今は接ぎ木(つぎき)の季節です。
若い枝を切って、冷蔵庫で少し寝かせてから接ぎ木をします。
おもに、サクランボの佐藤錦の木の枝に
紅さやか や 紅秀峰(べにしゅうほう)などを接いで
ミツバチやマメコバチの受粉を助けます。
接ぎ木のやり方
枝にはさんで、接いだ部分に包帯ではなくテープを巻きます。
サクランボは特に受粉樹がないと実をつけないので
木の間に違う品種のサクランボを植えますが
植えるスペースが無い場合や即効性を求める時には
枝に接ぐのがとても効果的な方法です。
はじめちゃんはコツコツと接ぎ木をして
サクランボが受粉しやすい環境を整えています。
こうした技術を受け継いでいかなければならないと
痛切に感じるこの頃なのであります。