今年も朝顔のクリスマスツリーを制作中です。
種から育てた朝顔の苗を3本植えました。現在1メートルほどの高さです。
どんどん上に向かって伸びてします。
まるでジャックと豆の木みたいです。これからが楽しみです。
月別アーカイブ: 2010年7月
イチジクソフトクリーム
作業台のお手入れ
がおったサクランボの木~その2
7月15日のブログに続いて「がおった」=弱ったサクランボの木を見つけました。
この木は佐藤錦ですが1週間も早く実が赤くなりました。
葉っぱも大きかったし、甘さもあったので大丈夫だと思っていたのですが
収穫して半月もたった今になって葉っぱが黄色くなり始めました。
実を赤くするということは相当木に負担がかかっているということです。
葉っぱを落として自分の負担を軽くしようと思っているのかもしれません。
木の自然治癒力といのでしょうか?
私たち人間には想像できない力が木にあるということです。
サクランボを収穫して一番早くやることは→ハウスのビニールを取ること
二番目にやること→お礼肥(おれいごえ)→肥料をやること
来年のサクランボの芽はすでにできていますので
それを育てていくのは葉っぱの力を最大限にしてあげること
つまり肥料をたくさんあげて力をつけて来年のために葉っぱを大きくすることです。
お礼肥(おれいごえ)ってとてもいい言葉だと思います。
がおったサクランボがんばれ!
変なサクランボ
がおったサクランボの木
がおった=弱った
がおったサクランボの木=弱って元気がないサクランボの木
どうして「がおった」とわかるのか?
それは葉っぱがないからです。葉っぱがあっても葉が小さく枚数が少ないのです。
サクランボの木の元気度は葉っぱの大きさです。
遠くから見るとサクランボの実だけが目立つのでよくわかります。
この写真のサクランボの木には葉っぱがほとんどありません。
がおった木ほど実をつけます。生命の危機を感じ子孫を増やそうとしているのです。
つまり貧乏人の子だくさん、豊かな庄屋さんには一人娘しかないないというのと同じです。
この説はちょっと乱暴でしょうか?
しかしこの説ははじめちゃんの奥さん(山形の母=きよのさん)がよく言うのです。
このがおった木のサクランボの味は甘くないのです。
(だから出荷はしませんでした→すべて実は落しました)
つまり葉っぱで甘さも作られると言うわけです。葉っぱがないと甘くならないのです。
果樹園うめつではサクランボの味を確かめながら収穫しています。
もちろん木の個性で甘さも多少は違いますが
がおった木は特に注意してあまくなければどんなに真っ赤でもお届けしません。
どうぞご安心下さいね。
ちょっと悲しい作業です~2
ちょっと悲しい作業です
7月12日、こんな辛い作業はありません・・・
黄色いサクランボ=赤くならないまま熟してしまったサクランボや
グミみたいな小さいサクランボを落とす作業をしました。
サクランボを落とした後の写真です。
時間短縮のため軸を残して、サクランボの玉だけを落とします。
写真は軸だけになったサクランボです。もうサクランボとは言えませんが・・・
もう熟しているので簡単に玉を落とすことができますが
かなり生産者にとっては辛い作業であります・・・
ナポレオンや交配木のサクランボの実は落としたことはありますが
佐藤錦を大量に落とすのは初めての経験です。
このあたりの方言ではサクランボの実を落とすことを=「ほろく」と言います。
今年は花の咲く時期が遅かったのと収穫期前に雨が続いたため赤くならずに
黄色いまま熟してしまったサクランボがたくさんありました。
東根市よりも北の方ではこの現象が多く、畑の半分以上を収穫しないで
落としてしまう農家も多いと聞きました。まさに豊作貧乏です。
東根市よりも北では尾花沢市や村山市では
スイカの時期とサクランボが重なりサクランボを見捨てて、
スイカの作業に取り掛からなければならない農家も多かったそうです。
果物は待ってはくれません・・・農家の作業も待ってはくれません。
恵みの雨
7月11日は午前10時頃からポツポツ雨が落ちてきました。
いつもならああ”~というところですが
今日はお疲れ気味のはじめちゃんを休ませるには恵みの雨です。
はじめちゃんは真面目で几帳面な性格なので休んでいることは罪悪だと思っています。
何もしないで体を休めることも必要なのに「あれもこれも~」と
やらなくてはならない「すぐやる課」の課長みたいです。
たまにはゆっくり休んでほしいのにあっという間に
軽トラックでぶ~~~と出かけてしまいます。ちょっと頑固なところアリ!
雨が降ると農作業は基本的にお休みなので、カンネンしてテレビを見ています。
雨が降ってよかった~選挙にも行けたし
ビデオの水戸黄門も見られたし
早くお風呂にもはいったし
ちょっと夜更かしして選挙速報も見られたし(いつもは9時に寝ます)
農家にとって雨の日はよかったり、悪かったり、やっぱりよかったり~
「アメニモマケズ」の精神でしょうか?!