投稿者「rumi」のアーカイブ

たくあん漬け作り~その2

5日のブログではじめちゃんが洗ってくれた大根をたくあんに漬けていきます。


さあ、たくあん漬けの用意開始です。
まずは大根を秤で測って樽に入れてみます。

大根12kgに対して
塩    500g
ザラメ  1500g
酢    2~3合 
麹    1袋
黄色い色付け粉   

なんで12kgなのかというと樽の大きさだそうです。

今年の大根はやけに太い!育っています。
こんなに太い大根を漬けるのは久しぶりです。
これで漬かるのかな?と私は半信半疑?(すみません)
たくあんってもっとスマートじゃん?


まずは大根を樽にひと並べして
塩、麹とザラメを入れていきます。
また大根をひと並べして塩、麹、ザラメを入れていきます。


板状になった麹です。
甘酒麹と書いてありますが、漬物やみそに使うことができます。

ザラメではなく白砂糖を入れたらどうなるか?
キヨノちゃんいわく、ツルツルになる。。。糸を引くっていうことかな?
とにかくザラメ出ないとダメだそうです。

奥深い味わいがでるのがザラメだそうです。
きっとじんわりと解けていくからでしょう。
半月くらいでできあがりです。
今から楽しみです。

たくあん漬作り~その1


たくあんを漬ける前には
まず畑から抜いてきた大根を洗います。

この水は井戸水なので、冬には温かく、夏は冷たい水です。
畑に水をまいたり、車を洗ったり、いろいろと使える便利な水です。

私がお嫁に来た時にはこの水を飲料水として使っていましたが
10年ほど前からは台所では水道水をおもに使っています
井戸水もひいていますが、これはお皿を洗ったり、野菜を洗ったりしています。


洗いあがった大根は真っ白です。
干してたくあんにするものと
このまま生漬けとしてたくあんにするものとに分けます。

さすがA型のはじめちゃん、お仕事がていねいです。
土を丁寧に落とすと真っ白な大根です。美白で美人です。

たくあんも干した大根を漬けるのと
生の大根を漬けるのとは味がまったく違います、
この違いを教えてくれたのは漬けもの名人キヨノちゃんです。

さていよいよたくあん漬けを次回ご紹介いたしましょう。

冬支度~2

11月の天気のいい日に畑から大根を掘ってきて
裏庭の畑に冬の食料として蓄えておきます。

まずは大根のベットともいうべき、穴を掘っていきます。
これははじめちゃんのお仕事です。
かなり大きい穴です。大根がすっぱりと埋まるように深さも要りますね。


はじめちゃんが穴に入って、私が大根を渡していきます。
きっちりと並べないとA型のはじめちゃんは気にいりません。
最初は私が並べていましたがダメだしがでました。


大根の白い所がでないように土に埋めます。
土の中は暖かいので雪が降っても大根はイキイキです。
大根を食べ尽くす3月くらいまで土に中で越冬です。

関山峠も冬景色


12月2日関山トンネルの手前(山形県側)です。
気温計は0℃、山はやはり冷えています。
車内のヒーターも元気に働いています。
道路に雪はありませんが、路肩や山肌には雪がまだまだ残っています。


関山トンネル手前です。
中央自動車道の笹子トンネルの事故があったので
トンネルに入る前にはちょっと緊張します。
でもこのトンネルにはあのような板はありません。
短いトンネルだからでしょう。

妖怪ブルルが出るトンネルです。
ブルルとは急にトイレにいきたくなる妖怪のしわざです。

今日は新たに、妖怪グルルがでました。
急にお腹が痛くなる妖怪の仕業です。
きっと峠を越えて急に気持ちが緩んだのかな?

冬将軍がきた!

