月別アーカイブ: 2013年9月

稲刈り~4

9月29日も朝から稲刈り日和の山形県東根市です。
本日も気温25℃、昨日よりも暑く感じます。
よって麦藁帽子での作業です。
私はキャディさん帽子、手袋、手差し、首には手ぬぐいをまいて
日焼け完全防止体制ですが・・・
汗で流れる、崩れる・・・籾の「のげ」が洋服の中や
顔、首、足、いろいろな所に入ってしまい全身がチクチクします。
早くお風呂に入りたいな~なんて思うのであります。


コンバインで刈り取った稲を軽トラックにつけた
グレンタンクという籾入れに入れている写真です。
ボーボーと籾からでる小さな小さな籾がらがチクチクするのですね。


29日、日曜日で稲刈りも終わりです。
これから籾を乾燥して、籾すりをして玄米にします。

籾摺りは来週の土曜日日曜日にまた清さんがお休みの時にします。
米の袋は30キロと重いので、なかなかお手伝いしてくれる男性がいません。
お手伝いの方々は70代、80代で60代はほとんどマレです。
それゆえ、身内で何とかがんばらなくてはなりません。

農家はどんどん高齢化しています。
高齢の人たちの毎日の小さい仕事で成り立っている事が多いです。
私なんかはネコの手だな~と思う事が多いのです。

稲刈り~3

9月28日は絶好の稲刈り日和でした。
放射冷却で朝は冷え込み10℃の山形県東根市でした。
このため、朝露がたくさんあり、
稲刈りは朝露が乾いた9~10時頃から行います。

稲刈りの前にすることは「角刈り」です


昔ながらの鎌で1株1株稲を刈っていきます。
もう少し広く刈るともっとコンバインが曲がりやすかったそうです。
清さんは初心者マークのコンバインドライバーなのです。
すみません、手を抜きました。
こんどはもっと広く刈ることにします。


角を刈ると上手に稲を踏みつけずに
コンバインは曲がっていくことができます。
初心者にしては上手!上手!とほめて育てていきましょう。
私はもっと下手なので何とも言えませんが・・・


気温は25℃でちょっと暑い日だったので
麦わら帽子で作業です。
サングラスは手放せません・・・いつもマトリックス気分???!

夕暮れの田んぼ

9月27日夕暮れの田んぼです。

お彼岸が終ると秋の日は急に短くなります。
17時半の田んぼです。あたりはどんどん薄暗くなってきます。
国道13号線を走る車のライトがポツポツと点いています。
家路を急ぐ車でしょうか、あわただしい感じがします。

9月28日(土)は稲刈りです。
この1週間で全体の半分くらいの田んぼが稲刈りを終わりました。
今年は例年よりも稲刈りが早いようです。
天候に恵まれて、田んぼも乾いてぬかるみもほとんどなく
無事に稲刈りが進むように祈るばかりです。

山を見ていて、ふと清少納言の枕草子が浮かびました。
高校の古典の先生の「二宮むら子先生」に暗誦させられました。
立って暗誦の発表をさせられたっけ。

春はあけぼの・・・  ここは有名!
夏は夜・・・
そして思い出したのが秋の情景です。

秋は、夕暮。
夕日のさして、山の端(は)いと近うなりたるに、
烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛び急ぐさへあはれなり。
まいて雁などの連ねたるがいと小さく見ゆるは、いとをかし。
日入り果てて、風の音、虫の音など、はたいふべきにあらず。

ああ~山の端ってこういうのを言うんだな~なんて
二宮むら子先生を思い出したのでありました。
何年ぶりだろう。古典もこんなところで役に立つ???のかしらん。

ラブラブイナゴ

イナゴ発見です!
それも2匹、ラブラブです。
失礼いたしました・・・

稲刈りをしていると稲の間からイナゴがぴょんぴょん現れます。
朝のうちはイナゴは少なく、動作も鈍いですが
午後になると動きも軽やかになり、私の所にまで飛んできます。

だんだんイナゴも太ってきて美味しくなるのでしょう?!
稲刈りの時にイナゴを捕まえている女の人たちを見ることができます。
これから食卓にイナゴの佃煮が乗る日々でしょう。
梅津家でははじめちゃんだけがイナゴを食べます。
キヨノちゃんは今は食べません。

稲刈り前のアップ?

9月23日の稲刈り前のアップです。
ゴルフ大好きな清さん、空き時間にもスイングの練習です。
近頃は80台から70台になったそうです。


長靴に手さし、農家の帽子
この帽子は農機具屋さんがくれます。
ヤンマーやクボタなどのメーカーの名前が入っています。

手前の人工芝ぽいのは玄関マットです。
玄関に冬になると雪落としのマットを敷きます。
その古くなったのを使っています。


今ではすっかりこの農作業着が板についています。
農作業が忙しい時には大好きなゴルフもちょっとお休みです。

猫、ネコ、ねこ

稲刈りをしている田んぼの脇にサクランボの加温ハウスの中に
7匹の猫の家族がいることがわかりました。

軽トラックで通りかかった時に1匹の猫と目があってしまったので
軽トラックを停めたら、1匹2匹とハウスの中から出てきました。
びっくり!


