日別アーカイブ: 2011年4月22日

宮城の支援物資


日本国際飢餓対策機構の仙台市泉区紫山にある救援センターに行ってきました。
紫山の閉店した金港堂書店の跡に支援物資のセンターを立ち上げ、
ここから被災地に必要な物をトラックで運んでいます。

チャーチオブゴット仙台教会(プロテスタントの教会です)の牧師さんと一緒に支援物資を持って行ってきました。
そして泉区に避難している人に必要な物をお届けするお手伝いをしてきました。

入り口で対応してくれた方はとても感じのいい青年でした。
今後どのような物が必要なのかも教えてくれました。
最初は必要だったものが日々変化しているとのことで
今は野菜や温めてすぐ食べられるレトルト食品、
お菓子などの子供が喜ぶもの
文房具、子供の靴、大人の靴、
避難所からアパートや仮設住宅に移ってすぐに必要となるもの
布団、シーツ、家電製品、ポット、掃除機、レンジなど
食器、調味料などが現在必要だそうです。
もちろん募金も!
また変わっていくでしょうけれど、今日聞いたことを書きますね。

でも一番欲しいものはゆっくりと落ち着ける家だそうです。
こころにしみるな~家か・・・

もちろん一般の方の支援物資の搬入も大歓迎だそうです。
あらゆる物資が種類ごとに並べられています。
もちろんこの仕分けもボランティアの方々がやっています。


写真奥には
同じ敷地内にはサマリタンズ・パース(Samaritan’s Purse)という
アメリカとカナダの支援団体の人たちが活動していました。
もちろん皆さん外国の方々です。通訳の方も活動しています。

こちらはアメリカから運ばれてきた物資の基地となっており
簡易ベットや手押し車、スコップなどまた違った物資が並んでいました。
トラックに必要な物を積み込んで被災地に向かってトラックが走っています。

このような活動の場に初めて入って国や自治体とはまったく別の、
個人のボランティアの方々が黙々と働いている姿をみて
感動と心から感謝でいっぱいになりました。

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サマリタンズ・パース(Samaritan’s Purse)=よきサマリア人とは?
新約聖書 ルカ 10:30-37

ある人が、エルサレムからエリコへの旅の途中、強盗に襲われ、
半死の状態になって、道に横たわっていた。
祭司とレビ人は、そこを通りかかったが、
そのまま、知らぬふりをして、通り過ぎた。
一人のサマリヤ人が通りかかった。
サマリヤ人は、昔から、ユダヤ人の敵である。
そのサマリヤ人は、半死の旅人の前で、立ち止まり、
傷を洗い、止血の包帯をし、宿屋まで運んだ。
その上、宿賃まで置いて行き、宿の主人に介抱を頼んで、立ち去った。