月別アーカイブ: 2021年4月

堂ノ前公園の桜~散る

東根市の桜の名所の堂ノ前公園
散りかけて葉桜になっている所が多いです。

朝のひっそりと誰もいない公園は
池も朝もやのようなモヤが立ち込めて
とても幻想的な池と桜です。

もう少し暖かくなると桜を見る人が大勢やってきます。
一年に一度この時期に売店が開いてお団子を売っています。
出店も出て、にぎやかになることでしょう。

ソメイヨシノが終わって一息つくと
サクランボの花が咲き始めるのですが
今年はソメイヨシノのすぐ後ろをサクランボの花が追いかけて
1週間ほど早くサクランボの花が開花しています。
だから霜害にあっちゃうんだよ!
自然は人間の思うようにはいかないものです。

サクランボの芽

4月16日のサクランボの芽の写真です。
17日の最高気温は14度、一日中雨
18日の最高気温は12.9度、朝方と夕方は雨でした。
お天気が悪かったのでサクランボの芽は足踏み状態だと思われます。

かなり膨らんできました。

真ん中の葉っぱになる部分から大きくなっていきます。
最所に葉っぱが出て、光合成を始めて養分を作ると思われます。

来週は気温も高く、晴れの日が続くので
サクランボの花も満開になると思われます。
例年の満開が24日前後なので、1週間くらい早い開花になりそうです。
受粉がうまくいって、実がなりますように。
皆さまの応援とお祈りよろしくお願い致します。

霜の被害

4月10日、11日は最低気温がマイナスになりました。
山形県ではサクランボの霜被害が相次いで確認されました。
県内全域でサクランボの霜被害が確認されるのは6年ぶりのことです。
県は13日、現地を調査し霜対策や人工受粉などの徹底を呼び掛けています。

以下の文はヤフーニュースで流れたものです。

現地調査は、山形市や天童市など6つの市のサクランボ畑で
13日実施され、県や市、地元JAの職員らが参加した。
県によると、今月10日から翌日にかけて、
県内の多くの観測地点で最低気温が0度を下回り、
県内全域でサクランボのめしべが枯れる被害が確認された。
県のこれまでの調査によると、佐藤錦で2割から6割、
紅秀峰で4割から8割程度のめしべが枯れていることが分かったという。

調査では、サクランボのつぼみを切って中のめしべが
枯れていないか確認し被害が大きかった木は、
今後、重点的に人工授粉を行うことを確認した。
県農林水産部の高橋雅史部長は「かなりやられているものがあるが、
まだ元気なものも多いので、受粉対策をきちっとして
結実に結びつけてもらいたい」と話した。

県によると、ことしは3月以降気温が高く、雪解けが早かった影響で、
例年よりも1週間ほどサクランボの生育が早く進んでいる。
満開の時期は、村山地域の平地で、
今月16日から21日と見込まれているが、
サクランボは、開花直前が最も霜に弱く、万全の対策が必要だという。
こうした事態を受けて、吉村知事は13日の記者会見で、
霜対策や人工受粉などを徹底してほしいと改めて呼び掛けた。

県によると、県内全域で霜の被害が確認されたのは、
2015年以来6年ぶりで、
当時サクランボを含めた農作物の被害額は4億円を超えている。

霜の被害にあった中心付近の花芽の様子
やじるしのところが被害に遭ったものです。

果樹園うめつでも霜の被害が心配です。
何とか霜害にあっていない実が育ちますように。
どうぞ皆さまお祈り下さい。

りんごの芽

リンゴ畑では葉っぱがでてきました。
淡い若草色の柔らかい葉っぱです。

15日木曜日、16日金曜日までは晴れのお天気ですが
土日は全国的に雨の予報です。
朝の気温も上がってきました。
これから一斉に果樹の花が咲き始めます。

花の時期に霜が降りると
めしべとおしべが寒さで死んでしまい、受粉ができなくなってしまいます。
また雨でも花粉が飛ばず、受粉ができません。
この時期の天候が実の付け方を左右します。
どうぞどうぞいいお天気で、気温も上がり
無事に受粉ができますように。

