月別アーカイブ: 2015年3月

枝焼き作業

剪定した枝を集めて焼く作業が春一番の農作業です。
枝を集めないと消毒作業ができません。

O
といっても
A型のはじめちゃんが剪定しているので
剪定した木ごとにちゃんと枝は集められています。
「ありがたい!」

この枝を軽トラックに積んでいきます。
O
枝をたくさん積めるようにはじめちゃんがトラックの上にのって
枝を踏みつけていきます。
81歳とは思えない身軽です!元気!
私もやってみましたが、なかなか難しいのです。
絶妙なバランス感覚が必要!

この枝を1か所に集めて焼きます。
枝は二酸化炭素を吸っているので
焼いても大丈夫=プラスマイナスゼロです。

今年は秋にたくさん剪定をしたので
今回の剪定ではいつもの半分くらいの枝の量で助かりました。

イチゴ「もういっこ」

3月14日に宮城県を訪問された天皇皇后両陛下が
東日本大震災で被害を受けた東松島市の農業生産法人「サンエイト」で
宮城県オリジナル品種のイチゴ「もういっこ」の摘み取りをなさいました。

イチゴ摘み~2

その「サンエイト」のイチゴをある方から頂きました。
こんなこともあるんだ~超ラッキー!
イチゴが何よりも好きな清さんは大喜びです。

こんなステキな箱に入っていました。

O

大粒のイチゴが12個
O
きれいに並んでいました。
立派で、大粒で、甘酸っぱくて、
完熟ではないのでまだちょっと固い感じがしましたが
食べごたえ充分。
もったいなくてなかなか食べられません・・・

天皇陛下も「昔に比べて粒が大きいのね」と言っておられたそうです。

サクランボの品種 南陽の芽かき作業

サクランボの品種の一つである南陽(なんよう)は
晩成品種で皮がパリッとしていて大粒で最高級品種とも言われています。
(好き好きもありますが・・・)
甘みと酸味のバランスがよく、佐藤錦の後に収穫するのに実が柔らかくなりません。
桐箱に詰めて1箱1万円とかで売っています。

このような高値の大粒のサクランボを収穫するには
芽が出ている段階で芽かき(めかき)という作業をしなければなりません。

わが家にもこの南陽の木が2本ありますが
昨年からようやく少し実を付け始めました。

そこで・・・

まだ雪が少し残る春先に芽かき作業をしました。
サクランボの芽はこんな風になっています。

RIMG1077
中心にあるちょっと小さい芽が葉っぱになります。
この葉っぱの芽は取ってはいけません。
葉っぱがサクランボにとって欠かせない栄養を作るからです。

RIMG1078
真ん中の芽を残して
周りの芽を2~3個残します。
今回は2個残しました。
これで出来上がりです。

この作業をすべての芽に対してやっていきますが
受粉時期に低温だったり、ミツバチの働きが悪かったりすると
一粒も実がならないこともあります。

つまり芽かきは大粒のサクランボが取れるか
まったく実をつけないか
のばくちでもあります。

すべてのサクランボの木を芽かきするのは大変なリスクが伴うので
今までは芽かき作業はやっていませんでした。

しかし南陽は2本ありますので、今年はまず1本はかる~~~く
もう1本はしっかりと芽かきをしました。
どうなるか~実がなってからのお楽しみです。

新作

月に1回通っているポーセラーツ教室で2月に作ったお皿が焼きあがりました。

今回は大好きな和風の絵柄の転写紙を使ってみました。

O
「うめつ」なので梅の絵柄を多く使いました。

O
頂いた音符のクッキーを乗せてみました。

O
コマド(komado)の焼菓子。
コマドのお店の紹介です。
仙台市宮城野区にある天然酵母のパンとキッシュや焼き菓子のお店です。
ポーセラーツの先生のご推薦です。
こちらも頂き物~スパイスが効いていておいしい。

夕食にはパリパリの海苔をのせて
普段使いのお皿として活躍してもらいましょう。
お皿は使ってこそいいのではないでしょう?

やっぱり雪

3月11日午後から山形に出発しました。
峠に向かうと嫌な予感、だんだん雪空になってきました。
作並温泉付近は道路に雪はないものの路肩は雪かきをした跡が・・・
トンネルに向かうと雪がかなり激しくなってきました。

トンネルの入り口付近(宮城県側)

RIMG1102

トンネルの出口付近(山形県側)
RIMG1103
気温計は-4℃
久しぶりにこの気温を見ました!
寒い!ワイパーが凍ってきました。

東根市は久しぶりの雪景色。
雪かきにせいをだしているお年寄りたちに頭が下がります。

夜になっても雪が降り続いています。
4年前の震災の日も寒かった~

3月11日 祈りの朝

3月11日の朝の仙台市泉区です。
10日夕方から雪が舞いはじめ、5センチくらい積もりました。

RIMG1096

4年前の3月11日も寒い寒い夜でした。
あの日は金曜日、4月から大学生になる息子の荷物を車で東京へ運ぶ予定で
朝から荷物を車に積んだり、ガソリンを詰めたりして
3時出発予定だったので、コートを着てダンナを待っていました。

