月山のブナが枯れている

山形県西川町の月山近辺で、ブナの葉の表面を食べる食葉性昆虫
「ウエツキブナハムシ」が大量発生して「葉枯れ」が起きています。
まるでもう紅葉のようにブナの葉が茶色に変色しています。
木が枯れるなどの心配はないといいますが、ブナは既に茶色に染まり、
中には丸坊主になってしまった木も見られます。

 県森林研究研修センターの斉藤正一森林環境部長さんの話では
ブナハムシは現在、西川町志津、弓張平、大井沢、寒河江市の葉山などを含む
月山山系のほか、酒田市や遊佐町の鳥海山系、
さらに村山市などでも確認されているそうです。

 ブナハムシは5年から10年周期で大量発生し、約3年で自然終息するそうです。
「葉が茶色になるだけで木を枯らしたり弱らせたりすることもない。
冬芽への影響もない」と言われていますが、
森が叫んでいるようでとても悲しい現状です。

 ブナ枯れについて・森林害虫情報の日記より
写真は車窓より撮影したためブレていてごめんなさい。

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