月別アーカイブ: 2013年10月

干し柿作り~つづき

出来上がった干し柿を小屋の軒下につるしに行きました。
はじめちゃんが肝心なところはやってくれます。
紐を縛る、結ぶという作業は私はなかなかうまくできません。
ロープ縛りなんていう本を読むのですが
どうしてもうまく縛れません。
特に軽トラックに乗せた荷物にロープをかけて固定するという仕事は
かなり苦手な分野です。
ロープはゆるゆるになってしまうのです・・・



干し柿をつるした先には
紅葉に染まった山が見えました。
自宅の小屋の窓から紅葉が見える。やっぱり山形です。
自分がどんどん山形に染まっていくのがわかります。
山に囲まれている土地だからどこからでも山が見えるのです。
居心地もいいし、
まあやることはたくさんあって嫁としては大変な部分もありますが
それはそれとして山形暮らしを楽しんでおります。

仙台に帰る(行く)という前提があるので楽しめるのかな?
仙台では夫婦二人だけだからノビノビのび太君だから~

干し柿作り


はじめちゃんときよのちゃん
仲良く干し柿作りです。
右肩の痛いきよのちゃん
左指が痛いはじめちゃん
だから私も頑張らないといけません・・・

干し柿は枝を少し残した柿の皮をむいて
干し柿用の縄に枝を入れてつるします。

普通に柿を収穫するのではなく、枝を残しながら切るのであります。
ここ数年は柿を収穫するのは私の仕事になりました。
柿の枝は折れやすいのできいつけろよ~と毎年言われています。
干し柿ができるのはあと1ヶ月かかるかな?
干し上がったら冷蔵庫に入れて保管しないとカビが付いてしまいます。
さむ~い外に置いておくとますます水分が抜けてカチカチになってしまいます。

それにしても干し柿ってお高いんですよね~
調べたら32玉で4700円近くもするんですね。
つるし柿というそうです。びっくり!

ラフランスにお礼肥え

11月5日、6日からラフランスの発送が始まります。
現在、5日6日発送分は冷蔵庫から出して熟成中です。

これからのご注文は11月19日以降発送になります。
まだまだラフランスのご注文受付中ですので
今年もどうぞよろしくお願い致します。

収穫したラフランスにお礼肥え(おれいごえ)をやりました。
来年もたくさん実をつけてくれるように1本1本の根元近くに
まいていきます。

肥料を肥料バケツに入れて肩から下げるとかなりの重さになります。
それで清さんに参加をお願いしました。

10月27日は朝からポツポツと雨が降ったりやんだりと安定しないお天気です。
天気を気にしながら「ありがとう」の気持ちを込めてお礼肥えをやりました。

草刈りも終わってラフランス畑もとてもきれいな園地です。
あらためて日ごろの手入れがとても大切だと実感した時でもありました。

コンバイン掃除

稲刈りで活躍したコンバイン。
籾だらけでこのままの状態だとちゅーたろう(ねずみ)の巣になってしまいます。
それで稲刈りが終わると大掃除をします。
今回は清さんも参加です。


左が清さん、右がはじめちゃん
二人ともA型なので掃除は徹底しています。
A型の親子鷹です!

まず最初に大きなゴミをホウキで取って
コンバインを少し分解していきます。
その後エアーでゴミを飛ばして
ケルヒャーで洗います。
その後、タオルで拭いて出来上がりです。


エアーガンで籾を吹き飛ばしていきます。
細かい所まで徹底的に掃除です。
私にはできない・・・見てるだけです。


とてもきれいになりました。
これで1年間安心して小屋で冬眠です。
お米の機械は1年に1度しか使わないので
稼働率としてはかなりお高いですね~

地震と風と

10月26日の午前2時、山形で震度3のかなり長い揺れの地震がありました。
宮城県では震度4、ゆれている時間が長かったので起きてテレビをつけました。
津波警報も出ています。

