です。
籾がらを土の上にまくことで乾燥を防いでいるそうです。

9月2日の大根の種まきのブログ

写真は9月10日のものなので、9月2日に種まきをしたので
約1週間で芽がでました。
9月11日の夕方には待望の雨が降りましたので
大根たちにはとてもいい雨だったと思います。

大根の品種は「役者大根」
青首大根系の「耐病総太り」←恐ろしいネーミングです。
私も食欲の秋の総太りにならないように気を付けます。
大根は総太りになってほしいですね~

鳳鳴四十八滝~夏バージョン

国道48号線の国道沿いから歩いてすぐの所にある「鳳鳴四十八滝」
ちょうど夕暮れだったので少し暗く写ってしまいました。 


だ~~~れもいない展望台ならぬ、滝見台はちょっとぶきみです。
滝の音はさわやかで涼しく(ちょっと肌寒く・・・)

滝の音は絶えて久しくなりぬれど名こそ流れてなほきこえけれ
百人一首 藤原公任


この小径を10mほと歩くと滝見台に到着です。
(火野正平のこころ旅の真似をすると→とうちゃこ です)
こんな近い滝だと気晴らしにと眠気さましに車を下りて滝をみます。


目の前は国道48号線、車はひっきりなしに通ります。
仙台というと都会のような響きがありますが
実は国道から滝まで1分という自然に恵まれた杜の都であります。

鳳鳴四十八滝~秋バージョン

枝豆(秘伝)


枝豆の最後の品種、晩生品種の秘伝(ひでん)です。
この枝豆を食べると稲刈りだな~と感じます。初秋の味です。

枝豆として収穫しない時には秋まで待って
完全にカラカラにして青豆(大豆)として収穫します。
お正月に豆を水で戻して煮て、数の子と合わせて食べます。

大豆として収穫した時には自家製の味噌を作っていたそうです。
こたつの季節にはワラに包んで自家製の納豆も作ったそうです。
昔は自給自足の生活、買うのは干した魚くらいだったとか。
お客さんが来た時やお祭り、お正月など特別な時に
飼っていた鶏をつぶして食べたのがおいしかった・・・と
きよのちゃんがよく話してくれます。


太陽に輝く枝豆のうぶ毛です。
毛がほとんどない枝豆もありますし
この秘伝のように毛がいっぱい生えている枝豆もあります。

毛がいっぱいある枝豆は塩で米をとぐように
枝豆をこすり合わせて汚れと毛をとります。
そして水でさっと洗って(洗わないでそのままの方もいます)
茹でるのがおいしいですよ。

収穫はお彼岸のちょっと前頃、20日頃と予想しています。