月別アーカイブ: 2010年10月

干し柿作り


干し柿を作るにはまず柿を収穫する時から気を付けなければなりません。
柿の枝をTの字に残しておかなくてはならないのです。
この枝は縄に引っ掛けるために必要なのです。 

↑ Tの字に残した枝

渋抜きの柿を作るときにはきれいに枝を切り落とさないと
焼酎をつける時に枝が刺さって傷ついてしまうのです。

皮をきれいにむいて、縄(昔は縄を使ったのですが縄のゴミが付くので
今はビニール製の紐を使っています)に枝を引っ掛けていきます。

これを軒下にかけて干し柿のできあがり、
しかしここ数年暖かい日が多いので干し柿にカビが生えることが多いのです。
干し柿のカーテンは初冬の風物詩だったのに
~だんだん作れなくなっていくのでしょうか?

柿の渋抜き


柿をもぐ季節になりました。秋空に柿の色がとても映えています。
10月29日は青空、昨日までの冷たい雨がウソのようです。
台風14号が来る前に柿を収穫してしまおうと一人で頑張りました。
たのみの、はじめちゃんはラフランスの剪定に燃えています。

柿の木に脚立をかけて・・・よいしょっと!
でも今年の柿はいつもの三分の一もなっていないのです。
本当に信じられな~~~い。こんなことは初めてです。
コンテナに1箱を収穫したらおしまいです。私にも1時間もかからずできました。


さあ、これからが渋抜き作業です。
山形の柿はほとんどが渋柿です。
干し柿にするか、焼酎につけて渋抜きするのが普通のやり方です。

写真↑のように柿のへたに焼酎をつけて、ビニールの袋にいれて密閉し、
1週間くらいそのままにしておきます。
(アルコールは浅い容器にいれておき、へたをつけます。)
あら不思議!アルコールで渋がぬけるのです。


今年のヒット商品「しぶぬき職人」
原料用アルコール、アルコール分47% 360mlで498円
いつもは焼酎を使うのですが思わずこれを買ってしまいました。
ネーミングは購買意欲を刺激しますね、うまい!京都の宝酒造です。

☆ちょっとおまけ
お湯やアルコールで渋を抜くことを動詞で「醂(さわ)す」といい、
これらの方法で渋抜きを施した柿は「さわし柿」と呼ばれています。

甘柿、渋柿とも木になったまま、甘くなった柿を
「きざわし」「きざらし」「きざがき」といいます。
漢字で書くと「木醂」「木淡」

2010年の初冠雪


写真は10月27日の山形蔵王の頂上地蔵付近です。
山形新聞よりお借りしました。

仙台管区気象台によると10月27日に山形で、
蔵王連峰の蔵王山(熊野岳=1841メートル)に初冠雪(昨年より8日早く)を観測。
同じく10月27日に仙台で、蔵王連峰に初冠雪(昨年より7日早く)を観測。
したそうです。
気象庁の職員が目で見て蔵王に雪が積もっているかを確認して
初冠雪がきまるそうです。
実際に雪が降っていても目で見えなければ認定されないそうで・・・

それにしても28日も朝から冷たい雨が降り、
ストーブなしではいられない山形と宮城でした。
28日15時頃の峠の温度は4℃、落ち葉が雨にぬれていかにも寒そうでした。

朝日岳(大朝日岳=1870メートル)、
吾妻山(1949メートル)
鳥海山(2236メートル)も初冠雪を観測したそうです。
27日はどこも寒かったのですね~~~

29日からはまた気温が少し上がるようですが
東北はどんどん冬に向かっていくようです。冬支度も少しずつ始まります。

ほうきの木の紅葉


真っ赤なほうきの木になりました。
まさにほうきマジックです。
裏庭の一点が秋真っ盛りになりました。お見事!
このところ、朝の冷え込みがきつくなってきたので
赤い色が特にきれいになりました。
10月26日には蔵王に雪が降りました。


この実が「とんぶり」になるとは~!驚きです。
知らないことばかりです。

小松屋本店~つづき


小松屋本店の店先に飾ってある非売品の昆虫たち
ケーキ屋さんというより昆虫屋さんというお店。


これも非売品のケーキ、超リアルな作品に思わずため息、
作り物だとは思っていても、口に入れるのはやっぱり勇気がいります。
怖い物見たさ!でも全種類、食べてみたい!
通販でも買えるのですが、お店の方が種類もたくさんあって、カフェコーナーもあって
今度はもっとゆっくり見て食べて楽しみたいそんな楽しいお店でした。
小松屋本店です。← クリックしてぜひもう一度お楽しみ下さい。

ハチの子のケーキ

一度行ってみたかった、リアルな虫のケーキやチョコで有名なお店。
なんとグランプリをやっている大通りにありました。小松屋本店です。← クリックしてぜひお楽しみ下さい。

はちのこ入りケーキ 350円

見た目にはなんの変わりもないケーキ
でも中を割ってみると・・・

中から超リアルなハチの子がうじゃうじゃとでてくる。
これはびっくり!ぜりーなのでもぞもぞと動いているような感じ
わ~~~生きてるなんて声を上げてしまったり。
息子は本物のハチの子だと思ったらしい。
食べるのはちょっと勇気がいりました。ゼリーだとわかっても怖い!
ケーキのお味はなかなかの物です、おいしいですよ。

超リアル ↓カブト虫の幼虫チョコ 220円愛嬌のある顔をしています。

これがなかなか美味しいのです。食べるのがもったいないくらい。
中に細長いイカが入っているのはなぜだろう?
口のオレンジピールが効いています。

はちのこモゾモゾプチキャラメル 10個入350円

紙包みを開くとハチの子が・・・
口に入れるのはちょっと躊躇、でもキャラメルなのです。

北海道・東北B-1グランプリin横手~その2


エントリーの中の食べた中で一番まあまあかなと思った物は
「オホーツク北見塩焼そば」400円でした。
見本には大きなエビやイカなどが入っていましたが
確認したのはホタテの切ったものは隅っこに、
ちっちゃなエビとイカらしきものがあったような。
それにしても400円ではあまりにも暴利だ!

