柿の渋抜き


柿をもぐ季節になりました。秋空に柿の色がとても映えています。
10月29日は青空、昨日までの冷たい雨がウソのようです。
台風14号が来る前に柿を収穫してしまおうと一人で頑張りました。
たのみの、はじめちゃんはラフランスの剪定に燃えています。

柿の木に脚立をかけて・・・よいしょっと!
でも今年の柿はいつもの三分の一もなっていないのです。
本当に信じられな~~~い。こんなことは初めてです。
コンテナに1箱を収穫したらおしまいです。私にも1時間もかからずできました。


さあ、これからが渋抜き作業です。
山形の柿はほとんどが渋柿です。
干し柿にするか、焼酎につけて渋抜きするのが普通のやり方です。

写真↑のように柿のへたに焼酎をつけて、ビニールの袋にいれて密閉し、
1週間くらいそのままにしておきます。
(アルコールは浅い容器にいれておき、へたをつけます。)
あら不思議!アルコールで渋がぬけるのです。


今年のヒット商品「しぶぬき職人」
原料用アルコール、アルコール分47% 360mlで498円
いつもは焼酎を使うのですが思わずこれを買ってしまいました。
ネーミングは購買意欲を刺激しますね、うまい!京都の宝酒造です。

☆ちょっとおまけ
お湯やアルコールで渋を抜くことを動詞で「醂(さわ)す」といい、
これらの方法で渋抜きを施した柿は「さわし柿」と呼ばれています。

甘柿、渋柿とも木になったまま、甘くなった柿を
「きざわし」「きざらし」「きざがき」といいます。
漢字で書くと「木醂」「木淡」

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