月別アーカイブ: 2013年6月

雨に濡れたサクランボ


6月19日夜半からの恵みの雨はお昼には上がり
少し蒸し暑い午後になりました。

雨が上がってすぐサクランボの様子を見に行きました。
これはハウスの掛かっていない露地のサクランボ(佐藤錦)です。
実はツヤツヤと光っていかにもおいしそ~
でもまだ若い味です。甘みがイマイチ、味に深みがない。
君たちもう少しがんばってくれたまえ。
でもこの雨に濡れたサクランボはお日様に照らされると弾けて割れてしまいます。
だから
雨よけハウスをかける技術が進みました。
本当はこのざっくり割れたサクランボが何よりも美味しいのですが
「弾けちゃった♪サクランボ」です。

毎日サクランボの顔を見にくると
木それぞれに味が違って
成熟度も違っていて
木も個性がはっきり出ます。
人間と同じですね。

雨が降ってサクランボの木も草もイキイキとしています。
ここぞとばかり雑草天国になります。

梅雨に入りました

6月18日にようやく東北地方も梅雨に入りました。
仙台は朝から雨模様ですが
18日の山形はさっとご挨拶程度に雨が降っただけでしたが
19日夜半過ぎから本格的な雨になりました。
ホッと一安心です。

田んぼには水がちゃんとあります。
山から水が流れています。
山のダムの水位は低くなっているようですが
今のところ苗もすくすくと育っています。

西の方は田んぼが干上がってしまったテレビ映像もありましたが
本当にお気の毒です。
今は稲もサクランボもリンゴもラフランスも育ちざかりです。
すくすくと育ちますように。祈るばかりです。

リンゴも大きくなりました


5月末に摘果したリンゴの実が紅さやかと同じくらいの大きさになりました。
摘果作業をすると栄養が集中するので急に大きくなるようです。

リンゴもラフランスも雨が欲しいのは同じですが
根っこがしっかり張っているので、地中深くから水分を吸っているのでしょうか?

木の葉が枯れてしまうくらいまでいくともう干ばつも末期の状態です。
そのようにならないように、雨が少しでも降ってくれることを祈っています。

紅さやかジャム

皆さんがあまりにも美味しそうに紅さやかジャムを作られるので
私も~真似をしてやってみました。
実はサクランボを加工するのは初めてです。
種を取るのはかなり大変でした。包丁で切りながらやってみました。
そして砂糖を入れて煮たら、あっという間にできあがり。


5倍くらいあったのですが、清さんがアイスクリームにかけて食べちゃいました。
甘さ控えめでかなり美味しいです。
思ったよりも水分があるのですね?
想像していたよりもやわらかい感じにできあがりました。
自然の色は何ときれいなのでしょう。

Sさんの作品です。 ↓

種を取るのが大変だったと書いています。


種を取る道具が右です。
これがあったら簡単に取れるのでしょう。
種は初めて取ったのですが、かなり実にしっかりついています。


甘い香りが漂ってくるようです。

紅さやかはもう少し木になっています。
もしご入用の方はお早めにご連絡下さい。

ようやく少し雨が

6月15日の夜半から朝まで、ようやく少し雨が降った山形県東根市です。
何日ぶりの雨でしょうか?
仙台は15日は一日中降ったりやんだりでしたが
やはり奥羽山脈があるせいかなかなか日本海側に雨が降りません。
でもちょっとだけ安心しました。
お祈りいただきまして本当にありがとうございます。

紅さやかを毎年買って下さる小学校の時からのお友達のTさんが
紅さやかジャムの写真をアップしてくれました。

一つは自宅用に、娘さんに、お母様に、お母様の友人に作られたそうです。
レシピも教えてくれました。

さくらんぼ(紅さやか) / 正味500g
グラニュー糖 / 250g
レモン / 1/2個
コアントロー / 大1

■レシピを考えた人のコメント
紅さやかで作ると本当にきれいな真っ赤なさくらんぼジャムになります♪
爽やかな甘さのジャム…ブレッドはもちろん、アイスやヨーグルトにかけて召し上がれ!!

