柿の渋抜き作業


柿の実がオレンジ色になってきました。
紅葉が山から里に下りてきた頃、柿の渋抜き作業をします。
柿のへたに35度の焼酎をつけて、
へたとへたを合わせてビニールの袋にいれます。

ビニールの口をきりりと縛り、1週間~10日で渋が抜けます。
山形の柿はほとんどが渋柿です。

☆美味しい柿の切り方をご紹介しましょう
ヘタの周りを少し大きめに切り取って、縦切りにします。
柿の甘味が均等に分配されます。

なぜかというと花落ちと呼ばれる部分
(ヘタの反対、花ビラが付いていた部分だから花落ち)
と種の周りの甘味が強く、ヘタに行くほど甘味が薄くなるからだそうです。

☆山形の母は甘柿のことを「きざわし」と言っています。
「きざわし」を辞書で調べたら
木で甘く熟す柿。甘柿。きざらし。きざ柿。木練(こねり)

標準語だったんだ。知らなかった。絶対山形の方言だと思っていました。

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