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田植え終了しました

5月16日日曜日は朝から曇り空です。
気温はだんだん高くなってきます。
天気予報では16時くらいから雨です。
何とかそれまでに田植えを終わらせたいと思います。

今年お願いする方が所有している田植え機は6条植えです。
いつもお願いしている方が急に入院してしまい
何とか知り合いの人にお願いしてやってもらいました。

機械も新しいのでたとにかく早いのです。
いつもだと四隅(よすみ)を人間の手で植えるのですが
バックしながらしっかりと植えてくれます。
たすかる~
今私は今年は田んぼに入ることがなく終了しました。

雨の降る前に14時には終了することができました。
今年の田植えは早かったわずか1日です。

いろいろと聞いてみるとこの田植え機は220万円もするそうです。
わずか1日稼働するために220万円は?コスパが悪すぎです。
やはり毎年お願いするのが一番です。
もちろん、10aあたりの値段が決まっています。
お米作りも、果樹栽培も人件費,委託費用が一番かかりますね~

田んぼの水管理

田んぼで一番大切なのは水管理です。
水が少ないと除草剤の効き目が悪くなり
雑草だらけの田んぼになります。
田植えの後は水が多いと苗が水没したり、
少ないと苗が枯れてしまったりします。

田んぼの水はどこから入れたり出したりするのでしょう?


水路の赤い〇がついているところに
フタがついていて、そこから水を取り入れます。


フタを開けると勢いよく水が田んぼに入っていきます。
赤いやじるしの方向に流れていきます。

水が多い時には反対側の方にフタがあり
そこを開けると水が流れるようになっています。
毎日水の減り具合を見ながら、開けたり閉めたりします。

なんで水が減るの?
田んぼのあぜは粘土のような固い土で固めてあります。
田んぼの底も粘土で、水が漏れないようにしてあります。
あくまでも自然のものなので、自然と水ももれていきます。
あぜには野ネズミがあけた穴もあります。

写真のように、あぜ波シートをはって
田んぼの漏水を防いでいますが
少しずつ水がもれていきます。
田んぼは水と雑草との闘いで幕開けです。

赤い矢印があぜ波シートです。


田んぼの耕うん前にあぜの角度にそって貼っていきます。

苗が大きくなりました

5月16日に田植えの予定です。
昨日シロカキをしたので、今日は除草剤を田んぼの中に入れて
それが定着するまで4日以上あけなくてはいけません。
最初の除草剤が一番大切!雑草天国になるかどうかの分かれ目です。

苗も標準に育っています。

今年は気温が低い日が多かったので
いつものように大きくなって困った~ということはありません。
昨日も霜注意報がでました。
本日の最低気温は3.1℃
昨日の最低気温も3。1℃
いずれも低い気温です。

田植えの日は気温が上がって、
苗の根がしっかりと土に活着してほしいです。

田んぼのしろかき

5月11日、田んぼの水路に山から水が流れてきます。
この水はいつも流れているのではなく
田植えが始まる頃に、揚水場で水を川からくみ上げています。
この日が決まっています。毎年5月10日なのですが
今年は5月12日になっていました。なんでかな?
田んぼに11日の朝に行ってみると
水路に水がゴウゴウと流れています。やった~
田んぼに水を引き入れて、しろかきをすることができます。

今年もはじめちゃんが大活躍です。
田んぼの耕うんとシロカキはまだまだ任せられないそうです。

今日は風が強く、田んぼをわたる風が冷たく感じました。
ユーミンの「埠頭を渡る風」が頭の中でリフレインしています。
明日の朝は霜注意報が出ています。
このブログを書いている夜9時はストーブをたいて
コタツに入っています。
田植えの頃は一日の気温差が大きいので
体調の管理をしっかりとして、これからの農作業に備えたいです。

農家でも家庭菜園

わが家でも家庭で食べる野菜は裏の畑で手作りしています。

写真奥はキュウリの網を作っています。
写真手前は枝豆の種を苗ハウスの中にまいて
それを定植したものです。

写真奥の黒いビニールはマルチといって
このビニールをかぶせることで雑草が防げます。
また土が温められて苗がすくすくと育ちます。
ここにはナスの苗を植える予定です。

種からまくのは
枝豆、トウモロコシ、チンゲン菜、春菊、インゲン、カブなどなど
苗で植えるのは
ナス、キュウリ、トマトです。

左側に見えるのが苗のハウスです。
この中はとても暖かく、毎日スプリンクラーで水をまくので
種もすぐに芽を出して、すくすく育ちます。

ハウスの中で育っているのは
チンゲン菜、春菊、カブ、インゲンです。
種をまいて、適当な間隔に間引きをしてそのまま大きくなります。

枝豆、トウモロコシは少し大きくなったら
畑に適当な間隔で定植します。
枝豆、トウモロコシは極早生(ごくわせ)といって
夏よりも早めに収穫できる品種を植えています。