稲の苗を育てるハウス

4月10日に稲の種まきをしました。
12日に育苗器から苗箱をだしてハウスに並べました。

苗箱を並べる前

苗箱を並べてから3日後

少し緑色の芽がでてきました。
これから丈夫な苗に育てます。
ハウスの中はぽかぽかで汗ばむ陽気です。

東根市長瀞のお堀の桜が5分咲きです。


昼下がりの誰もいない桜の様子です。
朝6時には-0.6℃まで冷え込みました。
このところずっと霜注意報が出ていて
サクランボの芽が心配です。
午後になっても風が強く、その風の冷たいこと!
ますますサクランボたちが心配です。

ラフランスの芽

ラフランスの幼木の畑です。
葉っぱが少し出始めています。


リンゴもラフランスは葉っぱが先にでます。
ラフランスの幼木の畑は5年前に植えたのですが
枝が枯れたり、根っこを野ネズミにかじられたり
なかなか順調に育っていません。
ラフランスは土との相性があるのか
畑との相性があるのか、大木になるまでにとても時間がかかります。

東根市ソメイヨシノの開花

4月12日の東根市長瀞のお堀の桜の写真です。
ソメイヨシノは開花しています。

山形市の桜はもう散りかけています。
東根市は山形市よりも30km以上北になります。
写真の左側がお堀です。お堀は現在整備中です。
堀の内側が長瀞児童センターです。

4月13日は暖かい朝でした。空気がホワン!としている感じです。
桜はますます開花が進むでしょう。
サクランボの花も少しずつ蕾が膨らんでいます。
例年の開花日は4月24日頃です。
この頃に霜の降りる日が多いのです。
花が咲いた時に霜が当たるとおしべとめしべがやられて
受粉ができなくなってしまい、不稔となります。
これが一番怖いのです。
どうかこれから霜が降りませんように。

霜が降りた朝

4月12日の朝の最低気温は0度 朝5時の気温です。
ちょうど朝に忘れた一輪車を取りに畑に行きました。
一輪車は今日苗だしをするので使います。

一面真っ白で霧もでています。幻想的な風景です。

倒壊したサクランボハウスを片付けしている畑の様子です。

昼になるにつれて、気温はぐんぐん上がり
最高気温は21度になりました。
ソメイヨシノの蕾も大きくなり、一輪二輪と咲き始めています。
サクランボの花の蕾も少しずつ大きくなってきています。
開花まであと1週間かな?もう少し早いかな?

今年は雪で折れたサクランボの木も多数あるので
霜にあわずにたくさん実を付けてほしいです。

スピードスプレヤー実習

スピードスプレヤーとは果樹を消毒する機械です。
赤い色が多いので「畑のフェラーリ」とも呼ばれています。
今までは、はじめちゃんが担当でしたが
今年からは少しずつ世代交代することになりました。
何事も経験です。まずはやってみましょう。

スピードスプレヤー

4月11日、日曜日
肌寒い朝ですが、風がないので練習にはもってこいの日です。
タンクに水を汲むところからスタートです。
水を汲む場所も決まっています。
はじめちゃんの説明はちょっとわかりずらいです。
職人肌なので説明は苦手です・・・

ラフランスの幼木が植えてある畑です。
ここならば見通しもいいし、他に障害物もありません。
練習は水なので、いろいろやってみています。

いろいろなスイッチがあって私にはよくわかりませんが
まずは習うより慣れろ!です。

サクランボたち~元気になりますように

4月10日は朝7時半から稲の種まきをしました。
機械で種をまくので、2時間ほどで終わりました。
その後、堆肥をサクランボの幼木たちの根元にまきました。

この木は少し太いのですが
根元をよく見ると、野ネズミに皮を食べられています。
痛々しいので、肥料替わりに堆肥をまきました。

こちらはサクランボの佐藤錦の幼木です。
今年植えたもので、一年生です。
堆肥を根元近くにまいて、お布団代わりです。

堆肥は近くの牧場でもらってきて
2年近く、畑の隅っこに積み上げておきます。
臭いもありません。ミミズがたくさんいるとてもいい堆肥になっています。
堆肥は自然の肥料です。
果物が甘くなります!手間がかかりますが・・・

大きな木は洪水や大雪でかなりリスクを背負っているので
幼木も育てています。
あと10年はかかるけど・・・
野ネズミにかじられることなく、元気に育ってね~