地震で壊れたものは11月末に買ったばかりの液晶テレビ。
テレビが前に倒れて液晶が壊れてしまいました。
転倒防止をしていたと思ったのですが・・・
その他にもいろいろとあるのですが一番痛かったのはテレビでした。
東京に持っていこうと思っていたテレビを仙台に持って行ったので
東京で息子のテレビを買わなくてはならなくなりました。
前置きが長くなりましたが、そんな訳で渋谷の街に行きました。
おばさんはアキバに行きたかったのですが
ちと勇気が出ずに、ホームグラウンドの渋谷に行きました。
渋谷にもヤマダ電機が進出しておりまして、さくらやが閉店していました。
ビックカメラにも立ち寄り、あれこれとみて歩くともう足はくたくた。
仙台と山形で車生活をしているのですっかり足が弱っていました。
渋谷は24歳まで住んでいた街です。
駅から歩いて8分くらいの所だったので渋谷はわが町、ふるさとでした。
今まであった店が突然なくなっていたり、昔ながらの店がまだ営業していたり
すっかりおのぼりさん状態で波に乗って歩くことができなくなっていました。
3月末でエコポイントが終わるのでテレビを買う人は多く
ヤマダ電機の1階のテレビ売り場はけっこうなにぎわいです。
手頃な22型や24型は2台目3台目のテレビとして売れ行きがよく、
これかな?と思った物は売り切れになっていました。
仕方なくまたビックカメラへ・・・
テレビは何とか買えました。お安いのを・・・学生さんは勉強が本分ですから
それって自分が大学生の時を棚に上げていますよね。スミマセン、
息子は私のことを棚ではなく、天竺あたりまで上げているといいます。
天竺って三蔵法師???夏目雅子???
なんか嬉しいです、それってKYらしいです。
渋谷の街は若い人、ビジネスマン、いろいろな人が歩いています。
ここには地震の悲惨さはありません、地震の影もありません。
数人で歌を歌いながら募金を集めている人たちもいましたが
いつもとあまり変わらない街並みです。
ただお店の中を一部電気を消して暗くしているので
わずかに節電の姿勢がみられます。
私も渋谷の街を歩いている時には地震のことを忘れていました。
目先の買い物だけに気が向いてしまい、仙台でのことを忘れているのです。
被災地から遠くなればなるほど自分でさえも忘れてしまうのです。
山形にいる時もそうでした。忘れているのです。
人間はなんて身勝手なのだろうと感じています。
テレビを見ると心が痛むのです。ごめんなさい。