るみの日記」カテゴリーアーカイブ

籾すり作業終了

10月2日で籾すり作業も終了しました。
久しぶりに起きるのが辛い朝でした。
全身が痛く、眠くて、頭が痛くてこのまま寝ていたいと何度も思いました。

籾すりをしたお米は30キロの米袋に入れて
玄米で籾入れ(蔵)に保存していますので
注文があるとその都度精米して発送いたします。

今年のお米は夏の暑さと少雨でいつもよりも10%くらい減収です。
どの農家でも今年はお米が出ない=収量が上がらないと言っています。
また米の値段もいつもより10%~20%くらい高いようです。
 
毎日食べる物なので果樹園うめつではお米の値段はここ数年値上げしていません。
新米のお値段も昨年と同じ10キロ3600円、玄米は3500円です。
10月3日より発送を始めます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

籾すり作業


10月1日朝8時から籾すり作業を始めました。
乾燥させた籾を籾すり機↑に入れると、玄米になります。


この秤の上に米袋をセットしてレバーを下げると
自動で風袋込みの31.825kgの玄米が出てきて止まります。
この米袋の口を3回折りたたんでしっかりとしばって
ベルとコンベアーにあげるのが私の仕事です。
今日は30キロの米袋を130個しばりました。
指先だけでなく、腕、足、腰すでにみんな痛いです。
一年の農作業の中でこの籾すりが一番過酷だと思われます。
いっちゃんやんだの・・・→いちばん嫌なの・・・


この30キロの米袋をベルトコンベアーから受け取り
籾入れ(蔵)→写真左側にしまうのが清さんの仕事です。
30キロの袋を9段まで積み上げます。
これが一番大変なお仕事です。
そんな訳で夜8時にはみんな寝てしまいました。

明日もあと70袋以上作らなければなりません。
そんな訳で私も寝ます。(10月1日夜9時)
眠さと手の痛さで文章がまったくまとまりません、ごめんなさい。

10万アクセス達成!


2008年12月から2011年9月30日までで10万アクセスがありました。
延べ10万人の方がこのホームページを見てくださいました。
2008年にはブログの炎上がありホームページを新しくし
やむなくアドレスを変えたせいですっかり見てくれる人が減り
毎日ブログを苦しみながら書き続けて約2年の月日が流れました。

書くことに行き詰るといざという時のために溜めている食べ物ネタを書きました。
毎回食べ歩いていると誤解?!を受けています・・・
実際はけっこう食べているのですが スミマセン言い訳でした。
ラーメン・蕎麦・アイスクリーム大好きの清さんが
協力してネタを探してくれています。
これが夫婦が仲良くしていられる秘訣なのかもしれません。
ネタばらし

多い時で1日200人、少ないときで100人
平均150人くらいの方が果樹園うめつのページを覗いてくれています。
本当にありがとうございました。
9月30日のこの切りの良い日に10万人の数字を達成することができました。
本当に感謝でいっぱいです。

稲刈り最終日の9月29日にコンバインを田んぼから引き上げてきました。
家の前の坂を上がっていくコンバインはとても誇らしげに見えます。

9月30日は朝から雨の山形でした。
夕方には太陽も顔を出しましたが、
雨の日には籾どうしがくっついてしまい稲刈りができませんので
農家にとってはつかの間の休日になりました。

10月1日からは籾すり作業が始まります。
もみがらを取って玄米にする作業ですが
30キロの米袋に入れて蔵に保管するので
足、腰、肩、腕すべてが痛くなる農家にとって一番辛い作業です。
今日から10月さあがんばるぞ!

稲刈り最終日

9月29日の稲刈り最終日は最高気温26℃の山形でした。
とにかく暑い!絶好の稲刈り日和でした。
イナゴもピョンピョン飛び跳ねて、カエルもピョコピョコ元気です。

お待たせいたしました!(待っていないっていうの・・・すみません)

はじめちゃんが初めてデジカメのシャッターを押してくれました。
太陽がギラギラの夏日なのでファンデーションを思いっきり厚く塗り
キャディイさん帽子をかぶって、割烹着に手さし
もんぺではなくジャージに長靴
作業手袋をしてコンバインに乗っています。

