月別アーカイブ: 2011年9月

稲刈り最終日

9月29日の稲刈り最終日は最高気温26℃の山形でした。
とにかく暑い!絶好の稲刈り日和でした。
イナゴもピョンピョン飛び跳ねて、カエルもピョコピョコ元気です。

お待たせいたしました!(待っていないっていうの・・・すみません)

はじめちゃんが初めてデジカメのシャッターを押してくれました。
太陽がギラギラの夏日なのでファンデーションを思いっきり厚く塗り
キャディイさん帽子をかぶって、割烹着に手さし
もんぺではなくジャージに長靴
作業手袋をしてコンバインに乗っています。

これで最後の田んぼ、あと少しで終わりというところで
はじめちゃんにシャッターを押してもらいました。
これでようやく自分のコンバイン運転の姿を残すことができました。
もちろんこの後はコンバインで刈り取りをしました。
(最初に比べるとずいぶんうまく刈り取りできるようになりました)


はじめちゃんは麦わら帽子をかぶっています。
もちろんはじめちゃんも日焼け止めクリームをしっかり塗って
お肌ケアーに務めています。(農家の男子のみだしなみだそうです)
午後4時には稲刈り作業は無事に終わりホッとひといきです。
明後日から籾摺り作業をします。

稲刈り2日目


今日稲刈りをする田んぼは唯一倒れた稲がある田んぼです。
なぜかここだけ倒れてしまっています。

今までは倒伏するということはほとんどなかったのですが
原因はここだけ肥料を手で振ったので、肥料が多く入ってしまい
節間が伸びすぎてしまった稲に
台風の風の外的要因が加わったせいかと思われます。
このように稲は肥料を多くして収穫量を上げようとすると倒れてしまい
稲刈りをするのに大変な重労働と減収を伴うのです。

しかしこの写真のような倒れ方は一部なので
コンバインで何とか刈れそうだとはじめちゃんのありがたいお言葉です。


コンバインの速度を最低にしてゆっくりと刈り始めました。
コンバインは稲を起こしながら刈り取るので多少の倒伏ならばOK!
ゆっくりとコンバインの後から付いていき、
刈り取れなかった稲を鎌で刈って行きます。

もし稲が完全に倒伏して水に浸かってしまうとそこから発芽してしまいます。
また腐ってしまったり、病気になってしまったり、品質低下と減収になります。
その上、手で刈り取りをしなければならないそうです。
機械に頼ってしまった現在、手で刈るというのは考えられません。

はじめちゃんの腕がいいので無事に刈り取りが終りました。
思わずホッとしました。
去年はここの田んぼはぬかってしまい田んぼ長靴をはいて稲刈りをしました。
今年は雨が少なかったので田んぼは台風の雨でもカチカチで
ぬかることはなく、「あんばいいい・・・」とはじめちゃんは喜んでいました。
明日は稲刈り最終日、天気のうちに刈り上げたいと祈るばかりです。

稲の倒伏とは?
稲は根元近くの節間が徒長によって間隔が伸びて
そこが曲がったり折れたりして倒伏します。
また節間が伸びて弱くなっているところに、
風雨などの外的な力が加わると倒伏してしまいます。

台風などの風が原因もありますが、肥料を多くやると節間が伸びてしまい
倒伏しやすい稲になってしまいます。
肥料をやって収量を上げる=倒伏をしないようにする
この限界点の見極めがベテランの勘によるものと思われます。

稲刈り開始

プチ同窓会から帰って翌日から稲刈りが始まりました。
東京~仙台~山形と移動してきました。
同窓会気分が抜けない私は朝5時に起きて、山形へと車で向かいました。
ちょっと眠いかな・・・今日の関山峠は早いトラックの後ろでした。
私が追いつけないくらい早いトラックです。なんかうれしい~♪

関山トンネルを出た山形県側の気温は朝6時で10℃でした。
肌寒いはずの山形は10時くらいから気温がぐんぐん上がり
絶好の稲刈り日和になりました。

朝は見られなかったコンバインが午後にはあちらこちらに見えます。
一人が稲刈りを始めるとどんどん感染していくように稲刈りが始まります。
山形の放射線検査はどこもゼロで安心ですよ~~~

午前9時半、朝露が上がるころから稲刈りが始まりました。
最初にコンバインに乗るのはもちろんはじめちゃんです。


籾やコンバインのお腹にいっぱいになるとブザーが鳴ってお知らせです。
そうしたらコンバインから軽トラックの籾タンクに移動します。

私もコンバインに乗って稲を刈りました。
機械の操作を忘れないためです。
だれも写真を撮ってくれる人がいないよ~
でもはじめちゃんみたいにうまく刈れません。
また明日がんばるんだもん!慣れたころに終ってしまうのだ!

