11月9日の朝、山形県東根市ではこの冬一番の冷え込みでした。
-1.7℃ この冬初めてのマイナスの気温です。
あたり一面真っ白に霜が下りました。
大根も霜が降ったし、9日は朝からいいお天気なので
漬物にする大根を洗うことにしました。
大根畑で比較的細い大根を見つけて土から抜いて
葉っぱを切り落とします。
ゴム手袋をしているので大根に付いている土を落とします。
それをコンテナに入れて、近くの堰(せき)に持っていって
洗うのです。・・・かなり「おしん」みたいな世界です。
実は私は堰で菜っ葉や大根を洗ったことがなく
まるで「川で洗濯する」おばあさんのような気持ちになりました。
堰の水はそれほど冷たくなく、
昔から菜っ葉などはここの堰の水で洗っていたそうです。
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この水を「ブナの水」と呼んでいるとキヨノちゃんに聞きました。
きっとブナの森から流れてくる水なのでしょう。
洗った大根は縄で編んで軒下につるします。
これで沢庵を漬けます。
また干していない大根を使って「生漬け」という沢庵も漬けます。
太い大根は土に埋めて越冬用の野菜にします。
まもなく雪の下になるので春まで大根を食べます。