月別アーカイブ: 2010年1月

大石田の雪の壁

1月17日大石田にどのくらい雪が積もっているのか行ってきました。
お蕎麦を食べるのが本当は目的なのですが…不謹慎でごめんなさい。
写真は大石田中学校の雪の壁です。見事な除雪です。2mくらいあるでしょうか。
それにしても雪の壁の高いこと、今年は北村山に雪が多いのです。

↑ 大石田町と東根市の位置関係の地図です。参考にしてください。
(地図は山形県ホームページよりお借りしました)

わわわ~屋根の上に1mくらい雪が積もっています。
日曜日とあって家々で雪下ろしをしています。
屋根から落とした雪で道路は雪だらけ、そこをうまくかわしながら運転していきます。
下ろした雪を満載にして川に捨てに行くトラックともすれ違います。
雪を捨てるのも大変な作業です。

雪の多いところは労働力もお金も時間もかかります。
大石田に行って雪国の大変さを再認識しました。
降らないのも降りすぎるのも大変です。
山形県内市町村のページ

除雪~プロの技


ラフランス畑に通じる道の両側がきれいに除雪されています。
逆光と道の反射がまるで氷の国に迷い込んだみたいで幻想的です。
これは除雪のプロのなせる技です。
(雪がもっと多いと道の両側が雪の壁になるのですが)

この道は例年だと2月頃までは通行止めとなっていますが
今年は雪が少ないせいか除雪も進んでいるようです。

雪はいつもより降っているのですが、降っては消えて、降っては消えてと
いうようにうまい具合に雪の量が一定しています。

その代わり、気温の低い日が多いのです。
-5℃より低くなることはここ数年マレなのですが
今年は-6℃、-7℃の日がありました。

どちらがいいのかわかりませんが
ここ数日は冷蔵庫の中、冷凍庫の中にいるような数日でした。

20日からは東北も気温がぐっと上がる予報です!

サクランボ畑~1月

1月17日のサクランボ畑です。
除雪をしてあったので畑の近くまで車で行くことができました。
畑には80センチくらいは雪が積もっているようです。
いつもだとここまでかんじきを履かないと来れないのですが


除雪をしたところが雪の断層になっているので
今年どのように雪が降ったかがわかります。

うまい具合に降ってはとけ、降ってはとけているのでしょう。
東根市あたりでは雪下ろしをしなくても大丈夫ですが
その北の大石田、尾花沢では雪下ろしをしているそうです。

男は黙って雪かき


この除雪機を借りてから、もくもくと働くじいちゃんが
ますますもくもくと働いているのです。
雪を飛ばしているだけだと思うのですが、飛ばす位置が難しいといいます。
きれいになるとやっぱりうれしい!お疲れ様です。
この作業もけっこう力がいるらしいのです。
たまに夜足が痛くなって湿布をぺたぺた貼っています。ご苦労様です。

雪かきは男の仕事!いえいえそうではありません。
ばあちゃんから、じいちゃんから、おっちゃんから、おばちゃんまで
いろいろな人が家の前の除雪から始めます。
それから中の方へと向かいます。
「お互い様」「みんなで」「協力して」「歩きやすいように」
そんな優しい精神が雪国にはいきずいているようです。

手でやる除雪はなかなか重労働です。一汗かいてしまいます。
ダイエットには最適です。は~い、がんばります。

大漁だ~?


秋に土に中に埋めておいた大根を掘り出してきた山形のじいちゃんです。
1月4日の日記で娘の晴華がすべっていたそりが登場です。
掘り出した大根をそりに乗せて運んでいます。
この大根のぶっといこと!煮て食べると柔らかくて美味しいのです。


顔が見えなかったのでポーズをとってもらいました。
雪に麦藁帽子がなかなかミスマッチですが
帽子だとぬれてしまうけれど、麦わらだと雪でもぬれないそうです。
そうか~昔はわらで作ったみのを着ていたんだ…
みのはもうないけれど、かんじきはあるでよ。

東根市・雪の情報


15日のニュースでは新潟では大雪とか。
ここ山形県東根市では15日23時現在の積雪は20cmくらいで、
細かい雪がしんしんと降っています。(写真は15日23時)

16日朝には30センチを越えました。いま雪かき中です!