3日間仙台を留守にする予定だったので
わざと押入れを開けっ放しにして、
息子が水を飲んだ息子が食器棚を開けっ放し
それゆえ
揺れたとたんに押入れ、食器棚から物が飛んできたのでした。
冷蔵庫の扉が開いて、ヨーグルトも飛んできました。

いつもと違うだたならぬ揺れ
玄関のドアをすばやく開けたら
前のマンションが倒れてきそうな錯覚
叫んでいる人の声

いろいろなことが頭に浮かんできました。
あれから4年
大学生の息子も無事に大学を卒業です。
近くに立派な災害復興住宅が完成しました。

先日、気仙沼に行ってきました。
私は震災以後初めて行きました。なかなか足が向かなかったのです。
しかし工事の多いこと、まだまだ復興半ばという感じを受けました。

RIMG1035
気仙沼の港のすぐ近くにある「お魚いちば」です。
この日も風が吹く寒い日でした。
梅津家にしてはたくさんお買いものしましたよ~

RIMG1030
「復活バーガー」サメの肉を使っているそうです。

RIMG1034
復活への願いを込めて「復活バーガー」を食べました。
フィレオフィッシュよりも歯ごたえがありましたよ。

剪定作業

3月に入るとサクランボやラフランス、リンゴの剪定作業が本格化します。
早い人は2月はじめ頃から畑に行っています。
特に専業果樹農家は本数が多いので早くから始める人が多いようです。

剪定作業ははじめちゃんのお仕事です。
今年は畑の雪が少なく、畑に行く道も除雪が進み
ほぼどこの畑にも行くことができます。

RIMG1069
サクランボの剪定作業中の様子です。

大きな枝は夏の終わりに切ったので
今回は小さい枝を剪定しています。

雪の上に立っていると長靴でもジンジンと寒くなっていきますが
脚立の上だとまあまあ耐えられます。

私は剪定はしませんが、
近くで「南陽」という品種の芽かき作業をしています。
芽かきの様子は次回アップします。

2月3月パン教室

2月のパン教室も3月のパン教室も参加しているのに
ブログにアップをしなかった・・・スミマセン。

3月のパン教室
シードミックス入りとライ麦パン
サクサクの生地のキッシュロレーヌ。

RIMG1091

この日は酵母とイーストの複式教室。
いつもはイーストを使っての教室ですが
酵母の方がいらっしゃって大歓迎。

焼きたてを比べるとやっぱり酵母の方がじっくりと発酵させているから
味わい深い・・・
こんなに味が違うとは・・・

イーストのパンはふっくらして、ふわふわと柔らかいけれど
酵母のパンはパンに味があるのです。
じっくりと噛むと本当のパンの味がするのです。

パンの表面につけているのはオーツ麦
焼くとぱりぱりして香ばしい、健康志向だわ~

酵母の教室もいいな~と思うけれど
やっぱりパッと作って焼けてしまうイーストの教室が好きです。
これは負け惜しみか・・・
100人以上いるパン教室の中ではイースト専攻はたった6人。
6人全員がそろうことはなかなかないけれど
ながーく楽しんでやり続けることが、大切!

おまけ
2月のパン教室はバレンタインデーにちなんで
ブラックココアを使ったパンです。
まっ黒でまるで竹炭かイカ墨みたいですが
ブラックココアです。

RIMG1044
バターロール型に丸めたブラックココアのパン。

RIMG1049
ハート型を使って焼いたブラックココアのパン
ドレンチェリー(赤と緑)がなぜかとっても懐かしくて
思わずI さんと半分ずつにして全部飾り付けてしまった・・・
I さんのだんなさんも赤と緑のチェリーが大好きなのです。

私もバターケーキを思い出してしまい、ハート型のパンよりも
ドレンチェリーで盛り上がってしまいました。
懐かしくてとっても好きな赤と緑のチェリーでした。

3月の畑

いよいよ3月になりました。
山形では高校の卒業式はだいたい3月1日です。
わがやでは今年は娘の大学院、息子の大学の卒業式がありますが、
息子からは「来るな!」と言われています。
娘からは「アメリカに来てね!」と言われています。
へへへ~アメリカに行っちゃおうかな?!

気持ちを変えてこちらは3月のサクランボ畑です。
朝から雪か雨の予報でしたがパラパラと降るくらいです。

RIMG1081
サクランボの木の周りの雪はところどころ解けて土も見えています。

剪定作業が始まり、畑にはどこからとこなくハサミの音が聞こえています。
3月に入って最低気温は氷点下ですが、日中の気温は徐々に上がっています。

午後からはサクランボの南陽という品種の芽かき作業をしようかな?と思っています。