2013年3月11日


東日本大震災から2年たった3月11日午後2時44分頃は
山形県東根市の田んぼの農道に車を停めていました。
車のラジオから追悼慰霊祭のニュースが流れています。

祈ったあとで、車の外にでて上を見ました。
空を見上げると真っ青な空。
あの時の寒い暗い雪空とはまったく違っています。
津波が本当に来たのだろうかと思ってしまうくらい穏やかな空です。

車は相変わらず何事もなかったかのように通り過ぎていきます。
晴れた日なので軽トラックもいつもよりも多く見られます。
何も変わらない景色と時間。

季節が変わって、景色が変わっても
悲しみの心はなかなか癒えない・・・というニュースばかりが流れています。
胸にぐっときます。

そんな人間の思いを知ってか知らずか
月日と季節はどんどん先に行ってしまうのです。

あんなに道端に積まれていた雪もほとんどなくなり
今は土も見えるようになりました。

朝は真っ白で凍結していた道路も
すっかりアスファルトが見えるようになりました。
こんなふうに
時が悲しみの心を解かしてくれるのでしょうか?
肉親を亡くした方々の悲しみは時がたっても癒えることはないのでしょう。
書く言葉に詰まってしまいます。


逆光で写真を撮るとこんな感じになります。
大切な人を亡くした方の風景はこんなふうに見えるのでしょうか?
立つ位置が違うだけなのに
見えるものはこんなに違っているのです。

幸いだったのは雲の間から天のはしごが見えたことです。
このはしごを上り下りしているのは天使でしょうか?

旧約聖書の創世記28章12節でヤコブが夢に見た
天使が上り下りしている、天から地まで至る梯子です。
三浦綾子さんの本にも「天の梯子」があります。

2013年3月11日」への2件のフィードバック

  1. うらら

    テレビも凄かったですね。あまり見れませんでしたが

    皆が今日思いだし、祈ってるってすごい事だと思いました。

    返信
  2. rumi 投稿作成者

    うららさん

    私もテレビはあまり見ていません。
    祈りってすごいです。
    祈りの力を信じています。

    ☆報告です☆
    パソコン出しました!
    しばしがまんです。いろいろありがとうございます。

    返信

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