会場内で同時に開催されていた
FOOD PRO あきた
「よこまき」300円 これはなかなかおいしい ↓

「阿仁のなんこ鍋」 500円 馬肉の煮込んだもの これはなかなか美味しい ↓

少し食べてお土産に持って帰って白いご飯と食べました。
噛めば噛むほど味がある馬肉でした。

この他に食べたのは↓の2品
「美郷まんま」300円 もう一歩、お茶碗1杯くらいしかない・・・
「本庄ハムフライ」100円 おみやげと券が残らないように調整分
100円の品はこのハムフライしかない。
残券は提携の飲食店で使えるようになっているけどお腹いっぱいで
もう食べられない~期限の11月7日までに横手にもう一度は来れません。

実は秋田食べ物の方がグランプリに出ているものよりも
美味しかったと思うのです。
横手黒毛和牛の丸焼きは長蛇の列でした。
FOOD PRO あきたぜひここをクリックして写真と説明をご覧下さい。

ちなみにグランプリは十和田バラ焼きに決定だそうです。

北海道・東北B-1グランプリin横手

北海道・東北B-1グランプリin横手
に行ってきました。
山形東根から一般道(一部無料高速)を新庄~大曲~横手と2時間で横手に到着です。
指定の駐車場に停めて会場まではシャトルバスで5分ほど
10時過ぎに着いたのですが、人気ブースにはすてに長い列ができていました。

まずは1000円のチケット(100円券が10枚付いている)のを2冊購入して
さて何を食べるか・・・
厚木シロコロホルモンと十和田バラ焼、八戸せんべい汁には長い列が・・・
食べている人のお皿をちらちらとのぞき見しつつ、ブースを見て歩く。


黒石つゆやきそば(青森県青森市) 400円
これは前からどうしても食べてみたかった。


期待して食べてみると・・・
ソース味の汁の中にちょっと伸びた太目の平たい焼そばが入っている・・・
???
こんなちょっとに400円は高い!投票はパスです、期待が大きすぎました。


次にどうしても食べてみたかったのは
八戸せんべい汁(青森県八戸市) 300円
お汁の中に入っているせんべいはお麩かすいとんのよう、
お汁の味が今ひとつ・・・量も本当に少ない、
これも期待が大きすぎました・・・
山形の芋煮の方がだんぜんうまいっす。

量が少ないのはいろいろな種類の物を食べてほしいからみたい
チケットも1000円の物しか売っていないので
組み合わせによっては余ってしまうし、足りなくなってしまうのが悔しい
100円ばら売り券があったらいいのに~でもこれも戦略か
商売上手だ!

エントリーお品
1  青森生姜味噌おでん 400円
2  秋田かやき       400円
3  北上コロッケ      400円
4  石巻やきそば     300円
5  十和田バラ焼き    400円 おいしそう!
6  あいがけ神代カレー 300円 おいしいそう!
7  オホーツク塩焼そば 400円 食べた
8  八戸せんべい汁   300円 食べた
9  いわてまち焼うどん 300円
10 なみえ焼そば    300円
11 黒石つゆ焼そば  400円 食べた
12 横手やきそば   300円 食べた
13 厚木シロコロホルモン 400円

つづきはまた明日です。おたのしみに~

マメコバチのお家つくり


↑ 最上川の河川敷から取ってきた「よし」

↓ これはマメコバチの巣になります。

冬の間のはじめちゃんのお仕事です。
「よし」を節で切って、マメコバチが新しく卵を産んでくれるようにします。

古い「よし」ですとダニがついて繭が死んでしまったり
ハチにダニがついてしまったりするそうです。


おじいさんは山へ芝刈りに~という昔話があるように
はじめちゃんは川へよし取りに~こんなに夜遅くなるまで行っていました。
大変お疲れ様でした。

ヨシはイネ科
「ヨシ」も「アシ」も実は同じ
「アシ」の別名が「よし」で
アシは悪しに通じることからヨシに変化したと言われている。
アシは水の浅い所に生えるから 、 「浅(あさ)」の変化。

ヨシの茎を乾燥させて編んだすだれを
「葦簣、葭簣」(よしず)。

有名なのは
「人間は考える葦である」(パスカル)

雑草もほうきに~


ラフランスの収穫の時に軽トラックの荷台が
すっかり葉っぱや枝で汚れてしまいました。
そんな時に隣の雑草畑からはじめちゃんが手に雑草を数本束ねてきました。
何をするのかな?と思っていたら・・・
軽トラックを掃除し始めたではありませんか?


手伝いもせずにシャッターを切ってしまいました。
すごく新鮮でした!
昔の人の(ごめんなさい)知恵だなと感心してしまったのです。
これこそエコ。
やっぱりはじめちゃんはきれい好きです。
はじめちゃんの奥さんキヨノさんも超がつくほどのきれい好き。
・・・大変です・・・