日別アーカイブ: 2011年1月13日

関山峠


1月11日午後4時ころ
国道48号線、宮城県との県境の関山トンネルまであと1キロのところの温度計です。
峠道は雪が多いのですが、除雪はバッチリ!雪一つありません。
とくに山形県側は完ぺきな仕上がりでした。
除雪ステーションは宮城県側と山形県側にあります。24時間体制で除雪してくれます。


トンネルを出るともう宮城県仙台市青葉区です。
出口からは下りの坂道になります。
エンジンブレーキをかけながらなるべくブレーキを踏まないように下りていきます。
オートマですがギアを変えながら下りていきます。

このトンネル夜中に走る時にはバックミラーを見てはダメ!と言われたものでした。
オバケが出るのです、後ろの座席が濡れていたり・・・
バックミラーに知らない人が写っていたり・・・
いろいろなうわさがあります。

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関山峠について
明治十三年(1882年)仙台野蒜港開港に合わせて山形~仙台間を結ぶため
山形県令三島通庸の命により関山トンネル開削工事が始まった。
しかし完成間近の明治十五年七月工事人夫のたばこが火薬に引火して爆発事故が発生
二十二人が即死した。関山トンネルは明治十五年八月完成した。

この関山トンネルは標高594mのところに掘られた長さ284mのトンネルで
一日一万貫の貨物と一日千人を超える通行人で賑わった。
だが奥羽本線開通により一時衰退した。
ところが自動車輸送が盛んになると関山街道は復活。
昭和十二年にはトンネルを改修した。
それでも難所であったことに変わりはなく、事故も相次いだ。

そのため昭和四十三年に標高531mのところに長さ890mの新しい関山トンネルを開通させ、
国道48号線の改修を行って現在の姿となった。
なお関山トンネルでは心霊現象の話がよく出るが
事故の相次いだ旧トンネルの時代に転落死亡事故が発生したことなどからきているらしい。
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峠を越えないと他県には行けない山形県であります。