師走とともにやってきたのは冬将軍です。
1日朝はチラチラと降っていた雪ですがまさか積もるわけないじゃん!
なんて思っていたら・・・
午後2時を過ぎたあたりから背中がゾクゾク寒くなってきました。
外を見ると


雪が降っているではありませんか・・・
これは積もりそうだな~と仕事をしていると


あっという間に植木が真っ白になりました。
一度夕方にやんだのですが
またまた降り始めました。


午後10時には完全に真っ白な世界です。
長靴をはかないと靴下が濡れてしまいます。

2日は冬型の気圧配置が抜ける模様です。
それにしてもあっという間の白い世界。
この冬、雪道を初めて車で走ってしまいました。
郵便局のポストへ行ってきました。
車はノロノロ運転で信号がすぐ赤になってしまいます。
運転も疲れる~

おまけ

蔵王温泉スキー場では積雪が30センチになり
中央ゲレンデの一部で滑走が可能となったそうです。
スキースノボシーズンがいよいよ到来です。
写真は山形新聞からお借りしました。

ちなみに蔵王の1日正午の気温は-7℃!
霧氷で木々がきれいだそうです。ぜひ蔵王へ!

師走に突入!

お歳暮の発送を待つラフランスたちです ↓

11月29日、30日からお歳暮用のラフランスの発送が始まりました。
サクランボの時がよみがえったようなそんな忙しい日でした。

師走とともに寒気団もやってきたようで
冷えた師走の始まりの朝となりました。

2012年もあと1ヶ月、
2012年は大雪、暑い暑い猛暑の夏、雨の降らない夏、
と農家にとってはかなりきびしい気象条件でしたが
その中で一番よかったのはサクランボでしょう。

朝晩の気温差があり、雨が降らなったので
大粒の甘いサクランボが収穫できました。
今年のサクランボは過去最高のできだと言われています。

ラフランスのはじめちゃんの猛暑の中の水やりのおかげで
大きく立派に育ちました。
ラフランスの味はちょっと固いうちには甘さと酸味がほどよくあり、
熟成が進むととろりと甘く変身します。
この変化は自然の不思議、みわざでありましょう。

お歳暮の発送

ラフランスのお歳暮用の発送が始まりました。
毎年、12月1日に到着するように送ります。
中国、四国、九州、北海道は2日かかるので
11月29日に発送しないと12月1日に着きません。

11月末は宅急便屋さんも大忙し。
猫の手も借りたいほどです。
荷物を集める集荷だけでなく、配達が大変なのだそうです。
ちょうど、新米のお返しや早だしリンゴやラフランスのお返しが
田舎にむかってどどどっど~~~~っとやってくるのだそうです。


クロネコヤマトのマークの由来は、母猫が子猫を運ぶ時に
一番怪我をしない所をくわえて運ぶ所からきているそうです。

黒猫になったのは広報課の方のお子さんが猫を黒く塗ったことから
これはいい!ということで決まったとか・・・
(すべてヤマトの広報からの情報です)


左側の写真は営業所に置いてあるネコピットという
送り状を印刷してくれる端末です。

右側はドライバーさんの持っている端末機で
集荷の依頼が来ると「にゃ~」と鳴いて知らせてくれるそうです。
4つの音の中から選べるシステムだそうですが
これはさっそく明日ドライバーさんに聞かなきゃ。

またドライバーさんの使っている軍手のゴム部分が肉球になっていたり
猫にこだわっている会社なのです。


宅急便の絵が描いてあるダンボールは
ウォークスルーボックス と言って350円もするのですが
窓をくりぬいて、猫ちゃんのおうちとして使っている人も多いそうです。


この猫はうちの猫ではありません。
クロネコヤマトの猫キャラ図鑑からお借りしました写真です。

集荷依頼の電話も再配達の電話もすべてドライバーさんにかかってくるので
ドライバーさんは大忙しです。

荷物を送る時に「どうか1度で配達されますように」と祈る私でありました。
なぜって~
ドライバーさんが超忙しくて、
果樹園うめつに集荷に来るのが19時くらいになってしまう時には
一緒にトラックに積み込んだり、私もお手伝いをします。