久しぶりの富士山


ラフォーレ修善寺から遠くに富士山が見えました。
9月25日の朝5時半、センター棟にしかインターネットの施設がないので
パソコンとお風呂道具を持ってセンター棟に向けて歩いていた時に
久しぶりに見た朝の富士山です。

空気が澄んで高原の朝です、山形の空気とはちょっと違うかな?
東北にいると富士山が見えることはまったくありません。

みんなで泊った「ラフォーレ修善寺」はコテージに泊りました。
山全体がリゾートになっていてゴルフ場やテニスコート、体育館、温泉もあります。
とにかく広い!バスが走っていてバスで移動します。

合宿気分でビールや飲み物、すぐに食べられる物を買い出しして
夕食はワイワイと楽しく食べました。
ラフォーレ修善寺

今回行ったメンバーでは農学部時代に北海道や九州に農場実習にいきました。
その頃のことが思い出されてひとっ飛びに学生時代に戻ってしまいました。
楽しい懐かしいプチ同窓会旅行になりました。

シナモンカフェ訪問

シナモンカフェ
三島市谷田の国立遺伝学研究所の南側にあります。
桜並木の道を上っていく途中にあるとてもかわいい小さなカフェです。

9月24日から修善寺への旅行の最終目的はこのシュウコのお店に行くことでした。
シュウコがシナモンカフェをオープンしたのでぜひ行ってみたいと思っていましたが
思い切って今回はずいぶん前から計画を立て、プチ同窓会をすることができました。

昨日のブログの鎌倉山のローストビーフを食べて、修善寺に向かって車で走り
ラフォーレ修善寺のコテージで1泊して、修善寺から三島に向かいました。


シュウコの作ってくれたランチを前にまずは記念の一枚!


シュウコが作ってくれたお友達特製ランチ!
タコスライスとキッシュ、味噌味の和風ミートローフ、カボチャのシナモン風味
サツマイモのスープ、みんなみんなとてもおいしい!
この旅行ではずっと食べてばかり、本当によく食べました。


デザートはブルーベリーチーズケーキ


ガトーショコラ


梨のタルト

いれたてのコーヒーに美味しい手作りケーキ
至福のひとときを過ごすことができます。
ぜひお近くにいらした時にはお寄り下さいね。
かわいいシュウコがニコニコ笑顔でお迎えいたします。

ローストビーフ鎌倉山


大学時代の友人と半年前から計画していた旅行です。
鎌倉の駅に集合してまずはローストビーフで有名な鎌倉山へいざ!
鎌倉山
みんなで旅行をするのは結婚式以来でしょうか?
鎌倉山で昼食を取ってそれから修善寺に停まる予定です。
久々に集まった6人です、明日沼津でもう一人合流します。


前菜のお刺身とスモークサーモン
私は貝があまり好きではありませんがこのホタテはとろっとしして美味しい!


目の前で塊のローストビーフを取り分けてくれます。
その手さばきにしばしじっと見つめます。
ランチコースは一番お安いので6300円から
一番お安いコースを選びました。サービス料とお飲み物で7000円ちょっとになります。
久しぶりのぜいたく・・・感謝です。


口の中でとろりととけるやわらかいお肉
もう1枚食べられるわ~というくらいの美味。


この後お庭でデザートを頂きました。
たくさんの週るの中から2種類をチョイス、わわわ~みんな食べたい!

