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味マルジュウ(醤油)


味マルジュウ

山形県人(村山地方)の人がなぜか大好きな「味マルジュウ」
ダシ入り醤油です。
スーパーの広告の目玉になる醤油で、お一人様2本までだと
じいちゃん、ばあちゃんを連れてでも買いに行くのです。
1本598円だと必ず一族郎党を引き連れて買いに行くのです。こわっ!
(定価は1323円もするのですね。知らなかった!)
ジ〇スコのお客様感謝デーにはここから5%引きなのでさらに安くなります。
月1回のチャンスなのです。

この醤油で煮物や芋煮を作ると最高においしいのです。
私も最初はめんつゆと同じじゃない?と思っていましたが
出し入り醤油なのです…
じいちゃんもばあちゃんも刺身にもこれ、おひたしにもこれ
生卵にもこれ、大根おろしにもこれ、醤油ビンにはこの醤油が入っています。
醤油=味マルジュウだと思っているといっても過言ではありません。

息子はこれに大反対!マイ醤油ビンに
丸大豆醤油(遺伝子組み換えしていない大豆使用)を愛用しています。

清さんはここのところ「最後の一滴」を愛用。
もう冷蔵庫の中は各種醤油でいっぱいです。
山形県人おそるべし。

ひっぱりうどん


寒い日のメニューはこれ!「ひっぱりうどん」
疲れて何にもしたくない日のメニューはこれ!「ひっぱりうどん」
買い物に行きたくない雪の日のメニューはこれ!「ひっぱり」

大きな鍋と乾麺のうどんと納豆と生卵(生卵は嫌いな人は入れない)とネギ、
パックに入ったかつおぶしがあればOK
基本のたれは
自分の大きめなどんぶりに納豆、めんつゆ(醤油でも)、
生卵、ネギ、かつおぶしを入れて、たれをかきまぜておく、
このたれに鍋から熱々のうどんをひっぱってきて、ズルズル食べるだけ、

このたれに
サバ缶、ツナ缶、大根おろし、すりおろした生姜、など好き好きでなんでもOK
自分のオリジナルのたれで食べるのです。

忙しい時にはこれが一番、洗い物は鍋と各自のどんぶりだけ。
基本的にはうどんが取りにくいので割り箸を使います。
漬物があればなおOK、天ぷらあったらごちそうです。

食べた後には体がぽっかぽかになるのです。
山形(村山地方=山形市、天童市、東根市など)の定番メニューです。

このサイトに写真つきで詳しく作り方などが載っています。
ひっぱりうどんの作り方

おみ漬け


おみ漬けは、青菜漬(せいさいづけ)と並ぶ山形の秋の代表的なお漬物です。
余った野菜などを無駄にしない手法として、近江商人が伝えたことから
近江漬け(おうみづけ)、おみ漬け、と呼ばれるようになったという説があります。

この近江商人がなぜ山形と関係があるのかというと
山形は紅花の産地として有名でした。
この紅花の買い付けに来ていたのが近江商人だったというわけです。

☆おみつけの作り方☆
①青菜(せいさい)を細かく切り、細かく切った大根、人参をいっしょに樽にいれます。
大根は干した大根を使った方が味がよくなります。

②塩をまぶして、一晩重石をして水が上がってくるのを待ちます。

③水が上がってきたら、塩を洗い流します。
ざるに水をかけて塩気を洗うのです。よく洗います。
その後、また重石をしてよく水気を切ります。

↑ 水気を切った状態です。

④白醤油を煮立てて(沸騰しないくらい)その中にざらめをいれて冷まします。
ざらめの量を調節して、甘さを加減します。
この時にちょっと甘いかなというくらいがいいようです。
出来上がりはそれほど甘さを感じません。

⑤水気を切った青菜を樽に移して、④のたれをかけて、重石をして漬け込みます。

これでおみつけのできあがりです。

このおみつけに松前漬けを混ぜ込んだり、
納豆におみつけをいれて「おみつけ納豆」にしたりして食べます。
ご飯とおみつけさえあれば…OKです。


↑ 完成品はネットからお借りしました。
じつはもう食べちゃったのです。
残りは小分けにして冷凍しました。少しずつ食べます。
漬物で冷凍しておいしかったのはこのおみつけだけでした。

