東北大震災から初めて、亘理町、山元町の海沿いに行きました。
これまではどうしても行くことができず
教会の牧師先生に献金を託したり、布団や必要な物の援助などは
サマリタンズパースや教会を通してしていましたが
実際にこの目で被災地に行くことはしませんでした。
そのきっかけは1冊のパンフレットの中の
鳥の海ふれあい市場ができたという記事を見つけました。
これは行ってみるっきゃない!
しかし車を走らせてみると瓦礫は無いものの
大きな船が道端に横たわっていたり、
ブルーシートで覆われた家や家の中には何にも無い家など
とてもとてもカメラなどは向けられませんでした。
プレハブの建物が海のすぐそばに建っています。
このあたりは津波でみんな流されてしまった所だそうですが
地元の人たちの活気があふれて
お客さんもたくさん訪れていました。
今日の海はとっても穏やかです。
あの津波があった海とは信じられません。
このすぐそばにふれあい市場の建物が建っています。
ほっき飯 680円
ほっき貝やホタテもたくさん乗っています。
ニンジンやごぼうの味付けがとってもいいんです。
ちょっと甘めなのがご飯に合っています。
復興弁当 一念発起の「ほっき飯」
このネーミングは4月から何か新しいことをはじめよう
という人にぴったりです。
建物の中にはテーブルが4つほどあり
無料でお吸い物を飲むことができます。
お吸い物はセルフサービスで、貝やネギ、豆腐が入っているお椀に
自分で熱々のお汁を注ぎます。
これがほっき飯と合って最高に美味しかったです。
はらこ飯や焼き魚、ホッキの串焼、白子のフライなどサイドメニューも豊富です。
潮風に吹かれながらぜひ食べてみてください。
これからの季節は外で海を見ながら食べるのもいいかもしれません。
ぜひ復興支援に「鳥の海ふれあい市場」に足をのばしてくださいね。
亘理町特産のイチゴや野菜、名物のお菓子などなど
町の特産をぎゅっと集めた小さいながらもとてもいいお店です。
売り子のおばさん(いえお姉さん)たちの元気な声に
きっと心がホッとすることでしょう。
時 間:10時~16時
(当分の間毎週土日のみ営業だそうです)
場 所:荒浜築港通り・宮城県漁協西側
お問い合わせ先:0223-35-2228
震災復興 鳥の海ふれあい市場オープンの写真