るみの日記」カテゴリーアーカイブ

パン教室


東日本大震災後に初めて、パン教室に参加してきました。
本日のメニュー
ベルン風オニオンパン(イースト発酵) 写真右
チーズとハムのホットプレート焼きパン(酵母発酵) 
ラウンド ライ麦食パン(イースト発酵) 写真なし
ラウンド レーズン食パン(酵母発酵)  写真なし
スモークサーモン、ほたてのマリネ

今日は酵母とイーストの複合教室で、チャリティーパンをこねたり
とてもたくさんの種類のパンを焼きました。
生徒さんも初めてご一緒する方ばかりで最初はとても緊張しましたが
お話していくうちにどんどん打ち解けてやがて
ワイワイ、ガヤガヤ、わっははの笑いの渦に~
久しぶりのお腹をかかえて笑ったと先生も言っていました。

先生のお宅では都市ガスが使えず、電気オーブンだけでパンを焼いて
被災した生徒さんたちにバイクで届けたり
チャリティーパンを焼いて義援金を寄付したりもしていました。
地震から3ヶ月ちょうどみんなに頑張っていた心に疲れが出る頃・・・

ちょっとの贅沢、おいしいものを食べる贅沢
みんなとおしゃべりする贅沢、ささやかな贅沢!
今日の出会いに感謝、ほんとうにありがとうございます。

パンの匂いは元気になる匂い!
もちろんご飯が炊ける匂いも元気になる匂い!
匂いは心も体も元気にしてくれる魔法なのかもしれません。

台風が心配ですが明日からは山形勤務です。
ラフランスの摘果作業が始まります。
仙台でのホリデー???も終わって季節労働者になります。

泉中央駅付近


仙台市泉中央駅付近の花壇です。
ビオラの花が満開で、とてもきれいなのでパチリ!

花壇にはベガルタ仙台の旗がひらめいています。
J1サッカーチームのベガルタ仙台の
ホームスタジアムのユアテックスタジアムが近くにあります。

しかしこの広場というか駅に続く通路のところどころに段差があったり
タイルがはがれていたり、地震の爪痕はまだ残っています。

東日本大震災では地下鉄南北線の泉中央~台原間がしばらく不通で
駅ビルのイトーヨーカードーも地下の食品売り場のみの営業でしたが
4月末からは1階~5階まで全館営業するようになり
ようやく18時閉店→19時閉店、今は20時閉店になりました。
このヨーカドーも外壁工事の真っ最中、入口の階段も工事中です。
だんだんと地震前の状態に戻りつつあります。

私の好きな「白謙」=しらけんのかまぼこは石巻で作っていますが
ようやく販売が開始になりましたが、夕方に行くと売り切れになっています。
種類もささかまぼことあげかまぼこの2種類しかヨーカードーでは売っていません。
石巻 白謙かまぼこ店

泉中央駅付近にはマンションがたくさん建っていますが
この頃、マンションの外壁の工事が多く、足場を組んでいたり
塗装をしている光景がよく見られます。
1戸建ての家の瓦はまだ直っていない所が多くブルーシートがかかっています。
被災地→公共施設→マンション→一戸建てというように
復旧工事の順番がまわってきているようです。

しかしビル全体が傾いてしまったヤマダ電機泉店は
6月末くらいまで工事がかかるようですし
八文字屋泉店の前の西友仙台泉店もまだ閉店しています。
お店の規模や被害状況でまだまだ閉店しているお店や
被害の大きく住むことのできないマンションもあるようです。

オオムラサキツツジ


仙台市泉区の泉中央駅の近くにあるつつじの生け垣です。
つつじの種類はオオムラサキ、紫紅色の大きな花が満開です。
夕陽にあたってキラキラと輝いて、まるで紫の絨毯みたいです。
携帯カメラで写したのでちょっとピンぼけでごめんなさい。


↑ 私が写した写真があまりにもピンボケなので
ネットからお借りしました。すみません。

オオムラサキツツジは都市緑化にはかかせない木だそうです。
寒さに強く、排気ガスや大気汚染にも強い花木で、刈込にも強く
公園や道路と歩道との間や路側帯にも使われています。
栽培は江戸時代から行われているそうです。
低木類ではベスト5に入るくらいに植栽に使われている木だそうです。

このオオムラサキ、花をとって蜜をなめて遊んだことがあります。
私の生まれたのは渋谷のど真ん中でしたが
できたばかりの宮下公園にはたくさんのオオムラサキが植えられていました。
懐かしい~花です。

柔軟剤

東京にいるの私の父が洗濯が大好きなのです。
洗剤や柔軟剤のこだわりは相当なものです。
私は柔軟剤を使うとかゆくなるような気がして今まで使っていませんでした。

しかし家族から(特に息子から)柔軟剤を使わないと
タオルがごわごわで痛いとずっと言われ続けていました。
いわれ続けても使わないがんこな私でした→かなり反省

そしてとうとう今年の3月初めから柔軟剤解禁としました。
3月で東京の大学に行く息子の願いを数週間かなえてあげようと思いましたが
3月11日には地震があり洗濯もできない日が続きました。


ハミングneo
「半年洗ったタオルでも実感」と書いてあったので最初に買いました。
あまりにもタオルが軟らかくなったので味をしめて
他のメーカーも使ってみたくなりました。


レノアハピネス ラグジュアリーフローラル
形があまりにもかわいかったので買ってしまいました。
香りがいい!香りが長続きします!


