6月15日は早生品種の「紅さやか」の収穫作業を
朝4時半からはじめちゃんと二人で行いました。
今年初めてのサクランボもぎです。
初物、初仕事、初めて尽くしです。
紅さやかは交配木で1本しかないので10キロくらいしか取れません。
久しぶりの早起きでしたが、4時過ぎには軽トラックがバンバン走り
畑はサクランボを収穫する人や畑の手入れをする人などがたくさん!
はじめちゃんもキヨノちゃんも夜は必ず9時には寝るので
朝は4時過ぎから起きていろいろなお仕事をしています。
だから朝はばっちり!
ぼけっとしているのは私だけです。
でも脚立に乗ると目が覚めて緊張が走ります。
およそ1時間で収穫も無事に終りました。
紅さやかは色は真っ赤でアメリカンチェリーのようにな色になると
甘みがぐっと増すので、果樹園うめつではなるべく赤黒くなるまで
待ってから収穫します。
しかし農協では赤黒くなるとアメリカンチェリーと間違われるので
その手前で収穫するように指導されます。
そのため甘みが薄く、リピーターが少ないと思われます。
これでジャムやタルトを作ると最高に美味しいよと教えてくれますが
すみません、一度も作ったことがなくて・・・
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☆佐藤錦の受粉の確率が低い理由☆
サクランボは自分の花粉では受粉できず、
ナポレオンや紅さやか、南陽、高砂、紅秀峰、などいろいろな品種を
園地に植えることにより主力品種の佐藤錦の受粉の確率が高まります。
佐藤錦は雌しべの受粉期間がサクランボの中でも特に短く
3日で終ってしまうのです。
この3日間に雨が降ったり、気温が低かったり、曇りだったりすると
ハチの活動が活発ではなくなり、受粉が成功しないことが多いのです。
今は佐藤錦が圧倒的に人気のために、交配木が切られ
佐藤錦だけの園地もあり、これが実のならない一番の原因かもしれません。