これで最後の田んぼ、あと少しで終わりというところで
はじめちゃんにシャッターを押してもらいました。
これでようやく自分のコンバイン運転の姿を残すことができました。
もちろんこの後はコンバインで刈り取りをしました。
(最初に比べるとずいぶんうまく刈り取りできるようになりました)


はじめちゃんは麦わら帽子をかぶっています。
もちろんはじめちゃんも日焼け止めクリームをしっかり塗って
お肌ケアーに務めています。(農家の男子のみだしなみだそうです)
午後4時には稲刈り作業は無事に終わりホッとひといきです。
明後日から籾摺り作業をします。

稲刈り2日目


今日稲刈りをする田んぼは唯一倒れた稲がある田んぼです。
なぜかここだけ倒れてしまっています。

今までは倒伏するということはほとんどなかったのですが
原因はここだけ肥料を手で振ったので、肥料が多く入ってしまい
節間が伸びすぎてしまった稲に
台風の風の外的要因が加わったせいかと思われます。
このように稲は肥料を多くして収穫量を上げようとすると倒れてしまい
稲刈りをするのに大変な重労働と減収を伴うのです。

しかしこの写真のような倒れ方は一部なので
コンバインで何とか刈れそうだとはじめちゃんのありがたいお言葉です。


コンバインの速度を最低にしてゆっくりと刈り始めました。
コンバインは稲を起こしながら刈り取るので多少の倒伏ならばOK!
ゆっくりとコンバインの後から付いていき、
刈り取れなかった稲を鎌で刈って行きます。

もし稲が完全に倒伏して水に浸かってしまうとそこから発芽してしまいます。
また腐ってしまったり、病気になってしまったり、品質低下と減収になります。
その上、手で刈り取りをしなければならないそうです。
機械に頼ってしまった現在、手で刈るというのは考えられません。

はじめちゃんの腕がいいので無事に刈り取りが終りました。
思わずホッとしました。
去年はここの田んぼはぬかってしまい田んぼ長靴をはいて稲刈りをしました。
今年は雨が少なかったので田んぼは台風の雨でもカチカチで
ぬかることはなく、「あんばいいい・・・」とはじめちゃんは喜んでいました。
明日は稲刈り最終日、天気のうちに刈り上げたいと祈るばかりです。

稲の倒伏とは?
稲は根元近くの節間が徒長によって間隔が伸びて
そこが曲がったり折れたりして倒伏します。
また節間が伸びて弱くなっているところに、
風雨などの外的な力が加わると倒伏してしまいます。

台風などの風が原因もありますが、肥料を多くやると節間が伸びてしまい
倒伏しやすい稲になってしまいます。
肥料をやって収量を上げる=倒伏をしないようにする
この限界点の見極めがベテランの勘によるものと思われます。

稲刈り開始

プチ同窓会から帰って翌日から稲刈りが始まりました。
東京~仙台~山形と移動してきました。
同窓会気分が抜けない私は朝5時に起きて、山形へと車で向かいました。
ちょっと眠いかな・・・今日の関山峠は早いトラックの後ろでした。
私が追いつけないくらい早いトラックです。なんかうれしい~♪

関山トンネルを出た山形県側の気温は朝6時で10℃でした。
肌寒いはずの山形は10時くらいから気温がぐんぐん上がり
絶好の稲刈り日和になりました。

朝は見られなかったコンバインが午後にはあちらこちらに見えます。
一人が稲刈りを始めるとどんどん感染していくように稲刈りが始まります。
山形の放射線検査はどこもゼロで安心ですよ~~~

午前9時半、朝露が上がるころから稲刈りが始まりました。
最初にコンバインに乗るのはもちろんはじめちゃんです。


籾やコンバインのお腹にいっぱいになるとブザーが鳴ってお知らせです。
そうしたらコンバインから軽トラックの籾タンクに移動します。

私もコンバインに乗って稲を刈りました。
機械の操作を忘れないためです。
だれも写真を撮ってくれる人がいないよ~
でもはじめちゃんみたいにうまく刈れません。
また明日がんばるんだもん!慣れたころに終ってしまうのだ!

