月別アーカイブ: 2010年5月

田植えまであと少し


種まきが4月15日だったので、種まきからだいたい1ヶ月で田植えになります。
今年は寒かったり暑かったりで苗の生育が心配でしたが
ビニールハウスをこまめに開けたり閉めたりと
父母が手塩に掛けて育てているので順調に育っています。


12日から天気が悪く気温も低めなので
できるだけ気温の高い日に田植えができるようにしたいと思っています。
気温が高いと田んぼの水の温度も上がり、根の活着がよくなり強い苗になります。
アメニモマケズ カゼニモマケズ 辛抱強い苗になりますように。

ラフランスの花


サクランボの花のことばかりですっかり脇役になってしまったラフランスの花。
↑ 写真は3分咲きのラフランスの花です。ご安心下さい。
ラフランスやもも、リンゴなどは自分の花粉で受粉できるので安心なんですよ~
この性質を自家受粉といいます。自家結実性ともいいます。

自家結実性とは、自身の花粉で受粉して実をつけることで
ラフランスの木が1本しかなくても実をつけることができるということです。

ほとんど全ての品種に自家結実性がなく、受粉樹が必要な果樹は
日本梨、栗、ヤマモモだそうです。
この3種は異品種を組み合わせて植える必要があります。

サクランボが入っていないのは不思議でしたが
サクランボの品種でも暖地桜桃、さおり、月山錦は自家結実性があるそうです。
でもあまり聞いたことのない品種です。

サクランボの組み合わせで一番相性?のいいのは
佐藤錦 紅さやか ナポレオンがいいと言われています。
佐藤錦があまりにもおいしいので交配木を切ってしまい
佐藤錦ばかりを植えてしまったことも不作の原因であると言われています。
サクランボ畑もいろいろな品種があって栄えていくのですね。
1種類だけでは衰退していく一方なんですね。一人でナットク。
自然はすばらしい!


↑ 8分咲きのラフランスの花、咲いた花のほとんどが結実しますので
オロヌキといって一番大きな実を残して他の実は切ってしまう作業を
5月末頃にしなければなりません。→摘果作業
これがまた一苦労の作業であります。

ミツバチのレンタル!?


この写真のミツバチの巣箱は農協の斡旋によって3週間のレンタルです。
1箱12000円で、2009年の秋に農協へ予約します。
果樹園うめつでは2箱借りています。
今年は花が咲くのが遅かったので巣箱が来た時にはまったく花が咲いておらず
遠くまで菜の花やスイセンを探しに行くか
巣箱の中に入っている砂糖水で花が咲くのを待ったようです。

5月13日の夕方には巣箱を返さなくてはなりません。
もちろんハチミツはもらえるはずもなく(しっかり鍵がついています)
ずっしり重くなった巣箱を軽トラックに二人がかりで
「えっさほいっさ」とようやくあげてお返しします。
このハチさんが少ないご時勢ですので借りられただけでもよかったと思いますが

気候に恵まれなかった去年は返却時には巣箱は軽く
ハチの働きが悪かったのですが=蜂蜜が集められなかったのですが
今年はどうでしょう?

ほぼ満開の翌日の7日は朝から雨で、ハチたちはお休みです。
巣箱から出てきません。
8日は朝からいいお天気でちょっと安心でした。
あと5日間、頑張って活躍して受粉を助けてほしいです。
ハチさんたちどうぞよろしくお願いいたします。

サクランボのお花見


これが本当のお花見です。(5月6日のお天気のいい日の写真です)
花の状態を観察する、花を見て廻る はじめちゃん流のお花見です。

サクランボの花はソメイヨシノのように匂いがありません。
花の近くで匂いをかいでもちっとも匂いがしないのです。
梅の花のようにいい香りはしないのです。


はじめちゃんは動き回るので被写体としてはミツバチを撮るように難しいのです。
なぜかサクランボ畑には軽トラックがよく似合います。
もちろん「もみじマーク」付きです。すれ違う軽トラックはほとんどもみじマークです。

私が乗る時にはこのマークをはずすと思います?
若葉マークに代える???
そのまま乗ります。
もみじマーク付きにサングラスのオバサンが乗っているのもかっこいいでしょ?