レノアプラス フレッシュグリーン
これは東京の父がお気に入りです。

東京の洗濯ものはみんなこの匂いです。
母が8年前に亡くなりましたので父は一人で孫たちの面倒をみてくれています。
口うるさい父ですが、頭が下がります。

柔軟剤はぜいたくか否か
でも柔軟剤のおかげで、清さんも私が山形に行っている時には
洗濯を自分でするようになりました。

そして着る時に香る匂いに幸せを感じてしまう私です。
地震後の私のささやかな楽しみとなりました。

ラフランスの実


5月22日のラフランスの花のあとの様子です。
おしべだけが残り実も少し膨らんできました。


1週間ほどたつと、実の大小が見えてきます。
大きい実だけを1つ残してあとは摘果します。
すべての実を摘果するので作業は4~5日かかります。

摘果作業は5月末から行う予定ですが
雨が降ると脚立の作業はできません。
脚立がすべって落ちたり、怪我をしたりしてしまいます。
脚立の作業はとても危ないので慎重をしさなくてはなりません。
朝露や雨上がりも注意しなくてはなりません。

サクランボのその後


5月22日のサクランボの実の様子です。
まだ花の名残りがありますが、花が終わってからわずか10日ほどで
こんなに実が大きくなっていることにびっくりです。

たくさん実がついているように見えますが
大きい実だけが残り、あとはほとんど落果してしまいます。
この写真だと3~4個くらいしか残らないようです。
これはあくまでも楽観的な予想です。

しかし全部実がついたら鈴なりになり、全部が小さい実になってしまい
商品価値はまったくなくなってしまいます。
まさにご家庭用とこつぶちゃんの大量発生です。


この写真だと残る実は2~3個くらいでしょうか?

サクランボはどこまで落果するのか、どこまで実が残るのか
ギリギリまで判断が難しいのです。
サクランボってなんてデリケートなのでしょう?
それとも気難しいのか・・・

田植えの後のお仕事


苗の補殖のお仕事
田んぼをまわって植えられていない所に手で苗を植えていきます。
これが一番の重労働、田んぼの足を取られて転びそうになります。
はじめちゃんはさすがに年季が入っているので大変上手ですが
足が痛い、腰が痛いといって、湿布を毎晩貼って寝ています。
私ももう少し上手にできるようになるといいのですが・・・
まだ猫の手くらいにしかなりません・・・


育苗ハウスのビニールを取って、野菜畑に変身させます。
このビニールはブラシできれいに洗って乾かしてたたみます。


ビニールとハウスのパイプを押さえるパッカーというものです。
これがきちっとビニールを押さえているので、逆に取るのが大変なのですが
取る道具もそろっています→ パッカーはずし→これがなかなかのすぐれものです。
ホームセンターで売っています。
てこの原理を応用しています、理科の実験みたいで楽しいです。


すべてのビニールを取って骨組みだけになったハウスです。
この土を耕運機で耕して、いろいろな自家用の野菜を植えていきます。
これはキヨノちゃんのお仕事です。美味しいお野菜を待っています。

田植え~その2


5月20日、朝5時起床!お化粧もせずに帽子を深くかぶって
今日田植えをする田んぼに苗を運びに行きました。
朝の田んぼは気持ちいい~♪ はずが・・・

軽トラックに苗を60枚つけることができますので
最初の田んぼに60枚、次の田んぼに45枚とはじめちゃんと二人で運びます。
この苗箱、水をかけてあるのでけっこう重いのです。
朝の涼しいうちに運んでおかないと日中のハウスは地獄の暑さに・・・

しかしこの日は10時くらいに恐れていた苗運びが待っていました。
ハウスの中は暑い!ゴム手袋の中に汗が滴り落ちます。
田植え長靴の中もかなりの暑さに・・・ううう


田んぼでは次々に苗箱が空になっていきます。
なにせ、新車の田植え機械なので性能がよく、どんどんはかどるのです。
それで思いの他、苗運びを急ピッチで行わなければなりませんでした。
新しい田植え機械!恐るべし・・仕事が速い
さあ、お仕事はまだまだ続く
空になった苗箱は来年のために用水路の水を利用して洗います。


