アーカイブ

新そばの季節


スーパーのそば売り場でも「新そば」というシールを貼ったそばが並び始めています。
蕎麦屋の前を通ると「新そば」の旗がたなびいていて心躍る季節になりました。

新そばはいつもの蕎麦に比べるとボソボソという感じで、歯ごたえがあります。
ツルツルという食感よりも、細くても噛み応えがあるのです。

スーパーのそば売り場で心がときめいてしまって、夕食は新そばにしました。
もちろん、生そばを買ってきます。
だいたい3食入って398円~598円位までいろいろです。
太い麺から細い麺まであらゆる生蕎麦が並んでいます。さすが山形!
よりどりみどり~♪今日のお買い得なそばは?なんて買いますだ!

山形の母が鳥の皮でだしを取り、鳥蕎麦のたれを作ってくれたので
鳥のたれに冷たいそばを付けて食べました。
6人前を買ったのに5人ではまったく足りませんでした。ごめんなさい。
山形人はそばが好きです、夕食でも昼食でもOK!
でも天ぷらとか漬物とか煮物とか作るので結局大変なんですが・・・

干し柿作り


干し柿を作るにはまず柿を収穫する時から気を付けなければなりません。
柿の枝をTの字に残しておかなくてはならないのです。
この枝は縄に引っ掛けるために必要なのです。 

↑ Tの字に残した枝

渋抜きの柿を作るときにはきれいに枝を切り落とさないと
焼酎をつける時に枝が刺さって傷ついてしまうのです。

皮をきれいにむいて、縄(昔は縄を使ったのですが縄のゴミが付くので
今はビニール製の紐を使っています)に枝を引っ掛けていきます。

これを軒下にかけて干し柿のできあがり、
しかしここ数年暖かい日が多いので干し柿にカビが生えることが多いのです。
干し柿のカーテンは初冬の風物詩だったのに
~だんだん作れなくなっていくのでしょうか?

ピカピカの新米


連日のニュースで今年の新米には2等米が多いとか。
たしかに果樹園うめつで収穫したお米の中にも
お米のお腹が白くなったお米が混じっています。
これは今年の夏があまりにも暑かったので
お米が高温障害をおこしてしまったのです。

お米の原産は亜熱帯だといっても適当に雨も降るし、スコールもある
しかし今年の夏は雨がほとんど降らなかったのです。日照りです…
お米だってあまりの暑さには参ってしまいますよね。
やっと生きているだけの状態が何日も何日も続きました。
田んぼに水を入れても水が高温になってしまうので
かえって稲にもよくないので、その加減が特に難しかったそうです。
こんな年は初めてというお年寄りたちの声が多く聞かれました。

色や見た目だけで1等米や2等米になるのは今の制度ではしかたないのですが
食べてみると甘みが凝縮しているようでいつもよりもおいしいのです。
これぞ夏の暑さの恩恵、恵みですね。
ピカピカの新米!どうぞ召し上がってけらっしゃい。


新米を精米した時にでた「ぬか」です。
ぬかもあまり時間がたつと酸化してすぐに虫がついてしまいます。
ぬかもお米も生鮮食料品、生きているんですね。

シャンソン物語


山形市の県民会館の斜め前にある駐車場の隣のビルの地下にある喫茶店。
数か月前、友人3人と山形市に用事があって出かけた時に立ち寄ったお店。
その名前は「シャンソン物語」
一緒に行った友人が高校生の時からあると言っていたので
30年くらい前からあるのかな?もっと前ですね。
地下のへの階段を下りていくのです。

重厚な扉を開けるとコーヒーの香りいっぱいの店内、
内装は古いお店とは思えないほどきれいでアンチークの香り、
ああ~喫茶店に来たのは実に久しぶり。
ここは山形だったけ?と思ってしまいました。

焼きたてのワッフルとその日のコーヒー(キリマンジャロ)で900円。
ちょっと高めだけど、一人で本を読んでいる人、コーヒーを楽しんでいる人
いろいろな人たちがここにいる、若い人から年配の方まで
ホッとする空間でした。

