写真の真ん中にいるイナゴがわかりますでしょうか?
緑色と黄色のバッタと似ているのがイナゴです。
バッタとイナゴの違いはなんでしょうか?
バッタは自分の身長の数十倍くらいしか飛べませんが
イナゴは羽を持っているので遠くまで飛ぶことができるのです。
稲の穂が垂れ下がった田んぼに近づくと
さわさわっ~と音がしてイナゴが飛んで逃げていきます。
このイナゴを捕まえるのはなかなか難しいです。
でも今年はイナゴがたくさん田んぼにいます。
去年は雨が多くイナゴが少なかったような気がしますが
さてこのイナゴどうしてお米の害虫なのでしょう。
イナゴは稲の葉っぱを食い荒らしますが、お米にはキズがつきませんので
お米は無傷でもちろん食べられます。
しかし8月の出穂期以降にイナゴが大発生して、
葉っぱや穂まで食い荒らされると収穫量が減ってしまいます。
それで昔から害虫退治とタンパク源の摂取という意味合いも含めて
子供たちも総動員してナゴ捕りをしていたそうです。
イナゴを捕まえる時には袋に入れていきます。
(今はペットボトルに入れたりもしますが
ペットボトルに入れるとイナゴを取り出すのが一苦労です。)
それを袋のままお湯で茹でます。
水に放ってからゴミなどを取ってから佃煮を作ります。
このイナゴの佃煮とてもお高いのです。
イナゴを捕るのは人の手でしか捕れないからでしょう。
娘が長瀞小学校の頃、田んぼにイナゴ捕りに行ったそうです。
そのイナゴを担任の先生が佃煮にしてくれた思い出があります。
調べてみると食用イナゴの最大の産地は仙台平野だそうで
1シーズン合計では100トンを超えるといいます。
実はそれでも足りなくて中国から輸入しているそうです。
イナゴを食べる人は多いのですね。
私は苦手ですが・・・スミマセン。
子供のころ西川町の実家に遊びに行ったとき、おじいちゃんが運転するバイクの後ろに座り、虫取カゴでイナゴとりをしたことがあります。
田んぼの脇道をバイクで走るとイナゴがピョンピョン跳ねてくるので、それを虫取カゴで捕獲する作戦です。
私は虫嫌いなのですが、イナゴの佃煮は大好きです
(^^)
しらほさん こんばんは
虫が嫌いなしらほさんがイナゴの佃煮大好きとはちょっと意外です。
というかびっくりです。
私はどうしても食べられないのです。
お恥ずかしいです。
コンバインのあとをついていくとおもしろいようにイナゴが捕れます。
これも稲刈りの恩恵ですね。