青菜(せいさい)

山形青菜(せいさい)とは?
高菜の一種で、独特の辛味とパリパリとした食感があり、
青菜漬けやおみ漬けなど、山形の郷土料理として利用されています。

畑から収穫して洗った青菜をブルーシートの上に干していきます。
干すことによって葉っぱや茎がしんなりとなり、
漬けやすく、切りやすくなるそうです。
こうして干した青菜をまとめて日陰においておきます。↓

さあ、準備OK!これから漬物道場が始まります。

山形青菜 ←青菜について知りたい方はここをクリック

干し柿の暖簾

~昨日の庄内観光物産会館のつづき~

外のフードコーナーには庄内柿ののれんがあり、
庄内らしさをかもし出しています。
思わず取って食べたくなるような高さにあります。

干し柿は上山(かみのやま=山形市よりも南にある)が有名ですが
庄内柿も有名、どちらも渋柿で渋抜きをしないと食べられません、
あるいは干し柿にしてさらに甘みを出します。

この庄内柿は 平核無(ひらたねなし)という品種で
「種なし柿」としてよく出回っています。
おけさ柿とも呼ばれています。
干し柿の出荷量第1位長野県、2位福島県 3位山梨県だそうです。
柿は中国原産で古事記にも登場していたと言いますが
現在のような柿が栽培されるようになったのは明治時代からです。


↑ この写真はネットからお借りしました
この干し柿、小さい頃はどこが美味しいのかわかりませんでした。
今はほんのり甘い美味しさがわかるようになりました。

シナモンカフェ~三島市


私の大学時代の友人の「しゅうこ」が静岡県三島市で開店したカフェです。
しゅうことはお誕生日も一緒で大学のクラブ活動も一緒、ご縁があるのです。
私の誕生日にブログにコメントがあって初めて知ったのです。
今度は三島まで行っちゃおうっと。
お近くの方ぜひ一度お寄り下さいね。
どうぞよろしくお願いいたします。


最近ブログも開設しました。
ラフランスのタルトの話があり私のことも書いてくれました。
こんどは果樹園うめつ産で作ってね。

しゅうこは大学の時からとっても可愛かったのよん。
今でも年よりずっと若く見えるから(これホント)
同級生に見えないかも・・・わわわ~困ったわ~

シナモンカフェ ←ここをクリックしてみてね。 cinnamon-cafe

住所      静岡県 三島市谷田1056-5
最寄り駅   道順 国立遺伝学研究所の南側
電話番号    080-4228-1036
営業時間    10:00 ~ 16:00
定休日     毎週日曜日と不定期で土曜日

白菜漬け

今年は白菜の値段が高めですね。スーパーで見ても1/4で安くても98円。
韓国ではキムチを作るのも大変だとか…

この時期、白菜が取れると必ず食卓に上がるのが白菜のビール漬け
もちろん、山形の母キヨノちゃんの作品です。


樽に漬けこんで4~5日くらいが一番おいしいですね。
酸っぱくなったらキムチの素を入れてキムチ風に~
これもなかなかおいしいですよ。
私は漬けもの担当ではないのでほとんどタッチしないのですが
この頃、漬けるのを記録しながらおいしさの秘密を探しています。

それにしても取れたての野菜を漬けるのが何よりもおいしいのです。
山形にお嫁に来て野菜のおいしさ、漬物のおいしさを知った私です。

冬支度~1

山形の母は何をしているのでしょう?