久しぶりの富士山


ラフォーレ修善寺から遠くに富士山が見えました。
9月25日の朝5時半、センター棟にしかインターネットの施設がないので
パソコンとお風呂道具を持ってセンター棟に向けて歩いていた時に
久しぶりに見た朝の富士山です。

空気が澄んで高原の朝です、山形の空気とはちょっと違うかな?
東北にいると富士山が見えることはまったくありません。

みんなで泊った「ラフォーレ修善寺」はコテージに泊りました。
山全体がリゾートになっていてゴルフ場やテニスコート、体育館、温泉もあります。
とにかく広い!バスが走っていてバスで移動します。

合宿気分でビールや飲み物、すぐに食べられる物を買い出しして
夕食はワイワイと楽しく食べました。
ラフォーレ修善寺

今回行ったメンバーでは農学部時代に北海道や九州に農場実習にいきました。
その頃のことが思い出されてひとっ飛びに学生時代に戻ってしまいました。
楽しい懐かしいプチ同窓会旅行になりました。

シナモンカフェ訪問

シナモンカフェ
三島市谷田の国立遺伝学研究所の南側にあります。
桜並木の道を上っていく途中にあるとてもかわいい小さなカフェです。

9月24日から修善寺への旅行の最終目的はこのシュウコのお店に行くことでした。
シュウコがシナモンカフェをオープンしたのでぜひ行ってみたいと思っていましたが
思い切って今回はずいぶん前から計画を立て、プチ同窓会をすることができました。

昨日のブログの鎌倉山のローストビーフを食べて、修善寺に向かって車で走り
ラフォーレ修善寺のコテージで1泊して、修善寺から三島に向かいました。


シュウコの作ってくれたランチを前にまずは記念の一枚!


シュウコが作ってくれたお友達特製ランチ!
タコスライスとキッシュ、味噌味の和風ミートローフ、カボチャのシナモン風味
サツマイモのスープ、みんなみんなとてもおいしい!
この旅行ではずっと食べてばかり、本当によく食べました。


デザートはブルーベリーチーズケーキ


ガトーショコラ


梨のタルト

いれたてのコーヒーに美味しい手作りケーキ
至福のひとときを過ごすことができます。
ぜひお近くにいらした時にはお寄り下さいね。
かわいいシュウコがニコニコ笑顔でお迎えいたします。

ローストビーフ鎌倉山


大学時代の友人と半年前から計画していた旅行です。
鎌倉の駅に集合してまずはローストビーフで有名な鎌倉山へいざ!
鎌倉山
みんなで旅行をするのは結婚式以来でしょうか?
鎌倉山で昼食を取ってそれから修善寺に停まる予定です。
久々に集まった6人です、明日沼津でもう一人合流します。


前菜のお刺身とスモークサーモン
私は貝があまり好きではありませんがこのホタテはとろっとしして美味しい!


目の前で塊のローストビーフを取り分けてくれます。
その手さばきにしばしじっと見つめます。
ランチコースは一番お安いので6300円から
一番お安いコースを選びました。サービス料とお飲み物で7000円ちょっとになります。
久しぶりのぜいたく・・・感謝です。


口の中でとろりととけるやわらかいお肉
もう1枚食べられるわ~というくらいの美味。


この後お庭でデザートを頂きました。
たくさんの週るの中から2種類をチョイス、わわわ~みんな食べたい!

お庭ではこの後ウエディングも行われるそうです。
帰り道では鶴岡な八幡宮で挙式したお嫁さんにばったり!
幸先よい旅行のスタートにちょっとうれしくなりました。
お天気がいいのでさわやかでとても気持ちがよかったです。

ミカンの木いきいき


台風の雨でミカンの木がいきいきしてきました。
今まではからからの状態で
鉢ごと土に埋めてあげて、水をかけていましたが
何とかがんばってようやく一息つきました。

山形ではミカンの木はなかなか越冬することができず
何度も枯らしてしたはじめちゃんでしたが
冬の間は土から掘りだして、家の中に入れています。
それでも冷え込みが厳しいと一晩で枯れてしまうことが何度もありました。


この青々としたミカンですが、秋が深まると黄色くなってきます。
食べるととても酸っぱくて・・・
そのままならせておいても甘くならずに落ちてしまいます。
北国ではなかなか育たない木を一生懸命に育てているはじめちゃんなのであります。