サクランボやラフランスは翌日着く宅急便がないと
成り立たないのです。
だからどうしてもドライバーさんの肩をもっちゃうのでありました。

どうぞ皆様もクロネコヤマトの宅急便をよろしくお願いいたします。
ドライバーさんを温かく見守ってあげてください。

山は雪~

11月28日のお昼過ぎに関山峠を越えて山形にきました。
作並温泉を過ぎたあたりから、路肩に雪が積もっていて
山肌にも雪が少し残っていました。


11月28日お昼頃の関山峠。
作並温泉からトンネルへ向かって3キロくらい行ったところです。
このままいくと山形県側は雪かなと思っていたら、

山形県側に下りると雪はほとんどなく
宮城県側の一部に雪が残っていただけでした。
山形県側の気温は4℃、前回峠を越えた時が1℃だったので
それほどの冷え込みでもないようです。

東根市内にくると、月山が真っ白で、遠くに見える朝日連峰も白くなっていました。
この1週間で紅葉から冬山へと季節は一気に動きました。

11月27日は山形県の庄内地方で吹雪になりました。

11月27日午後2時頃の国道112号線の月山第一トンネル付近です。
山形新聞からお借りしました。
道路は圧雪でノロノロ、風も強く、庄内では被害もでたそうです。

11月末には必ず雪が降る・・・
それからは12月末くらいまで、いいお天気なんてことは毎年あります。

一度ドカンと雪が降って、冬に向かう覚悟を決めるのだけれど
いっこうに雪が降らず、気が緩んで・・・なんてことがよくあります。

ラフランスの発送準備

11月27日は仙台でも雪が木の葉と一緒に飛んでくる寒い寒い日でした。
道路は木の葉が渦を作って舞いあがっているし
風と共に雪は舞っているし

山形でも雪が舞って、風の強い寒い寒い日だったようです。
仙台滞在24時間ですが、仙台でもこんなに寒いとは・・・
また28日から山形在住となります。
ラフランスのお歳暮の発送に向けて準備が始まります。


ラフランスの発送にはいろいろなお仕事があります。
はじめちゃんは冬支度の合間にラフランスの軸を切ってくれています。
軸があると詰めにくいだけでなく、傷をつけてしまいます。

今までは詰めながら、キヨノちゃんが切っていたのですが
今でははじめちゃんが前もって切ってくれるようになりました。

ラフランスの収穫

冷蔵庫で予冷

冷蔵庫から出して熟成

ラフランスの軸を切る

箱作り 伝票書き

箱詰め お値段の計算

点検 パンフレット作り、

発送

だいたいこんな感じですが
はじめちゃんは箱作りやラフランスの軸を切ったりしてくれます。

漬物準備

山形を代表する漬けもの、青菜(せいさい)を収穫するキヨノちゃんです。
冬の始まりの晴れている日には漬物の準備をします。

午後の日差しは写真には柔らかく写っていますが
空気はピリリと冷たく、午後3時を過ぎると急に気温が下がってきます。

収穫した青菜は数日間干して、柔らかくしてから水で洗います。

すべてキヨノちゃんのお仕事です。
「好きにやってるからかまねでけろ」
「やってもらいたいことがあったら呼ぶからね」と
言ってくれます。

まだまだ漬けもの師匠は現役です。
私はお手伝い、猫の手であります。

キヨノちゃんの青菜漬けは酒と青菜漬けの素だけで漬けます。
こうすると少し気温が上がってもカビが生えたり
ぬるぬるになって腐ったりしないそうです。
お酒の力ですね。


漬け上がった青菜漬けです。
実際にはまだ漬け上がっていないのでお借りした写真です。


いろいろと試行錯誤をして
知人などに聞いて、試食して、美味しい漬け方がこの「青菜漬の素」を使うことでした。
漬けもの名人は村中にいます。
美味しい漬物があると聞けばたちまち口コミで広まっていきます。
お茶飲み会を通して美味しい漬物はどんどん広がっていくのであります。