月別アーカイブ: 2021年6月

久しぶりのリンゴ畑

リンゴ畑にやってくると、リンゴがピンポン珠くらいに成長していました。
こちらはフジです。フジはまだ真っ青
サクランボばかり見てるから、青い(緑色)色はとっても新鮮。

摘果してあるので、適当な間隔(指を広げたくらい)
を保って並んでいます。

こちらは紅玉りんご
すでにほんのり赤いほっぺです。


紅とつくもの
一人で真っ赤になります。
紅秀峰
紅さやか
紅てまり
サクランボたちです。

サクランボが終わる7月はじめには
摘果の仕上げをします。
もう一度リンゴ畑をめぐり、
摘果しそこねた実を落としていきます。

サクランボ佐藤錦1粒5000円!

東根市で14日、サクランボ品評会がありました。
手詰めの最高賞に選ばれた「佐藤錦」が豊洲市場で
なんと1箱1kg入り100万円の値段が付いたそうです。


こちらが原田さんちのサクランボです。
200粒くらい入っているので
1粒5000円になるそうです。
仲卸から大丸デパートが買ったそうです。

お昼のニュースでやっていました。
昨年は60万円だったというので
今年はかなり不作なのでしょう。

大田市場(東京都大田区)では
500g100万円だそうです。
昨年は80万円だったそうで
こちらも高値更新だそうです。
山形県にとってはうれしい話題だそうです。
ちょっと高すぎないでしょうか?誰が買うの?

お見事!


こちらのサクランボハウスの前(空いている所)には
サクランボの木が3本ありましたが、
昨年の洪水で根っこが腐ってしまい
枯れてしまいましたので、切り倒しました。


今年は1本のサクランボのためにビニールをかけるのはやめよう
ということになっていましたが
(ビニールをかけるには人を雇わなくてはなりません)
しかし
サクランボの収穫量が少ないので少しでも収穫量に貢献しようと
半分だけビニールをかけました。
しかし網で囲うことはやめにして
カラスのかー子に守ってもらうことにしました。


かー子の取り付けをしている87歳の元ちゃんです。
するすると梯子を上っていきます。
その姿に私はすごい!と思うのであります。
私は高い所が苦手なので上れないのです、ごめんなさい。

わが家の案山子はカラスのかー子です。
合計6匹で守っています。

この後、雷が鳴り、黒い雲が・・・
雨降らないで・・・降りませんでしたが
局地的にすごい雨が降った山形県でした。

はじめちゃんはコロナワクチン2回目も終わりました。
2回目は腕が痛い~眠れなかった~
と起きてきましたが、午後からは元気になり
明日は草刈りすっかな。と復活しました。
やっぱりスーパーじいさんです。

今日のサクランボ

6月14日の朝のサクランボ畑
南側の日当たりのいい枝は


こんなに真っ赤な実がありますが
この枝はたくさん実が付いている枝です。
このくらい実がついていると文句なしの出来なんですが・・・
なかなか思うようにいかないものです。

北側の下の方の枝は

早く赤くなるように、他の果樹園では葉っぱ取りや
反射シート(銀紙シート)を木の下に敷いて
下からも光を当てて、真っ赤にします。
いわゆる女優さんの銀レフです。美人になるわ~

でもでも自然が一番だと考える私たちは
サクランボが自然と赤くなるのを待っています。
今年は例年よりも5日くらい早い収穫だそうです。

かかし

いつも通る道に楽しいサクランボ畑があります。
毎年そこには案山子(かかし)が出現します。
年を追うごとにバージョンアップしています。
今年はすごい!


