リンゴのふじ

10月21日、雨もようやく上がったのですが
朝から今ひとつパッとしないお天気です。
フジの玉まわしの作業をする予定でしたが
葉っぱが濡れているので1時間ほど待機です。

葉っぱが濡れて冷たい→やばつい と言います。
かなり難解な山形弁です。
ヤバい ということではなく 濡れて冷たいということです。

1時間たってもリンゴは水も滴るいいリンゴには変わりなく
やばつい!作業開始です。
作業用の手袋がやばつい!です。
ひゃっこい とも言います。

さて 玉まわしです。
リンゴのフジはこんなに赤くなりました ↓

真っ赤でかわいいよね~
でもでも

裏を返せば・・・ ↓

あらら、こんなに黄色いじゃあ~りませんか~

裏表があってはいけません。
そう言いながら、一つ一つオセロのようにリンゴの玉をまわした1日でした。
ぶらぶらのリンゴは回しても元に戻ります。

でもリンゴはやっぱり赤い方がかわいいです。
フジの収穫は11月中旬過ぎです。
どうぞお楽しみに~
売れないと切られてしまう運命です・・・

このリンゴ畑は昨年の暮れに脳溢血で倒れて入院してしまった
知人のおじいちゃんから引き継いで栽培しているリンゴ畑です。
リンゴの栽培は初めての果樹園うめつですが
脳溢血で入院中のじいちゃんの連れ合いのばあちゃんからいろいろ聞いて
作業をしています。
このじいちゃんとばあちゃんは朝起きるとリンゴ畑に見に行かない日は無かったほど
熱心にリンゴを育ててきました。
でもフジは本数がとても多いのです。
今年のご注文数を見て少し整理をして切ることになっています。

玉まわしをしていると「切らないでよ~」というリンゴの声が聞こえてくるようです。
どうぞどうぞ皆様よろしくお願いいたします。

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