21日の雪の一番降る中に種まき作業をしました。
半分小屋の中でできるのですが
私の担当は苗箱を育苗器まで持っていくので
すっかり濡れてしまいました・・・が無事に終りました。
種まきといってもいろいろな種がありますが
種もみといって稲の種、つまりお米です。
硬い皮のついたままの脱穀していない籾ですが
ノゲは取ってあります。ノゲあると引っかかって機械では蒔きにくいそうです。
ノゲは ノギ とも 芒(ぼう)とも言われます。
うちでは種もみは買っているので、
すでにノゲはきれいにとってあります。
長いノゲを持つ米は「つや姫」です。品種によって様々です。
「はえぬき」はノゲは長くありません。
オレンジ色の網の袋に入れられた種もみです。
5キロずつに分けられています。
すでに前の日から育苗器に入れられて芽出しをしてあります。
芽出しは均一に芽がでるようにします。
いよいよ種まき
種まき機械の上を流れていく、土の入った苗箱です。
自動的に水、種もみ、土がかけられていきます。
でも一度始めたら止まらない、止められない。
まるで、はじめちゃんのような機械です。
この苗箱を育苗器に入れて1日
35℃くらいの温度に設定しておきます。
サーモスタットが付いているので
温度があがりすぎることはありません。
次の次の日には苗ハウスの中に移動します。
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収穫したお米は籾(もみ)で種もみとは言わないそうです。
籾も種もみも同じ物なのですが
用途が違うと呼び名も違う・・・おもしろいです。