シャンソンがかかっていたかは思い出せないのです。
実は3人でおしゃべりに夢中だったから、
そんなおばさん3人にはちょっと合わないかな?
ごめんなさい、ご迷惑でした、、、スミマセン

シャンソン物語
山形県山形市旅篭町2-2-25
電話番号 023-641-6395
営業時間 [月~金]10:30~19:00[土・日・祝]12:00~19:00
定休日 第2・4日曜日

種子島安納芋(あんのういも)

道の駅大郷の入口で売っていた種子島の芋
ついついお兄さんたちの口上に負けて買ってしまった…
Lサイズ1本300円、ちょっと高いかなと思いつつ、味に期待が~
英字新聞でくるんでくれるには訳があるそうで…
英字新聞のインクは染み出さず、このままくるんでいると甘さが増すそうな。


↑ 焼き芋にした安納芋です。
芋を水に浸した新聞紙にくるんで、その上にホイルを巻いて
オーブントースターの中に入れて45分。
時間はとてもかかったけれど、割った時のオレンジ色のきれいなこと
甘くてとろけるような食感、
300円の価値あり!
種子島安納芋

油麩丼・はっと汁


長沼温泉・ヴィーナスの湯の帰りに行ったのが登米町です。

宮城県 登米郡(とめぐん)登米町(とよままち)のB級グルメの油麩丼です。
とよま なのか とめ なのかいまだによくわからないのですが
登米郡の時にはとめ、登米町の時にはとよま と読むことがよくわかりました。

油麩は宮城の名物なのでそれを使ったどんぶりを一度食べてみたいと思っていました。
油麩丼とはっと汁のセットで1050円、みそ汁と煮物の小鉢と漬物がついています。
「もん」という油麩丼発祥のお店で食べました。
油麩丼の会 ←ここをクリック


はっと汁も登米の名物だそうです。
すいとんを薄く伸ばしたものに白菜、ネギ、人参などいろいろな野菜が入っています。
最初はワンタンかと思いましたがワンタンよりも歯ごたえがあり
私は油麩丼だけを頼んだのですが、2~3口味見をさせてもらっただけで
お腹が一杯になりました。油麩丼、みそ汁、煮物小鉢、漬物で730円

この日は登米の秋祭りにちょうどぶつかってしまい
町の中は人でいっぱい!車を停めるところもありませんでした。
こんな時にはせっかちで短気な私はダメですね。
冷静で判断力のある清さんにいつも助けられています。

ひまわりパン


「嶽きみ」という岩手県のトウモロコシをふんだんに使ったひまわりパンを作りました。
「嶽きみ」というトウモロコシを初めて知りました。
青森県の嶽高原だけでしか作っていないトウモロコシで甘いのなんの…
芯まで甘くてまたまたびっくり!

さっそくトウモロコシ好きの清さんに食べさせてあげたくて、
パン教室の先生からどこで買ったのかをしっかり聞いて、
泉区の泉パークタウンにあるグリーンマートというスーパーで1本158円で買いました。

マヨネーズと塩、コショウであえてから焼いています。
かぼちゃのスープは冷たく冷やさずに熱いままいただきました。
3月以来のパン教室、楽しい仲間と久しぶりにおしゃべりに花が咲きました。


ひまわりパンと同じ生地を使って、チョコチップとオレンジピールを入れた
ポコポコパンです。大皿に盛ってちぎっていただきます。

坂内食堂


山形の米沢から大峠(おおとうげ)を越えるとまもなく福島県の喜多方です。
↑ 喜多方の有名な坂内食堂の中華そばです。 
何度か喜多方にこのルートで行きましたが、坂内食堂には混んでいて入れず
今回が4度目もチャレンジです。朝の7時半から営業しているとのことで
10時半に喜多方に着いてすぐに坂内食堂にいきました!
待たずにすんなり食べられました。やった~!