26日零時を回ったあたりから、風の音が気になり始めました。
窓ガラスががたがたと音を立てて風が吹いています。
うつらうつらしていたら、地震です。
最初は風が吹いているのでがたがたいっているのかと思いました。
でも地震だったのです。

リンゴが落ちていないかな~~~~~~っと
風の音を聞きながら寝てしまいました。

朝起きるとすぐにリンゴ畑に軽トラックを飛ばしました。
雨が降っています。霧雨のような雨ですが、しっかりと降っています。
リンゴ畑に一面リンゴが落ちていたらどうしよう・・・

でも大丈夫でした。
10個ほど拾いましたが、ほとんど無傷といってもいいでしょう。
安心しました。
リンゴも雨に濡れてちょっと寒そうです。


雨にぬれたリンゴ畑

楽天-巨人の試合は負けてしまったし
26日は朝から調子の出ないちょっと憂鬱な日でありました。
今日はいい日でありますように。

雨の関山峠

仙台から山形へ、また移動の週が始まりました。
忙しい時にはずっと山形にいるのですが
ラフランスの伝票書きなどの事務仕事が多い時には
仙台にいることが多いのです。

でも週末には山形へ帰ります。
帰るのか行くのかよくわからな生活なのですが・・・
行ったり来たりは大変だけど
やっぱり仙台の生活は捨てられません。

そんな訳で1週間ぶりの関山峠です。
ふもとの作並温泉の手前は霧の中でした。

作並温泉入口に立っているこけしたちも寒そう。
気温は15℃と台風のせいか、いつもより高めです。


関山トンネルに近づいてくると紅葉が目立つようになってきました。
それにしても近頃は暖かい日が多いのか
紅葉は鮮やかではなくなりました。


関山トンネルを出て山形県側に来ると
紅葉は鮮やかでした。空も明るくなっています。
やはり日本海側に来ると台風の影響はほとんどなく
朝から雨が降っているもののの、宮城県よりも空が明るかったです。
19時を過ぎると雨も上がり、雲が切れてきました。

台風27号により災害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。
これ以上事故や被害がありませんように、祈るばかりです。

絵入りリンゴ

青森県で絵入りリンゴの収穫が始まったというニュースがありました。
むつという品種が色が後退しなくてむくそうです。
絵入りリンゴ
果樹園うめつでもやってみたくなりました。
私もやってみたいな~
いろいろと調べてみるとセロハンテープでもできるとか

でもきれいな絵を作るにはリンゴの玉が大きくなるに従って
伸びる塩ビシートを使うといいそうです。
なかなか奥が深いです。


サンタさんリンゴ クリスマスバージョン
これがいい!これがいい!こんなリンゴを作りたい!
↑ インターネットからお借りした写真です。

リンゴが赤くなる前に袋をかけて
袋を取った時にシールを貼るそうです。
まずは絵を書かなくては・・・
リンゴはそれでもやることがたくさんなのに・・・
道のりは遠いっす!

熊鍋~つづき

熊肉を探し求めている時に、はじめちゃんをどうしても連れて行きたかったのは
「熊牧場」
私と清さんは行ったことがあるのですが
あのかわいい仕草をする熊たちにもう一度会いたかったのです。
日曜日の午後なのに駐車場には車が1台も停まっていなくて
お客さんは私たち3人だけ。
一人500円の入場料と200円のえさを買っていざ出発。


小雨の中、傘をさして熊のおりの前に行くと
熊がぞろぞろと前にでてくる、もちろんそっぽを向いて寝ている熊もいますが
はじめちゃんはかなり喜んで、えさを投げています。
帰りには親子3人が来て、ちょっとうれしいかったのです。
この3人が熊の方へ行った後に
受付のおばちゃんに熊鍋は食べたことがありますか?と聞いたら
食べたことはあるけれど作った事はないといいます。
熊牧場で働いている人に熊鍋のことを聞くのはタブーだったかな?
すみません。

