ここはサクランボ幼稚園、写真は園長の清さんです。
サクランボ幼稚園とはサクランボを育てている畑のことです。
植えてから5年になるのですが大きく育っているのはそのうちの3分の1
その他は枯れたり、ネズミに食べられたり、苗木ごと盗まれたりと
なかなか思うように育ちません。サクランボは本当に気難しい木です。
園長先生はここが大のお気に入り、
園長先生のお父さんの元ちゃんが実際は面倒を見ているのですが
休みの日には必ずここを訪れてみんなを励ましています。
月別アーカイブ: 2009年6月
サクランボの状況~その5
ブログ100回記念!
NHKの大河ドラマは「天地人」
今日はどうして「愛」の兜ができたか~の訳をやっていました。
この時間はどうしても食事のしたくがあるのでテレビもとびとびでしか見られず
今日もわかったようで何となくしかわかっていない内容なのです。
写真の「天地人」の旗は山形県のそこらじゅうで今やたなびいています。
お土産屋はもちろん、食べ物屋でも市役所でもひらひらをして
なんだか「天地人」を見ないと山形県民失格みたいな雰囲気なのです。
宮城県民と山形県民が半分ずつの私にとっては伊達政宗と直江兼次が半分ずつで
混ざっているみたいな状態なので・・・何とも居心地が悪いのです。
ブログ100回記念としてはまことに情けなくてごめんなさい。
これからもよろしくお願いいたします。
紅さやか
写真の「紅さやか」はサクランボの早生品種です。
6月6日に私が撮影した果樹園うめつの「紅さやか」です。
交配木なので果樹園うめつには1本しかありませんが。
見事なサクランボでしょう!今年はとても粒が大きいのです。
これくらい実が付いていると不作なんていうことはないのですが・・・
今年は早生品種はとても成績がよいのですが
佐藤錦からあとの晩成品種が実のなり方が悪いのです。
「紅さやか」は色はとてもいいのですが佐藤錦ほどは甘くないのです。
(といっても佐藤錦の甘さは特別ですよね)
ほどほどの甘みと酸味で今年はなかなかの出来です。
収穫は3~4日後ですがまだ間に合いますよ。いかがでしょう?
ちょっと宣伝でした。
追伸:「紅さやか」は6月8日をもって注文数に達しましたのでお知らせいたします。
どうもありがとうございました。
奇跡のサクランボ
「今年は100年に一度の不作だ~」と山形の父が嘆いております。
100年?はちょっとオーバーだろう!
サクランボ専業でやっている農家は頭を痛めているそうです。
人件費はなるべくかけず家族総出で作業をしてしのいでいるそうです。
専業でないうちだって、頭どころか胃も痛い状況です。
これを山形弁では「がおる」といいます。
この不作の原因はやはり花の時期に気温が極端に低く受粉ができなかったこと。
サクランボは佐藤錦だけでは受粉ができません。
ナポレオンなどの晩成品種、紅さやかなどの早稲品種などの花が必要なのです。
佐藤錦の花が開いた時にはもう早稲品種の花が散っており
ナポレオンの花が咲いた時には佐藤錦の花が散っていたという
わずかなずれが生じたためだともいわれています。
なんと自然界は微妙な世界なのでしょう。
人間の手の及ばない力が働いているのですね。
このずれにも負けず受粉に成功した実は奇跡のサクランボといってもいいでしょう。
朝9時~9時半
東根市の長瀞の朝の9時は幼稚園バスならぬ、デイサービスお迎えバスでにぎわう。
いろいろなホームの名前を書いたデイサービスのバスとあちこちで行き会うのだ。
バスと言ってもワゴンタイプで運転士さんと介護士とお年寄りが数人乗っている。
16時頃になるとお帰りバスでまたまたにぎわう。
私が嫁いだばかりの頃は幼稚園バスとすれ違ったものだが
時代は変わったものだとつくづく感じてしまう。
75歳以上の方が入る敬老会は会員が550名にもなるという。
この75歳以上の人々が農業を支えているのだ。
バイクや自転車で田んぼや畑に行き、草取りや野菜の手入れをする。
100歳のじいちゃんが自転車でぶんぶん畑に行く姿はすばらしい限りである。
老人パワーが村を支えていると言ってもいい!