ゾロゾロ出てくる・・・
同じ顔がいっぱいです。さすが兄弟姉妹


ゾロゾロまだまだ出てくる・・・


なぜか軽トラックのタイヤにスリスリしてきます。
足元にもすりすりしてきます。
ネコってすりすりするんですね~
しかしこんなにたくさんのネコに囲まれるとかなりドキドキです。

後日あまりにかわいいのでキヨノちゃんを誘って加温ハウスに行ってみました。
かわいい女の子、優しいお父さんとお母さんがいて、次々にネコを連れてきてくれました。
ネコのお父さんも優しいし、ネコのお母さんはおっとりで、それぞれのネコの子たちは
ノビノビ好きな場所で好きな格好で寝ていました。
きっととても居心地のいい場所にいるんだな~と思いました。

好きな子がいたら連れて行って下さいね~と言われましたが
このネコの家族はシアワセになってほしいな~と思うのでありました。

稲刈り日和

はじめちゃんの同級生のマサシさんの田んぼの稲刈りをしました。
風はちょっとありますが、さわやかな稲刈り日和です。
稲刈りのピークは28日29日頃でしょうか?
23日もコンバインの姿は所々に見られました。


コンバインに乗った清さんです。
最初はちょっと不安そう・・・


2反を2時間くらいで順調に刈っていきます。
はじめちゃんよりは時間がかかりますが、
ゆっくりと丁寧に刈っていきます。
午後からは風がますます強くなって
半そででは寒くなりました。秋の天気は変わりやすいです。

1反ってあまり出てこない単位ですよね~
1反
1町 0.1
1a(アール) 10a
1ha(ヘクタール) 0.1ha
1㎡ 1000 ㎡
1坪 303坪

稲刈り初日

まだ稲刈りには時間があると思っていたのですが
台風で稲が倒れてしまったので早く刈らなくてはならなくなりました。

うちの稲ではないのですが、田植えをしてくれたはじめちゃんの同級生の
マサシ君のうちの家の田んぼを刈ることになりました。

朝6時からコンバインを田んぼに運んでもらいます。
キャタピラーが悪くなるので台車に乗せて運びます。
台車タクシーを呼びました!

台車で田んぼまでコンバインを運んでくれます。
このじいちゃんはキヨノちゃんと同じ年です。
みんな若い!

稲刈り初日はドキドキです!
はじめちゃんが指を怪我してしまったので
清さんがオペレーターとして登場します。乞うご期待!

イナゴ

今年初めてのイナゴとの出会いです!

名付けて2013年初イナゴ
田んぼで見つけたのではありません。
精米をしている小屋のコンテナに飛んできたのです。

リンゴの師匠であるキヨノちゃんの姪っ子のレイコさんが
今年初のイナゴの佃煮を食べたそうですが
まだ未熟な味???がしてもう少したった方が美味しいそうです。

私はイナゴは苦手なので食べませんが
捕まえるのは大好きです。
稲刈りの後半の時期がイナゴが一番美味しいといいます。
動物にも植物にももちろん野菜にも「旬」という季節があるのですね。

もちろんイナゴちゃんにも旬があるのですね。

リンゴの玉まわし作業

今年から始めたリンゴの作業には初めてがたくさんあります。
その一つが「玉まわし」
リンゴってまわしたら落ちちゃう!ってずっと思っていました。
自然とリンゴは赤くなるもの!と思っていた私、浅はかでした。
10月初めに収穫する、昴林(こうりん)の玉まわし作業です。

リンゴ畑にはこんな風にリンゴがなっています。
これはごく普通の状態です。
玉まわし 前



しかしリンゴの反対側はこんなに黄色いのです。
枝側を少しずつ表に返していくのです。
特に木にくっついているもの、枝の筋が入っているものは
太陽が当たるようにまわしてやります。

玉まわしの後
こんなに黄色いリンゴになりました。

リンゴ畑全体を見ると、赤から黄色に変わりました。
もちろん、ぶら下がっているリンゴはまわしても元に戻りますが
かなり地道が作業をするのだな~と思いました。
手をかけたリンゴはかわいいものです。

指導するのはリンゴ農家にお手伝いに行って数十年のベテラン
キヨノちゃんの姪っ子のレイコさんが指導にきてくれます。
レイコさんは大のリンゴ好きで、リンゴに話しかけながら作業をしています。
愛情が一番大切なの~♪ リンゴを美味しくするのよ~♪