Tさんのブログから

佐藤錦の標準木

東根温泉と堂の前公園の中間にある東根農協の低温倉庫の前にある
佐藤錦の原木(三代目)と言われている木です。
サクランボの実があまりついていません。
今年のサクランボは地域によってほとんど実がついていない所と
まあまあ実がついている所と分かれています。

サクランボの本場といわれている神町地区はほとんど実をつけておらず
村山市の山沿いのあたりは昨年実をつけなかったのですが今年は豊作のようです。
果樹園うめつのある長瀞地区は豊作ではないものの、
バラっといい具合に実がついています。
本当に感謝です。

例年であれば水分をたっぷりと吸って大きくなっていくのですが
14日の午後の降水確率は60%と予報があったのですが
残念ながら雨の降る気配はありませんでした。


実がほとんど付いていないので
雨除けテントもかけられていませんでした。
下草も伸び放題で、その姿は何ともあわれです。
サクランボの葉っぱは水が欲しい、と叫んでいるようです。

紅さやかの収穫

6月13日、いよいよ紅さやかの収穫が始まりました。
いまだに雨の気配はなし!
本日も晴天なり。朝の4時半です。
朝から日差しが強いです・・・


「紅さやか」=「佐藤錦」×「セネカ」を交配したもので
1991年に品種登録された新しい品種です。
佐藤錦の交配木として、佐藤錦と相性がとてもいい品種です。
紅さやかの周りの佐藤錦は必ずなる!というくらい、抜群の相性です。
相思相愛かな?
でもお味はやっぱり佐藤錦が一番甘いのです。

サクランボたちは朝日が当たってキラキラ輝いています。
サクランボは朝がよく似合います。
朝はとてももぎやすいのです。軸離れがいいというのでしょうか?
軸が枝からポキッと取れる感じです。
これも気持ちがいいです。

日中温度が上がってくると
サクランボの軸が柔らかくなり、枝から離れにくくなります。
これはサクランボにとってもストレスです。
もぐ時にはサクランボの粒には触らないように~
優しく丁寧にそして迅速に


おおお~はじめちゃんもキラキラ輝いています。
逆光♪
早寝早起き、本当に元気です♪

豆まき~

6月12日になっても雨が降りません。
宮城では朝から霧雨が降り、しっとりとした空気だったのに
奥羽山脈に雲がぶつかって宮城県側に雨雲ができるそうです。
山が高いのも困ったものです。
守られていることもあるのですが・・・

雨待ちをしていましたが、一番最後に収穫できる枝豆(秘伝という品種)を
そろそろ蒔かないといけないので、本日豆を蒔くことにしました。

昼間に蒔くと、どこかでカラスやハトが見ていて
人間がいなくなると必ず蒔いた豆を食べて歩いていくそうです。
鳥は目がいいのです。必ず見ているそうです。

そんな訳で、豆を蒔くのは夕暮れです。
鳥はとり目だから夕暮れはめっけられないとキヨノちゃんが言います。
(鳥は朝早くて、夕方も早い だそうです。)
18時を過ぎたあたりに豆を蒔く畑に行きました。
あたりは少しひんやりとして一人だとちょっと怖い?

ヒモをまっすぐに張って、足の大きさ+2~3センチ(だいたい25センチくらい)
を目安に、二粒ずつ蒔いていきます。
これを4本分蒔きました。
キヨノちゃんと二人だったので、40分くらいで終りました。

うちも怖い案山子を作ろうかな?
練習頭?(昨日のブログ)もマネキンもいないし・・・
鳥に豆を見つけられないように祈るだけです。

カラカラの畑の怖~い案山子

この畑は豆を巻いた畑です。
うちの畑ではありませんが・・・枝豆です。


かなりインパクトのある怖い案山子です。夜見たらぞぞぞ~。
たぶん頭部は美容学校でカットの練習で使うものでしょう。
それにしても、雨が降らないのでうらめしげです。
黒いビニールはカラスに似せたカラス案山子です。
苦心のあとが見られます。


こちらは奥の方に立っている案山子です。
ちょっとお茶目な感じです。

それにしても雨が欲しいです。
豆は芽がでません、このままだとカラスの餌食になるよ~
このあたりは美容学校に通っていた生徒が多いのか
ところどころで恐怖の案山子が見張り番をしています。
がんばれ!

雨よ降ってくれ~

6月11日の仙台市泉区は久しぶりの雨が降っていますが
山形県東根市はまったく雨の気配はありません。
台風が発生したのに、山形県の週間予報は雨マークがありません。
気温も30℃を越えました。
トホホ・・・
雷雲が発達して、雨が降ってほしいです。
サクランボの粒もあまり大きくなりません。


佐藤錦の双子ちゃんみっけ♪
真っ赤になったらかわいい双子ちゃんになりますね。


日当たりのいい枝ではかなり赤くなっている実もあります。
ちょっと気の早い子もちょっと恥ずかしがり屋のおくての子もいて
サクランボ畑はにぎやかです。

でもどの子からも雨が欲しい!という声が聞こえてきます。