雨が多かったので、ふきのとうよりも
周りのフキたちの背丈がぐ~~んと伸びました。
茎がもう少し太くなるとフキの煮物が食べられます。
以前に書いたふきのとうの茎の煮物と違っているところは
一度水煮をしてから味をつけて煮ること。
やはりふきのとうの茎の方が柔らかいのですね。
フキを煮ると家中がフキの匂いになってしまうくらい
フキは匂いが強いんですよね。
嫁に来たばかりの頃はこの匂いがあまり好きではなかったのですが
この頃はやけに懐かしい匂いになりました。
山形県東根市はようやく桜が開きました。今3分咲きといったところですが
この雨でずいぶん寒そうにみえます。
ところで東根市の梅の花はすでに盛りを過ぎ、散りそうな感じです。
山形県で梅の里といえば、真室川町。
真室川町は山形県でも一番北にあるので今は満開のようです。
真室川町といったらこれ ↓
真室川音頭に「わたしゃ真室川の梅の花 こーりゃ♪」
私が小さい頃東京の祖母(明治38年生まれ)が民謡を習い始めて
最初に歌っていたのがこの真室川音頭でした。
真室川と言うのはどんなところかとこども心に思っていたものですが
まさか山形にお嫁に来るとは思わず、
でも真室川町には数回しか行ったことがありません。
梅が咲くとこの真室川音頭を思い出してしまうのです。
ちなみに「梅は咲いたか桜はまだかいな~」というのは
江戸端歌(はうた)または小唄の「梅は咲いたか」ので出だしの句だそうです。
どのような条件が重なると霜が降りるのか調べてみました。
春から夏にかけておもに4月から5月にかけて霜が降りる霜を遅霜といいます。
今回のような霜が遅霜です。
夜間に晴れて風も弱い日に放射冷却がおこり、気温がおよそ5℃以下まで下がった朝、
地面付近の温度は0℃以下となり、霜が降りることがあります。
この時期の霜は農作物に大きな被害を与えることも多く凍霜害と言われています。
この霜の時は新芽が出たり、花が咲いたりとこれから1年間の植物のスタートの時期なので
被害が多大になってしまうことが多いのです。
①霜を防ぐには、地面に水をまいて湿度を上げ、放射冷却を弱める方法
防霜スプリンクラーやスピードスプレヤーで水分散布をする
②送風機で風を送り、地表の冷気と高いところにある温度の高い空気を混ぜ、
気温の低下を防ぐといった方法 防霜ファン↓ 写真は静岡県の茶畑
夜間、曇っている時は地面から空に向け放射している熱を雲が受け取り、
地面は雲から熱をもらうことができます。
晴れて雲がないときは、放射された熱が逃げていくばかりなので気温が下がります。
また、風が弱いと地面に接している空気が冷やされてそのまま止まって冷え込みます。
反対に風が強い場合は地面近くの空気がかき混ぜられてなかなか冷えません。
空気は熱伝導率が低いので、冷えた空気は風によって動かされることで移動しますが、
風が弱いとその場に止まり、冷却が進むのです。
夏でも放射冷却現象は起こりますが、その影響はあまり目立つことはなく
秋から初夏にかけて農作物への被害などで影響が大きくなってしまいます。
☆☆4月27日の霜害についてご報告☆☆
27日明け方に霜が降ると予想されましたが
朝はほわんと暖かく霜の降りる5℃以下になることはなかったので
ひとまず安心でした。
お祈りいただきまして本当にありがとうございました。
しかし27日は一日中風が強く、まるで冬の木枯らしのようで
ミツバチはおろか虫も姿をみせない過酷な日となりました。
サクランボの花はまだ咲かず、足踏み状態で夕方からは雨の予報です。
雨が降ると霜は下りないので、一安心ですが
花がいつ咲くのか~と心配が次から次へとやってきます。
素晴らしく晴れて花が咲き、蜂が飛び交い、赤い実をつけるサクランボの姿を
思い浮かべながら、心配の先取りをするのはやめにして
皆様においしいサクランボをお届けできるのを楽しみにしております。
取り急ぎ 霜害回避のご連絡と今の状態をご報告いたしました。
27日午後4時 梅津留美より
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4月26日夕方5時過ぎの写真です。
夕方には気温がぐっと下がり、風もでてきました。
スピードスプレヤーに水を満タンにつめて、
シートをかけてサクランボ畑に置きます。
夜中に家から出動するとエンジン音がとても高いので
近所迷惑になる~という配慮から、ちょっと危険ですが畑に置きます。
(鍵がなくても機械ごともっていくドロボーもいるんですよ)
出動は午前2時頃を予定しています。
明け方の一番寒いころ水分が空中にたくさんあると霜が降りないそうです。
できることは後悔しないようにやってみよう!と実行あるのみです。
4月24日サクランボのつぼみです。まだちょっと固いかんじです。
4月25日のサクランボのつぼみです。少しふくらんできました。
4月26日午後2時頃のサクランボのつぼみです。
つぼみの真ん中がわれてきました。準備OK?
