月別アーカイブ: 2010年6月

サクランボ作業中です!


頼みの綱の娘が学業優先ということで29日に東京へ帰りました。
明日から一人減ですが何とか頑張っていきたいと思います。

しかし連日朝4時半からのサクランボ収穫と夜8時までの宅急便の発送はなかなか大変です。
猫の手も借りたい忙しさ!
サクランボは待ってくれません。

今年は赤くならずに黄色いまま熟してしまうサクランボ姫が続出!
黄色くても甘いのですが、見た目が悪いとかわいそうに・・・
お嫁にいきそこなっている子もいます。

本当はこれが一番美味しいのに~

サクランボ発送しています


サクランボの発送が始まりました。
ブログはこの期間だけお休みして、作業に集中いたします。
写真は佐藤錦500gパック詰めです。

今年は雨や曇りの日が多くなかなか赤くならず
みんな、やきもきしまいたが
皆様のお祈りのおかげで少しずつ赤くなってきています。
本当に感謝しております。

朝4時半からサクランボを収穫して
夕方6時頃に来る宅急便のトラックに間に合わせます。
その後もお送りした方へのご連絡や荷物の確認業務などにおわれています。
また伝票や請求書などを書く仕事もありますので
まさに怒涛の1週間になります。

サクランボの無事到着をどうかお祈りいただきますように
山形よりお願い申し上げます。

農家のトレンド?


おはるちゃん、頑張っています。
6月26日は朝5時からサクランボ収穫に参加してくれました。
(はじめちゃんは朝4時半には畑にいました!)

これぞサクランボもぎの正装!だずにゃ~
リバーシブルの流行の農家婦人帽子、手差し(腕カバー)、
清さんの着なくなったワイシャツ(これがなかなか涼しいのだ)
はけご(うのマーク入り、これは私が書きました)
ジャージ(今はもんぺははきませぇん)
バックはもちろんもみじマークのはってある軽トラック
目からの紫外線を防ぐためのサングラス(さすが都会人)

なりきっております。
大変よく手伝ってくれます。家事から農作業まで~よくこなします。

助っ人登場!


東京から娘の晴華がサクランボの手伝いに来てくれました。
山形の母が転んで胸椎の圧迫骨折になってしまい、
サクランボ戦力外通告を受けてしまいました。
そんな訳で与えられたのが、サクランボメジャーリーグからの
助っ人エースの晴華選手です。

今日は香夏錦(コウカニシキ)の市場への出荷です。写真です。
LL・L・Mに分けながら2キロのバラ箱に詰めています。
コウカニシキは交配木なので、果肉が柔らかく赤くなると同時に軸がとれてしまうくらい
柔らかくなってしまう性質を持っているおもしろいサクランボです。
そんな訳で市場への出荷となりました。

何の芽?


さて何の芽でしょう???
豆です。枝豆です。大豆です。枝豆の湯があり娘という中間品種です。
ゴロゴロした土の中からようやく芽を出しました。
ここはさくらんぼ畑の脇にある畑です。
去年はジャガイモを蒔きましたがネズミにほとんど食べられてしまいました。
そこで今年は枝豆に挑戦!
1箇所に2個ずつ蒔くそうです。その訳は鳩や鳥に食べられてしまうからだそうです。
2個出ていればそのままで、出ない時にはまた一つ蒔くそうです。

畑は鳥やネズミなどとの戦いです。
山に近い地域ではサルとの戦いだそうです。
家の中にあるカボチャや芋を両手に抱えて玄関をあけて逃げていくそうです。
サルは賢いので追い払ったり、ぶつけたりすると後で仕返しにくるそうです。
こわぃ!
まるでサルのために作物を作っているようだとばあちゃんたちが嘆いておりました。

変なサクランボ?!


このサクランボの写真は縦横を間違って掲載したわけではなく
このように垂直にサクランボの実がなっているのです。

サクランボの軸は普通の半分くらいしかありません。
これは佐藤錦ですが植えて4年くらいの若木です。
若い木だからなのかな?
はじめちゃんに聞いてもわかりません。なんでだろ?なんでだろ?

この軸の短いサクランボが入っていたら大当たり!いいこときっとありますよ!
今年は双子ちゃんが少なく、めったに見られません。
双子ちゃんが入っていたらまたまたいいことあるに違いありません!

時にいろいろな形を見せてくれるしぜんからの贈り物たちです。
ほんとうにその不思議に感謝です。

変なキュウリ発見


裏の畑にあるキュウリの苗にキュウリがなり始めたのは6月に入ってからのこと
最初は1本、雨が降ると2本、3本と
平均して1日2本くらい収穫できるようになりました。

そんな中で見つけた変なキュウリ!
背中から葉っぱが出ています。
食べるにはちょっともったいない?いやちょっと怖いかな?
なんで怖いか私にもよくわからないのですが・・・
こんな時に都会人だった昔のワタクシが現れるのかな???(うそっだぁ~!)

丸まっている形がネコみたいで「ネコ型キュウリ」
自然になっているものは形もいろいろ、支柱に巻きついているキュウリもあるし
土の上にごろんとなっているキュウリもあるし
まっすぐなキュウリは半分くらいです。
切ってみると中が空洞だったり、
でもやっぱりもぎたてが最高と思うワタクシは
完全に山形人となってしまったような気がいたしまする。

紅さやかのコンフィチュール


中学校からの友人のロッタちゃんが紅さやかでコンフチュールを作ったそうです。
その写真を送ってくれました。
ロッタちゃんありがとうございます。
ロッタちゃんはとてもセンスのいい何でもできる方なんですよ。

それにしてもコンフチュールってなんだ???初耳です。
山形さではそんなハイカラなもん、くったことねぇ 


調べました。フランス語です。ジャムのことをいいます。
フランス語 コンフィチュール (仏: confiture) 
ドイツ語 コンフィテューレ(独: Konfitüre)
それにしてもおいしそう~紅さやかちゃんすてきに変身しましたね。
よかったね、すてきな方のところへお嫁に行けて・・・
ロッタちゃんありがとうございます。

ところで・・・話は変わりまして
私の東京の祖母は(明治38年生まれ)もうあちらの方へ旅立ちましたが
ジャムのことを「ジャミ」と言っていました。
ジャムだよといっても「ジャミ」と言い通した明治生まれです。
祖母の作った玉ねぎ入りの卵焼きがすごく懐かしい夏至の夜です。

サクランボ作業台


サクランボの箱詰め作業にかかせないのがこの穴あきの作業台です。
この作業台は10数年前に大工さんに頼んで作ってもらったオリジナルです。
サクランボの実は落ちないけど、ゴミは落ちる…
ゴミってなに?サクランボの花の残りかすや一緒についてきた
不稔のサクランボの実などが下に落ちるようになっているすぐれものです。

この台をコンテナの上に置いているところがミソ!
手作りの作業場です。


現在ではアルミできた丈夫な作業台が売っていますが
木でできたものは汚れも付きますが暖かい感じがします。

この台の上にサクランボが並ぶ日もあと4~5日のようです。
箱も作って準備があわただしく行われています。