15日夜からは雪マークがでていたので白菜を収穫しました。
その時に外側の葉っぱは畑に残していきます。
残った白菜の葉っぱに土をかぶせて、畑をきれいにしているのです。
土をかぶせれば、白菜の外側の葉っぱが腐り、畑にもどるわけです。

さすがきれい好き、白菜を収穫した後も畑はきれいさっぱり!
山形の母はワックス大好き、ふき掃除大好き、家中ピカピカ大好きです。
手の跡が着いているとふきたくなるそうです。
私は母の大好き種類のお掃除は苦手です。
しいていえば掃除機がけくらいかな、好きなのは・・・スミマセン


収穫した白菜が並びました。こうして少しの間乾かして、
その後、屋根裏のむしろの上に寝かせます。
冬の間この白菜を漬物にしたり、鍋にしたりして食べます。
いわゆる越冬野菜ですね。
大根やネギは土の中に埋めます。

初冬の晴れ間は貴重な冬支度の時間です。
11月15日未明には天気予報に雪マークが出ました。
15日は月山でも雪が積もったというニュースが流れています。
今年初めての雪マークにちょっとビビッている私です。

新そばの季節~2

久しぶりにヒットです。美味しい蕎麦に出会いました。


山形県村山市にある「そばのみ」、今まで前を通ったことはあったのですが
一度もお店に入ったことがありませんでした。
たまたま入った日が「新そばまつり」の日だったのです。
お店は11時半~14時までで、ギリギリの13時40分、最後から二組目でした。

あらら、偶然です。新そばまつり?席についてから知りました。
新そばまつりってどんなまつり???
食べ放題で1000円だそうです。
食べたのは細打ち外二八そば(そば粉1㎏に対してつなぎ粉200g)
そば粉は山形産でわかおりを使用した蕎麦です。

私は普通のもり蕎麦500円(普通は650円)
清さんが1000円の食べ放題、野菜の天ぷら300円、にしん煮300円

清さんはざるを3枚食べました。実は2枚目でお代わりどうしようかな?と
迷っていたら、1枚持ってきてくれたのです。
こりゃ食べなきゃいけない・・・山形の男性は3枚は食べるのですね。
お代わりと言わないのに持ってきてくれるところがなかなかすごいです。

そうそうお蕎麦のお味ですが、最高に美味しかったのです。
今まで食べたどの蕎麦よりも美味しかったのです。
打ちたてだから?とお店の人は言いますが(きっと謙遜でしょう)
蕎麦の細さも固さも香りもばっちり私たちの好みに合っていました。


にしん煮300円、柔らかいにしん、骨まで食べられます。
蕎麦屋ににしん、きっと京都の影響なのでしょうか?

トイレが自慢なので入って行って下さいと言われ・・・
自慢のトイレへ、手を洗うところが昔の手水なのです。
蛇口は木、水道の栓も木、いや~~凝っています。

そばのみ ←クリックして見てくださいね。
住所     山形県村山市楯岡笛田三丁目3-6
アクセス   村山駅から徒歩15分
電話番号  0237-55-3631
営業時間  午前11時30分~午後2時00分

2010年ラフランスは?

2010年のラフランスは「試練に打ち勝った勝利のラフランス」

2010年の山形の夏は気温が35℃を超える日が何日も続き
降ってほしい雨がまったく降らず、
草や木は生きているだけで精いっぱいの夏でした。

井戸から水を汲み上げて木の根元にやったりしましたが焼け石に水の状態でした。
ラフランスの実は大きくならず、9月に入って雨が少し降り、
9月末の稲刈りの時には毎日のように雨、ぬかるんだ田んぼ…
稲刈りには最悪でしたが、ラフランスにとっては最後の大きくなるチャンス到来、
ここでラストスパートです、がんばれラフランスたち、
例年よりは少し小さめですが、実はぐんぐん伸びてきました。

夏の暑さにも負けない丈夫な体を持ち・・・
宮沢賢治をお手本にしたようなラフランスたちです。

毎年ラフランス姫と言っていましたが、
宮沢賢治なので今年はラフランス王子です。
全国に山形の宣伝をしてくれる使者、ラフランス王子たちです。

小ぶりな体に作り手のはじめちゃんの愛情をたっぷり受けて
山形の太陽の恵み、おいしい空気、大地の水のパワーを
ぎゅ~~と凝縮したラフランス王子。
皆様に勝利パワーをお届けしていきます。
どうぞ2010年のラフランスをよろしくお願いいたします。