お面から目玉が飛びだしています。
もっと近くで写真を撮りたかったのですが
サクランボ泥棒と間違えられてはいけません。
写真を撮るだけで不審者です。


こちらは赤い鬼?のお面です。
青い鬼の方が怖い感じです。

サクランボの露地栽培は鳥との闘いです。
爆竹を鳴らしたり
鳥よけの警報装置を設置したり
鳥も美味しいサクランボを狙っています。
人と鳥のとの知恵比べです。
こちらの畑の方は毎年素晴らしい案山子を作って
通りすがりの人間をも楽しませてくれています。

朝だ朝だよ

まもなく夏至。
一番夜明けが早くなります。
サクランボの頃は一番日が長く
朝から晩まで働くことができます、わわわ!大変だ!

朝5時の田んぼ

水を見にきています。
あまり水を入れると「アオミドロ」が発生します。
水を量を見に来ると理由はここにあります。
早寝早起き
これが長生きの秘訣ですね。
素晴らしいです。


「アオミドロ」はありません。
青々とした田んぼです。
なんでみどり色なのに青なのかな?

こたえ
「青」と言う言葉が植物や食べ物に使われる場合は
主に「みずみずしさ」や「新鮮さ」を意味するとし、
実際の色を表現しているわけではない。
というわけだそうです。

水害のあったサクランボ畑

水害に遭ったサクランボ畑の木です。
切ってしまおうか・・・と迷ったのですが
けなげに実をつけています。

左下の枝は枯れてしまっています。
ちょっと葉っぱがみえていますが
実は付いていません、
根っこの調子が悪いのかな?
いつもは収穫の後に肥料をやるのですが
あまりに可哀そうなので、先日米ぬかをやりました。
何とか再生してほしいです。

サクランボ新品種~やまがた紅王(べにおう)


こちらは昨年の11月末に植えたサクランボの新品種
やまがた紅王(べにおう)の苗木です。
500円玉くらいの大きさのサクランボの実がなる・・・
という触れ込みです。
ホントかな?
すくすくと育って葉っぱも出てきました。
ハウスの中に植えてあるので
1週間に一度水をたっぷりやっています。
早く500円玉くらいの大きさのサクランボを味わってみたいです。
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やまがた紅王の説明
「やまがた紅王」は、紅秀峰の木に、
レーニアと紅さやかの交配種の花粉を受粉させてできた新品種で、
県が開発したサクランボ品種では7番目。
果実の大きさは、3L~4Lが中心で
500円玉より大きい世界最大級の大玉で、
つやのある鮮やかな紅色で酸味がやや少なく
糖度も20度以上と佐藤錦並みで、上品な甘さが特徴。
日持ちも優れている。

吉村美栄子山形県知事
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海外への苗木流出の危険があるので
植えてある場所などを詳しく農協へ提出しています。
枯れてしまった場合も連絡をして担当の人に来てもらって
その場で枯れた苗木を処理します。

シャインマスカットやイチゴなどはこのような管理が甘かったために
海外へたくさん流出してしまいました。
産地のブランドを守る側も必死です。

サクランボの実割れ

ビニールで覆ったサクランボのビニールハウスの中でも
サクランボの収穫量が少なく
実の数が少ないと養分が少ない実に集まって
吸い上げるので実割れが起きる可能性が高くなります。
こちらが実割れがおこった実です。
はじめちゃんが持っています。

枝にはふつうは10個以上実がついていますが
今年はわずかしか実をつけていません。
とても残念ですが、これが現実です。

実割れがおきずに、収穫できるといいのですが
ご注文分がすべてお送りできるように祈るばかりです。
皆さんもぜひサクランボたちへの応援よろしくお願い致します。

南側の日当たりのいい枝

ハウスの中でも、南側の日当たりのいいサクランボの枝は
少しずつ色が付いてきています。
とくに実の付きがいい枝を撮影しました。

こんなに実を付けている枝が多いと、いいのですが・・・
今年はこのようなわけにはいきません。

水害に遭って、根っこがやられてしまった木です。


けなげに実を付けていますが
葉っぱが少ないのです。
葉っぱで養分を作っているので
葉っぱ工場が少ないことは命取り
まさに身を削って実を大きくしています。