お庭ではこの後ウエディングも行われるそうです。
帰り道では鶴岡な八幡宮で挙式したお嫁さんにばったり!
幸先よい旅行のスタートにちょっとうれしくなりました。
お天気がいいのでさわやかでとても気持ちがよかったです。

ミカンの木いきいき


台風の雨でミカンの木がいきいきしてきました。
今まではからからの状態で
鉢ごと土に埋めてあげて、水をかけていましたが
何とかがんばってようやく一息つきました。

山形ではミカンの木はなかなか越冬することができず
何度も枯らしてしたはじめちゃんでしたが
冬の間は土から掘りだして、家の中に入れています。
それでも冷え込みが厳しいと一晩で枯れてしまうことが何度もありました。


この青々としたミカンですが、秋が深まると黄色くなってきます。
食べるととても酸っぱくて・・・
そのままならせておいても甘くならずに落ちてしまいます。
北国ではなかなか育たない木を一生懸命に育てているはじめちゃんなのであります。

ダイコンの本葉

台風15号が通り過ぎてホッと一息ですが
日本列島各地にまたまた被害がたくさんでています。
皆さまのところは被害などはありませんでしたでしょうか?
朝からずっとニュースに釘付けの一日でした。


9月3日と4日に種まきをして
毎日はじめちゃんが水やりをしてようやく育ったダイコンの本葉です。
台風で心配でしたが何とか持ちこたえました。
これから大きな苗を10~15センチ間隔で1本残してあとはおひたしになります。
このおひたしが美味しいんです!
もう一品、山形の母は「けんちん」と言っていますが
けんちん汁にこのダイコンの葉っぱを茹でたものをちらします。
これも色どりがなかなか美味でございます。
おろぬき(=まびき)したものもしっかりと美味しく頂くのが田舎流です。


こちらはカブの本葉です。
こちらも大きくなりました。
カブをみると「大きなかぶ」という絵本を思い出します。
あんなに大きくなったら大変だけど
オバケカボチャコンテストというのもあるので
大きなかぶコンテストというのもおもしろいかもしれません・・・

台風15号

9月21日の台風が近づいている頃に関山峠を通り仙台に帰ってきました。
雨が激しくワイパーをフル稼働して車を走らせました。
車はいつもよりも少ないので思い切ってパチリ!

雨に煙る、関山トンネルの手前です。
山側の石垣から水が湧き出しています。
ちょっと怖いです。もし崩れたら・・・なんて考えてしまいます。


関山トンネル直前の温度計は本日14℃
宮城県に下るとさらに気温が下がって13℃になっていました。
宮城県の方が雨が激しく、前も後ろも車がいないのでちょっと不安に・・・

対向車の方がトラックがひっきりなしにすれ違います。
トラックとすれ違う時にはトラックの水しぶきでさらに視界が悪くなります。
フロントガラスに水がかぶると一瞬何も見えなくなります。
これが怖い!

峠を下りると作並温泉の温泉街が、そこを過ぎると
ニッカウイスキーの工場が見えると毎回ホッとします。

東根市長瀞から仙台市泉区の泉中央まで65キロ
たまにトイレ休憩するか
途中のスーパーで買い物するか
寄り道もまた楽しいです。
でも本日は台風のためなるべく早く帰りました。

9月22日午前0時過ぎ、仙台市泉区は雨が上がりました。
風もやみました。ホッとしました。

22日朝山形から電話がありました。
ラフランス畑はコンテナに2箱くらいの落果がありました。
もう一つの畑は高水路があふれ、行くことができませんでした。
近くの畑の様子からこちらの畑も落果は最小限にとどめられたようです。
眠れない夜でしたが、本当に安心しまいた。

米の放射性物質調査結果について

9月19日に山形県は本調査の結果、放射性物質は不検出であったので
米の出荷自粛解除を発表しました。
これで安心して新米を刈り取って皆様にお届けできることができます。
23年度米を召上っていただけるお墨付きをもらいました。
どうぞ安心して召上ってください。
今年もよろしくお願いいたします。

23年度米の放射性物質検査(本調査)
3ページ目の真ん中あたり、127~132番が東根市です。
ここに東根市長瀞村があります。


↑ 23年度米 はえぬき

山形新聞では
県産米、生産者らひと安心 胸張って出荷できる という見出し

収穫期に入った県産米の放射性物質検査で、
県が安全性を確認したとしてコメ農家の出荷自粛を解除した19日、
生産者からは「ほっとした」と安堵(あんど)の声が上がる一方、
検査結果にかかわらず今後の消費動向を不安視する声もあった。

同日午後、県庁で会見した県農林水産部の若松正俊次長は
「少しでも早く結果を公表するため会見を開いた」と切り出し、
検査結果が判明するまで出荷自粛に協力した
生産者、流通関係者に感謝を述べた。

山形新聞20日朝刊よりお借りする