サクランボの品種 南陽の芽かき作業

サクランボの品種の一つである南陽(なんよう)は
晩成品種で皮がパリッとしていて大粒で最高級品種とも言われています。
(好き好きもありますが・・・)
甘みと酸味のバランスがよく、佐藤錦の後に収穫するのに実が柔らかくなりません。
桐箱に詰めて1箱1万円とかで売っています。

このような高値の大粒のサクランボを収穫するには
芽が出ている段階で芽かき(めかき)という作業をしなければなりません。

わが家にもこの南陽の木が2本ありますが
昨年からようやく少し実を付け始めました。

そこで・・・

まだ雪が少し残る春先に芽かき作業をしました。
サクランボの芽はこんな風になっています。

RIMG1077
中心にあるちょっと小さい芽が葉っぱになります。
この葉っぱの芽は取ってはいけません。
葉っぱがサクランボにとって欠かせない栄養を作るからです。

RIMG1078
真ん中の芽を残して
周りの芽を2~3個残します。
今回は2個残しました。
これで出来上がりです。

この作業をすべての芽に対してやっていきますが
受粉時期に低温だったり、ミツバチの働きが悪かったりすると
一粒も実がならないこともあります。

つまり芽かきは大粒のサクランボが取れるか
まったく実をつけないか
のばくちでもあります。

すべてのサクランボの木を芽かきするのは大変なリスクが伴うので
今までは芽かき作業はやっていませんでした。

しかし南陽は2本ありますので、今年はまず1本はかる~~~く
もう1本はしっかりと芽かきをしました。
どうなるか~実がなってからのお楽しみです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です