サクランボの花 ほぼ満開


5月6日は山形県では29℃になり、まるで初夏のようです。
この気温の上昇でサクランボの花は一気に満開になりました。
写真は午後5時のサクランボ畑です。夕日が枝に映りとてもきれいです。
夕方だと言うのにミツバチやマメコバチが飛び交いとてもにぎやかでした。
こんなに働いてくれてご苦労様!と思わず叫んでしまいました。

6日の天気予報は曇りのち雨、
ここまで天気予報がはずれるのはうれしいかぎりです。
「一日もうけた~」と家族みんなで喜んでいます。


サクランボの花はこんなふうに縦にボール状に咲いていきます。
モコモコしてかわいいでしょ?
ソメイヨシノやヤマザクラとはまったく咲き方が違っています。

出た出たアスパラガス


裏の畑にアスパラガスの芽がにょっきりでました。
待ってました!毎年同じところからでてきます。
でも「今年は細い!!!」とはじめちゃんにしかられました。

「いつまでも取っていると来年細くなるぞ!」といわれるのですが
アスパラガスはおいしいのでいうことをきかない嫁はいつまでも
取っては食べ取っては食べしているのです。

今年ちょっとスリムなアスパラガスでごめんなさい。
もう少し大きくなったらさっとゆでて食べちゃうぞ~

子供のころは大嫌いなアスパラガスが今は大好きになりました。
ホント不思議ですね、取りたてがこんなにおいしいとは!

白水川の桜並木


私がいちばん好きな桜は山形県東根市にある白水川(しろみずがわ)の桜です。
白水川の堤防に桜の木が植えられていますが今満開になりました。
5月の連休に満開になるなんて山形に嫁いできてから初めてのような気がします。

桜の木の間に車が止まって桜見物をする人がちらほらいますが
混雑するわけでもなく、桜の木が私たちを見守ってくれているような気がする桜です。

なぜ桜の花が美しいか~それは桜の花が下を向いて咲いているからだそうです。
うなずける説ですよね。
5日には散り始めそうな白水川の桜でした。

菜の花大作戦


この黄色い巣箱はマメコバチの巣箱です。
2009年冬にはじめちゃんと知人のじいちゃんが作った手作りの巣箱です。
盗難にあわないようにスプレーで私が名前を書きました!

今や巣箱の盗難もあるんですよ、
ミツバチの巣箱を借りて置いておくとその巣箱を持っていかれてしまうそうです。
「道端や人目につくところには巣箱を置くのはやめましょう。」と回覧版でまわってきました。
その時には弁償なんですって~もう大変な世の中です。

マメコバチはミツバチのように長い距離を飛ばないので
サクランボの花が咲くまで蜜源が必要です。
いい考えはないものか~
本来ならば秋のうちに菜の花の種をまいておくべきでしたが
春になってからではもう遅かった~あきらめないのがはじめちゃんのいいところ、

そこで菜の花の咲いている河川敷などから花を切ってきて
バケツに水を入れて菜の花の生け花?をしました。
これでマメコバチの少しでも食糧?になれば~
マメコバチが朝起きたらびっくりだぞ!「なんじゃこりゃ~?」って。
きっと喜ぶハチたちの顔が目に浮かびます。ホントかにゃ~?
まずはいろいろやってみないと何事もチャレンジであります。

サクランボの花  5月1日


27日の霜はまぬがれたもの、その後も毎明け方はひやひやの状態が続いています。
はじめちゃんは夜中の2時頃に外に出て霜が降らないか空を見上げています。
でもさすがにお疲れのご様子です。

サクランボの花は先が少し白くなってきました。
ふつうならば一気に咲くのですが、イマイチ気温が上がらずに足踏み状態です。


中には気の早い枝を見つけましたが、うちの道を挟んで隣の畑の木でした。
早生品種は早く花が咲きますが、木が弱っている、花芽が少ないなど
いろいろな条件下では花の咲く時期が早くなることもあるようです。

今夜も霜が降りないようにとただただ空を見上げてお祈りするばかりです。