この後、道の駅あにに戻り、買ったのが冷凍熊肉です。
以前行った熊牧場のブログです。
2011年11月28日
この日は熊牧場が次の日から冬の休業になる日でした。

この阿仁の熊牧場には新しい熊舎が建設されています。
2012年4月に秋田県八幡平の熊牧場で除雪していた女性が襲われる事故がありました。
この熊牧場の熊がちがここ阿仁の熊牧場に引き取られるそうです。
八幡平の熊牧場の熊たちは痩せていたそうですが
阿仁の熊たちはかなりすくすくと育っていました。
管理はちゃんとしていて熊たちも元気です。
きっと八幡平の熊たちも幸せに暮らせることでしょう。
これから熊たちにとって厳しい冬の季節になります。
熊牧場の熊たちは冬眠するのか聞いてくればよかったと思うのでありました。

熊鍋

10月20日の阿仁合駅のうめ~もん祭りのつづきです。

どうしても熊鍋のことが頭から離れないはじめちゃんです。
打当温泉の食堂で熊鍋がありましたが
1人前2500円ということで3人で7500円・・・ちょっと高いかな?
やめました。
もう一度、道の駅あに に引き返して
冷凍の熊肉100g1000円、300g3000円の冷凍肉を買いました。


男性陣は熊鍋を食べる気まんまん!
あああ~今15時これから東根に帰って熊鍋を作るのか・・・
かなり憂鬱になりました。
片道5時間・・・
途中で豆腐を買って、
白菜と長ネギは懐中電灯をもって裏の畑に取りに行かなきゃ。

冷凍の熊肉は車内で解凍しながら行きました。
熊肉は臭みがあるらしいので
酒をかけて、水から煮ました。
それに味噌を入れて野菜も入れて仕上げました。


ようやく出来上がった熊鍋です。
臭みもほとんどなく、肉はちょっと固めですが味があります。
もう少し小さく切ればよかったかな?

はじめちゃん、清さんは熊鍋に大満足でした。
私はかなりへとへとになりました。
くまもんと熊肉、共食いになっちゃう、
なんて言われないように気をつけなきゃ。

リンゴのふじ

10月21日、雨もようやく上がったのですが
朝から今ひとつパッとしないお天気です。
フジの玉まわしの作業をする予定でしたが
葉っぱが濡れているので1時間ほど待機です。

葉っぱが濡れて冷たい→やばつい と言います。
かなり難解な山形弁です。
ヤバい ということではなく 濡れて冷たいということです。

1時間たってもリンゴは水も滴るいいリンゴには変わりなく
やばつい!作業開始です。
作業用の手袋がやばつい!です。
ひゃっこい とも言います。

さて 玉まわしです。
リンゴのフジはこんなに赤くなりました ↓

真っ赤でかわいいよね~
でもでも

裏を返せば・・・ ↓

あらら、こんなに黄色いじゃあ~りませんか~

裏表があってはいけません。
そう言いながら、一つ一つオセロのようにリンゴの玉をまわした1日でした。
ぶらぶらのリンゴは回しても元に戻ります。

でもリンゴはやっぱり赤い方がかわいいです。
フジの収穫は11月中旬過ぎです。
どうぞお楽しみに~
売れないと切られてしまう運命です・・・

このリンゴ畑は昨年の暮れに脳溢血で倒れて入院してしまった
知人のおじいちゃんから引き継いで栽培しているリンゴ畑です。
リンゴの栽培は初めての果樹園うめつですが
脳溢血で入院中のじいちゃんの連れ合いのばあちゃんからいろいろ聞いて
作業をしています。
このじいちゃんとばあちゃんは朝起きるとリンゴ畑に見に行かない日は無かったほど
熱心にリンゴを育ててきました。
でもフジは本数がとても多いのです。
今年のご注文数を見て少し整理をして切ることになっています。

玉まわしをしていると「切らないでよ~」というリンゴの声が聞こえてくるようです。
どうぞどうぞ皆様よろしくお願いいたします。