サクランボの加温ハウス

サクランボの加温ハウスでは今がサクランボの花の花盛りだそうです。
(果樹園うめつは加温ハウスではありません。
ごく一般的な雨除けテントといわれるのサクランボのハウスです。)

加温ハウスというのは冬のうちから灯油でハウス全体を暖め
4~5月頃にはサクランボが収穫できるハウスです。
早いサクランボ(紅さやかなどは)3月中旬に出荷できるそうです。

普通の雨除けテントのハウスとは違って鉄骨もしっかりしており
ビニールも厚く熱が逃げないような構造になっていて
屋根が開閉式になっているハウスもあります。

また雨がまったく当たらないので定期的に
スピードスプレヤ―での水やりもしなければなりません。
実が大きくなるころには実割れになるので
水やりは絶対にだめです。

山形新聞からお借りしました↓

東根市大冨地区の加温ハウスでの花見の様子だそうです。
受粉を助けるために、ミツバチの箱をレンタルしています。
ミツバチもハウスの中でしか働けないので
かなり効率的に蜜を集めるそうです。

普通だとミツバチはかなり遠出をするので
受粉は自分のハウスだけとはいきませんが
この密閉しているハウスでは受粉率は高確率だそうです。

加温ハウスの写真です(ネットでお借りしました) ↓

ボイラーなどの設備を入れて1000万円以上は設備投資がいります。
だから1粒500円とか1000円とかするのですね。
早いものでは3月15日くらいから出荷になるようです。
桐箱に入ってのお嫁入りになるのですね。すごっ!

大雪と灯油の値段の高騰で今年も経営は大変そうです。
バブルの頃はとても儲かったと聞いています。

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