しかし10時半というのに店内はテーブルが2つしか空いていませんでした。
みんな肉中華900円を食べていますが
写真の中華そばも肉が4枚ものって600円です。
10時半だから600円で十分だ!と朝食ラーメンをすすりました。
塩ラーメンみたいな醤油ラーメンでした。
麺はちぢれ麺で喜多方ラーメンそのものでしたが、
スープがあっさりでもコクがある塩ラーメンという感じです。

ところで喜多方までの道、この大峠はトンネルが続き、秋には紅葉も見事です。
東根から喜多方までは2時間半くらいで着いてしまいます。
案外、近いのです。

大峠道路の歴史です ↓
くしくも10日には全線が開通しました!おめでとうございます。

2010年9月10日 大峠道路全通 37年かけ旧道付け替え 喜多方―米沢
福島県喜多方市と山形県米沢市を結ぶ国道121号大峠道路(25.2キロ)が、
喜多方市熱塩加納町の未開通区間2.5キロの工事終了で、11日に全線開通する。
1974年度の事業開始から37年目での完成となる。
当日は安全祈願祭や開通式を行い、午後4時から一般車両が通行できる。
今回開通するのは、県道の日中喜多方線の西側に当たる部分。
対象区間内には、三つのトンネルと二つの橋が設けられた。
大峠道路は、急こう配が続き、積雪のため冬期通行止めになっていた旧大峠道路を付け替えた。
全区間の総工費は約560億円で、1日の通行量は約2600台と見込まれている。
福島県喜多方建設事務所によると、大峠道路の工事は国が進め、
92年8月に県境の大峠トンネルを含む18.6キロが開通。通年通行が可能になった。
96年度から県が事業を引き継いだ。
河北新報より

そば処ふもと


ブログにコメントを下さるあきひろさんから教えてもらった
寒河江市の臥龍橋のたもとにある「ふもと」というお蕎麦屋さん。
何度もその前を通っているはずなのにちっとも気がつかなかったのです。

河北町谷地や寒河江あたりでは冷たい肉そばを冬でも食べます。
今までは「一寸亭」の肉そばが一番美味しいと思っておりました。
このふもとの肉そばもおいしいのです。
スープ(たれ)が一寸亭のほうが少し甘めかな?(あきひろさんのコメントです)
ほんとにそのとおり!さすがです。

清さんいわく、上に乗っている鶏肉が一寸亭よりも軟らかいそうです。
一寸亭は固いけれど噛み応えがあり噛めば噛むほど味があるらしいのです。
ふもとの鶏肉はお年寄りでも噛める優しさがあるとか・・・


私はげそ天を食べてみたかったのでげそ天ざる蕎麦を頼みました。
げそ天は揚げたてで軟らかい、
つけたれもかつおがきいて、しょっぱくなくおいしいかったです。

それに感動したのはこの手前の漬物です。
ししとうの甘辛煮、キュウリの漬物、サクランボの梅漬けです。
サクランボの漬物なんて~と食べたことがなかったのですが
ごめんなさい、とても美味しい買ったのです。
梅干かな?と思いつつ口に入れたのですがまさしくサクランボ。ちょっと感動!

開店の11時からもう車がいっぱい停まっていました。
11時少しすぎて行ったのですが窓側の河の見える席はいっぱいでした。

でもちょっと気になったのは、そばを運んでくるバイトらしき女の子と男の子
ちょっとぶっきらぼうなのです。もっと愛嬌がほしい!
蕎麦屋さんは雰囲気も大事ですよね。もっとおいしくなるのに、残念。
年上のお手本になる人がいるともっとお店が活気つくのに、
スミマセン、うるさいオバサンの小言です。私も気をつけます。

そば処 ふもと
〒990-0522
山形県寒河江市大字清助新田63 – 1
0237-87-2866

前沢牛入りかれいぱん


東北自動車道 前沢サービスエリア(上り線)で売っていた
30センチの細長い究極の前沢牛入りかれいぱん 450円
これも息子のお土産に購入!

「折れやすいので気をつけてお持ちくださいね」と言われたのに
家に着いて袋から出したら折れていました・・・残念
やはり買いたて揚げたてをその場で食べるのがいちばんだと思いました。
450円は安くはないけれど食べごたえはあります。
しかし500円の雫石牛バーガーの方が好評でした。