ほとんど、キヨノさんが担当しています。
裏の畑もそれほど大きくないので家族で食べるだけの量しか収穫できませんが
採れたての野菜が食べられるのはとてもありがたいです。
こんな小さな畑でも草取りだけでもとても大変です。
キヨノさんはここは自分の遊び場と言っていますが
いつも腰が痛い、痛いと言っては遊んでいます(笑)

サクランボハウスの再建始まる

5月4日は朝からようやく晴れました。
この連休で1日中晴れたのは4日だけです。
朝早くからスプレヤーの出動のエンジン音や
軽トラックの音が響き、
畑や田んぼには軽トラックがそこら中に停まっています。
気温も22度まで上がり、朝から晩まで農作業日和でした。
わが家でも草刈り、田んぼのあぜ道の除草
りんごの消毒、トラクターにシロカキ部分の取り付け
などなど今まで雨でできなかった事をやらなくては・・・

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昨年の暮れの大雪で倒壊したサクランボハウスの再建が始まりました。
多くのハウスが倒壊したので、パイプなどの資材も足りなくなり
資材がなかなか到着しないのが現状です。
連休も返上で少しずつですが進んでいます。
これでも倒壊してすぐに農協に申し込んだので
何とかここまで進んでいます。


パイプを立てる穴を掘っています。
その土がきれいに並んでいます。

本日はその穴にパイプが立てられています。


雨の合間を縫っての作業に頭が下がります。
何とか資材が間に合ってハウスの再建ができますように。

接ぎ木の方法~2

昨日書いた接ぎ木ですが
本日はその方法をざっとお話しましょう。

一番左側の切り方で台木と穂木を切って、合わせて
テープで巻きます。

こんな感じになります。


今は検索ページでいろいろな写真があります。
ちょっとお借りしました。ありがとうございます。
来年は芽がでると接ぎ木成功です。

サクランボの接ぎ木

サクランボの佐藤錦を台木にして
紅秀峰(べにしゅうほう)を接ぎました。
接ぎ木は、はじめちゃんの得意とする分野です。
これは昨年の秋に接いだものです。
↓ 

説明が難しいのでちょっと引用します

接ぎ木の定義とは
接ぎ木(つぎき)とは、2個以上の植物体を、
人為的に作った切断面で接着して、1つの個体とすることである。
このとき、上部にする植物体を穂木、下部にする植物体を台木という。
通常、遺伝的に異なる部分から構成されている個体を作る技術として用いられるが、
果樹等の育種年限の短縮化、接ぎ木雑種の育成などの目的で行われる場合もある。

挿し木や取り木と根本的に異なるのは、
目的とする植物の枝から根を出させるのではなく、
別の植物の根の上に目的の植物の枝をつなぐことである。

ということは

台木は佐藤錦なのですが
接いだ枝の紅秀峰の実がなることになります。

接ぎ木のメリットは
➀病害虫に弱い品種を、病害虫に強い品種に接ぎ防除するため。
➁樹勢が弱い品種を、樹勢が強い品種に接ぎ、木の勢いをコントロールするため。
➂一つの個体に複数の品種の花や果実をならせるため。
➃特定の個体を増殖させるため。
➄授粉に適した品種を接ぐことで結実率を上げるため。

果樹園うめつでは
佐藤錦の枝に紅さやかの枝を接木して
受粉がうまくできるようにしています。

田んぼの耕うん~2

田んぼをトラクターで耕うんする前に
角の部分を掘り起こす必要があります。
最新鋭のトラクターだと角も耕せるのですが
旧式のトラクターゆえ、人の手で耕さなくてはなりません。


もちろん、耕すのは長年スコップとともに歩んできた
87歳の元ちゃんです。スコップさばきは見事です。

私はあぜ道の斜面にあぜ波シートを貼っていきました。

田んぼのあぜ道は長い道のりです。
粘土なので杭を刺すのも力がいります。
このあぜ波シートで下の田んぼへの防水になります。

この後、トラクターで田んぼを耕うんします。
2回耕うんして、その後しろかきをします。

田んぼの耕うん

4月24日、25日、26日と気温があまり上がりません。
25日、26日は風が強く気温が低いので
ハチがほとんど活動していません。受粉が心配です。

26日午前中には小さな雹が降ってきてびっくり
2~3分ほどの間でしたが、黒い雲が来たかと思ったら雹でした。
北から寒気が入ってきているので、不安定なお天気の26日でした。

25日の日曜日から田んぼの耕うんを始めました。
昔でいう、田おこしです。
牛を使ってやっていたそうですが
現在ではトラクターを使います。
耕うんに1回~2回
しろかきに1回
畑の耕うんに1回
年に3回~4回しか出番がないのでちょっと年季が入っています。

肥料をまいてから、1回目の耕うんを行いました。
2回やると土が細かくなってしろかきがしやすいそうです。
土といっても田んぼの土は粘土です。
田んぼには稲わらや稲の株が残っています。
これを耕して田植えができるようにします。