4月26日、中には開きかけているものもありました。
真ん中が最初に開いていきます。真ん中は葉っぱです ↓
葉っぱが出てきました。
花よりも葉っぱが最初というところがすごいですね、
まずは光合成!なんとすばらしいことか!
4月24日は朝から雨が降ったり、晴れたりと安定しない天気でしたが
午後になってからは晴れ間も多くなり、
田んぼも乾いていると言うことでついに決行しました!
雨ばかりで田んぼが乾かず、トラクターが入ると糠ってしまうので
雨が降ると温厚なはじめちゃんもちょっとイライラ気味でありました。
トラクターの前面についている黄色い箱に肥料が入っています。
一定の速度で肥料をまきながら行きます。
この時には耕すことはせず、肥料だけをまきます。
高級な?トラクターでは肥料まきと耕運を一度でできるものもあるそうです。
私の仕事と言ったら肥料を軽トラックで運んだり、
肥料を黄色い箱の中に入れるくらいで
まあ猫の手といったところでしょうか?
今年は2日にわたって晴れる日がなく田んぼも乾かず
田植えの準備の予定が大きく狂ってしまい、
はじめちゃんはちょっとイライラしています。
人よりも遅れることが嫌いで、先に先にと準備をする方なのです。
時にはこちらの方が焦ってしまうのであります。
4月23日の午前10時の東根市長瀞の堀の桜です。
全体的にピンク色になってきました。つぼみももう少しで開花と言う感じです。
中には咲いている花もありました。
23日は朝から雨で最高気温は8,2℃、ぬれている桜は寒そうでした。
早々とちょうちんをつるしているのですが
今年はなかなか点灯するまでに時間がかかっています。
24日は晴れマークなので、一気に開花しそうです。
と書きましたが
24日は朝から雨が降ったり、晴れたりと安定しない天気です。
天気予報は????はずれかな???
つぼみに雨粒が付いて相変わらず寒そうです。
山形市の桜は満開宣言が出ましたが東根市はまだで~~~す。
長瀞二の堀の紅葉 ←2009年10月の日記より
福島県三春町でみつけた「雷クリニック」
信号で止まった時に、思わず写真に撮ってしまいました。
先生が怖そう~雷落とされたら大変~ちゃんと薬飲もうっと
なんていろいろ想像してしまいました。
先生の名前は「雷 毅 ライ ツヨシ」と読むそうです。
てっきり「かみなりクリニック」だと思ってしまいました。ごめんなさい。
でもきっと優しい先生なんでしょう。
近所にあったらきっと受診に行っていることでしょう。
福島にもあった「八文字屋」
ここは書店ではなくホテル=旅館=ちゃんとした旅館でした。
(仙台には「三文字屋」という呉服屋さんたありますが余談です)
下記の八文字屋本に由来しているそうです。
八文字屋本
浮世草子の一種。
京都の書店八文字屋から刊行された諸作品をまとめていう。