気温が低いのでサラサラの雪で、いわゆるパウダースノー
固めても雪球になかなかなりません。


山形の家の屋根はトタンがほとんどで、
雪は屋根からストンと落ちて写真のような雪囲いの外側にたまります。
屋根に雪止めがない限り写真のように落ちるようになっています。
雪囲いがないとガラスなどが雪の重みと圧力で割れてしまうのです。

瓦屋根は日本海側の鶴岡や酒田の海沿いの町に多く
風が強いので雪は風でとばされてしまい、積もることはあまりなく
風でトタンがはがされたり、潮風で腐食したりするのを防ぐために
瓦が使われることが多いそうです。

そんな訳で山形県内陸地方ではトタン屋根の家がほとんどです。

オランダせんべい


これまた山形では有名なおせんべいです。
ダンナの遠足のお菓子には必ずこのオランダせんべいを持っていったと
いつも聞かさせました。
そんなわけで今でもオランダせんべいが大好きな主人。
スーパーにいくとオランダせんべいがカゴの中に入っています。
おかげで私もこの素朴な塩味のせんべいのファンです。
でも私は塩味よりも醤油あじの鏡せんべいの方が好きで~す。

↓ 声優、水島裕さんが酒田米菓のCMをやっています ↓
「鏡せんべい君とオランダせんべいさん、どっちもよく似てるね」
「鏡せんべいさんはおやつの友(ゆう)、オランダせんべいさんは遊びの遊(ゆう)、
そして私は あなたの裕(ゆう)」
「友・遊・裕の酒田米菓です」

酒田米菓 オランダせんべい

さくらんぼサイダー


見つけました!さくらんぼサイダー
山形産の佐藤錦使用と書いてあります。
山形県で買ったのではなく、隣りの宮城県のドンキホーテで売っていました。
88円だったのでびっくり!あんまり売れないからかな?
ラベルはとってもかわいいのですが…このボトル私はかなり気に入っています。

お味はちょっと人工的なさくらんぼ味、
さくらんぼの味はジェラードでもソフトクリームでも出すのが難しいですよね。
なかなかこれだ!というさくらんぼの味には巡りあっていません。
クリームソーダに入っていた真っ赤なさくらんぼを思い出してしまうのです。

あの真っ赤なさくらんぼは「ナポレオン」で作っています。
「ナポレオン」を黄色のうちにもいで、缶詰工場で着色をするそうです。
「佐藤錦」→ 生食(なましょく)
「ナポレオン」→ 缶詰 と今でもそう呼んでいます。
私がお嫁に来た頃はナポレオンを缶詰に出す方が値段がよかったそうです。
宅配便のおかげで佐藤錦の地位がトップに躍り出ました。時代の変化ですね。

パインサイダー


山形のサイダーと言ったら「パインサイダー」

現在購入可能な県内メーカーの代表的なパインサイダーです。
画像左から、「コロナパイン(上山市・志んこや)」
「ニッシン・フルマークス・パイン(鶴岡市・荘内合同飲料)」
「フジ・パインサイダー(山形市・富士サイダー工場)」
特にコロナパインは日本で初めて登場したという、
元祖パインサイダーの説があるとか。
(写真はネットからお借りしました)

ちなみに、どのメーカーも三ツ矢サイダーなどの
340ミリリットルビンを再利用しているそうです。

我が家で飲んでいるのは真ん中のニッシンパインサイダーです。
常備品です。
ダンナの小さい時からあるそうで、
当時はパインのかけらが浮いていたとか~ホントか?

今もケースで八百屋さんから買っています。
ケースを返すと300円だったかな?戻ってきます。
冬でも飲んでいるパインサイダー、山形県民にはなくてはならないサイダーです。