↑ 苗箱洗いです。ブラシが2段に付いていて
苗箱を上下するときれいになります。裏側も同じように上下して出来上がり!
これも楽な仕事みたいですが、何百枚も洗うとかなり腕が痛くなります。


軽トラックに積んで、農機具小屋に並べます。
しっかり上下左右を組み合わせると高く積んでも動かないようになります。
これはもうずいぶん前から私の仕事になりました。

朝から夕方6時くらまでずっと田植え長靴を履きっぱなしだったので
かなり足が痛くなりました。
田植え長靴ってブタさんの足先になっています。

↑ 田植え用長靴 指付 足袋のようになっています。
田んぼではいいのですが陸上ではかなりハンデがあります。

はじめちゃんは毎日これを履いて田んぼの耕うんからしろかき田植えとやってきました。
さすがに昨日も今日も夜8時前には寝てしまいました。
今日はよほどお疲れのようです。「寝れば治る!」と言っています。
本当に鉄人です。
昭和9年生まれ、見習うことばかりです。

5月21日土曜日も5時に起きてさあ作業!とがんばっていましたが
雨がポツポツ落ちてきて5時半には本格的な雨になりました。
はじめちゃんままだ起きてきません。
これぞ恵みの雨、お疲れ治しをしてください。
農家にとって雨は仕事ができませんが体の疲れをとる天からの贈り物だと思っています。

田植え始まる~


5月19日から田植えが始まりました。
苗はうちで作りますが、田植えは隣りの隣りのおじさんに委託しています。
この田植え機械は新車だそうです。今日初めてうちの田んぼから作業開始です。
そこでクボタの人が横について試運転の指導です。


1枚の田んぼが終る頃には調子がでてきました。
ベテランの方なので機械が新しくなってもまったく心配要りません。
ところでこの六条植えの田植え機械は定価で236万円だそうです。。。。
びっくり!1年に1日しか使わないのにこの値段・・・だからうちでは委託しています。
委託田植え作業は97000円も支払わなくてはなりません。
田植え機械を買うか、毎年払うか・・・
農家は悩むところです。
苗も買うと1枚750円だそうです。
苗を買って、田植えをしてもらって、秋に刈り取りしてもらって、玄米にしてもらうと
お米を買ってもらっても赤字だそうです・・・
そんな訳でうちでは田植え以外は、はじめちゃんと私たちががんばっています。


用水路でタニシ発見です。ジャンボタニシというそうです。
嫁にきてから初めてタニシを見ました。
父や母は「ツブ」と言っています。
昔はたくさん採ってきて煮て食べたそうです。
しかしこの昔食べたタニシは「ヒメタニシ」で稲に害を与えません。

恐るべしジャンボタニシの実態がわかりました。
You Tubeの映像です。
タニシは稲を食べる害虫だったのですね。

ジャンボタニシは俗称、淡水巻貝スクミリンゴガイという南米原産で、
1980年代 前半に食用のためアジア各国に持ち込まれました。
しかし、販路が拓けず今はほとんどの国で商品価値をなくしています。
一方、野生化した貝が生育初期の稲を加害し、各国で大きな問題になっています。
西日本にいるといわれたジャンボタニシが山形県にもいるとは・・・
恐るべし温暖化ではないでしょうか???

リンゴの花


5月14日のブログでリンゴの花はピンク色なんて書いてしまいましたが
代表的はフジは白い花です。ごめんなさい。
品種のよってはピンク色の花がありますが、白い花が多いようです。

リンゴの花の時期にリンゴ農家は花摘をします。
ラフランスのように摘果をするのではなく、リンゴは花で摘果をするそうです。
これも数年前に知ったことです。

果樹園うめつにはリンゴの木は3本しかなく
まだ5年くらいの小さい木なので、リンゴのことはほとんど私は知りませんでした。

☆リンゴの花摘みについて少しお勉強してみました☆
りんごの花は、一カ所に5つぐらいの花が咲きます。
このうち一番最初に咲く大きな中心の花(中心花)を1つ残して、
まわりの花(側花)は落とします。
全部の花が、実になると1つ1つが大きくならず、
木に負担がかかり、いいりんごができないためです。
中心花のみが残っていた方が、ハチに効率良く受粉をさせることができます。

また、早く花を摘むほど樹の貯蔵養分の消耗が少なく、
結実や幼果の発育、枝の伸長、来年のための花芽形成にプラスになります。
りんご栽培の中で一番時間の費やす作業でもあり、根気のいる作業となります。

リンゴの栽培は手がかかるといいますが本当に大変ですね。
ラフランスの摘果は、はさみを使い大きな実を選んで残しますが
リンゴは真ん中の花というのを初めて知りました・・・
農業は奥深いです。


参考までに~ネットからお借りしてきました。
津軽(つがる)という品種の花です。ピンク色の花です。