– 自然観察」カテゴリーアーカイブ

新米とイナゴ


写真の真ん中にいるイナゴがわかりますでしょうか?
緑色と黄色のバッタと似ているのがイナゴです。

バッタとイナゴの違いはなんでしょうか?
バッタは自分の身長の数十倍くらいしか飛べませんが
イナゴは羽を持っているので遠くまで飛ぶことができるのです。

稲の穂が垂れ下がった田んぼに近づくと
さわさわっ~と音がしてイナゴが飛んで逃げていきます。
このイナゴを捕まえるのはなかなか難しいです。

でも今年はイナゴがたくさん田んぼにいます。
去年は雨が多くイナゴが少なかったような気がしますが

さてこのイナゴどうしてお米の害虫なのでしょう。
イナゴは稲の葉っぱを食い荒らしますが、お米にはキズがつきませんので
お米は無傷でもちろん食べられます。
しかし8月の出穂期以降にイナゴが大発生して、
葉っぱや穂まで食い荒らされると収穫量が減ってしまいます。
それで昔から害虫退治とタンパク源の摂取という意味合いも含めて
子供たちも総動員してナゴ捕りをしていたそうです。

イナゴを捕まえる時には袋に入れていきます。
(今はペットボトルに入れたりもしますが
ペットボトルに入れるとイナゴを取り出すのが一苦労です。)

それを袋のままお湯で茹でます。
水に放ってからゴミなどを取ってから佃煮を作ります。
このイナゴの佃煮とてもお高いのです。
イナゴを捕るのは人の手でしか捕れないからでしょう。
娘が長瀞小学校の頃、田んぼにイナゴ捕りに行ったそうです。
そのイナゴを担任の先生が佃煮にしてくれた思い出があります。

調べてみると食用イナゴの最大の産地は仙台平野だそうで
1シーズン合計では100トンを超えるといいます。
実はそれでも足りなくて中国から輸入しているそうです。
イナゴを食べる人は多いのですね。
私は苦手ですが・・・スミマセン。

二百二十日

9月11日は二百二十日、
二百十日は有名ですが、二十日というのもあることを知りました。
二百二十日とは
雑節の一つで立春から数えて220日目。
八朔(旧暦8月1日)や二百二十日とともに、農家の三大厄日とされている。
台風襲来の特異日で、富山県八尾町の「おわら風の盆」等各地で
風鎮めの祭が行われて来ました。


写真↑ 二百二十日の田んぼです。
遠くに見える山は通称「亀の子山」です。村山市の方面です。
清さんはこの山まで遠足に行ったそうです。
この山は河島山という山だと思われます。
今は河島山ニュータウンが開発されています。

9月11日は東日本大震災から半年
アメリカの同時多発テロから10年
いろいろな日が重なった日となりました。
おりしも二百十日ではなく二百二十日だということがわかりました。

ちなみに今年の二百十日は9月1日、台風12号が襲来した日でした。
暦というのは農業ととても深くかかわっています。
うちにも農業暦というカレンダーがJAから配られていて
田植えや稲刈りなどもデーターはもりろんですが
昔ながらの暦をもとに進められている所もあります。

重陽の節句のラフランス


9月9日重陽の節句のラフランスです。
9月9日は救急の日、重陽の節句、菊の節句とも言われています。
「重陽=ちょうよう」とは9月9日にあたり、菊に長寿を祈る日です。
陽(奇数)が重なる日で、奇数の中でも一番大きな数字という意味で重陽といわれています。
日本では奈良時代から宮中や寺院で菊を観賞する宴が行われています。

8月の末からのゆっくり台風で雨が多いと思われるでしょうが
山形は雨はほとんど降らず、
ラフランスも8月とあまり大きさは変わらないようです。

ちなみに古文の懐かしいお勉強です。
五節句とは
人日(じんじつ)(一月七日)
上巳(じようし)(三月三日)
端午(たんご)(五月五日)
七夕(七月七日)
重陽(九月九日)です。

七夕って節句だったのですね・・・スミマセン
古文の二宮むら子先生ごめんなさい。

クルミの木


この大きなクルミの木はラフランス畑の隣りにある木です。
ラフランスを植えたばかりの頃にはクルミの木はまったく目立ちませんでしたが
この20数年ですくすくと伸びてこんなに立派なクルミの木になりました。
木の高さは3階以上はあるでしょうか?
ひときわ目立つ木になりました。

クルミの木で思い出すのは「チロリン村とクルミの木」
1956(昭和31)年から1964(昭和39)年4月までの約8年間NHKで放送されていた人形劇です。

私は1960円生まれなのでテレビで見た記憶があります。
次に放送されたひょっこりひょうたん島はよく覚えているのですが
チロリン村とクルミの木はその題名だけが脳裏に焼き付いていて
このクルミの木を見た時にふっと思い出したのです。

クルミが木にこんな風になっているなんて実は知らなかったのです。
お恥ずかしいです。
このクルミ、ラフランスの収穫の頃には下に落ちていることでしょう。

秋になってクルミが落ちていたら↓こんな風に処理するそうです。
それも知りませんでした。スミマセン。

1 採取は皮に包まれたままの実を拾ってきて、水に入れておき、
  表皮が腐って、堅い実がでるまで放っておく。
2 実だけになってら、これを乾燥して、保存しておく。
3  殻を剥くには、表面に水を付けて、コンロなどで直火に当てて焼くと、
   殻合わせ目に隙間が出来るので、
   ここに刃のこぼれてもいいような古い包丁をいれて、包丁の背を、
   小槌などでたたいて割る。
4 後は千枚通しの様な先端のとっがった物でほじり出す。
5 保存は、袋などに入れて冷凍にしておく。

夕陽の関山峠


9月6日夕陽を背にした関山峠です。
山形から仙台に向かっています。ちょっとぶれてしまってごめんなさい。

仙台に転勤で住んで15年になりますが
自分の車の影の上を走るのは初めてです。
天気と時間のタイミングが合わないと後ろからの夕陽はありません。

そういえば、仙台市内の車のラッシュを避けて
この時間よりも早かったり遅かったり山形を出発するようにしていました。
そうなわけでこの後ろからの夕陽に出会わなかったのかもしれません。

ドアミラーに沈んでいく太陽が写りとてもきれいです。
まぶしいというよりも後ろから押されているような感じです。


トンネルに近づくと後ろからの夕陽は終わり
山の上だけが太陽に照られています。
影のマジックですね。

気温は18℃、ずいぶん気温が下がりました。
山の秋はススキも出てすっかり秋本番です。

台風の後


9月5日台風12号の後、ラフランス畑に行って見ました。
週末は仙台にいたので、ラフランスが心配で何度も電話をしたのですが
実際にこの目で見ないといてもたってもいられません。

仙台から山形に向かう途中のラフランス畑では
一面にラフランスが落果していたので
もしかしたらうちの畑も・・・と思いつつ車を走らせました。

よかった・・・うちの畑は1本の木で1~3個くらいしか落果していません。
畑全体を歩いてもコンテナに1杯弱といったところでしょうか。
これようやく安心しました。
(はじめちゃんを信じないわけではなかったのですがスミマセン)


もう一つの最上川に近い畑も同じように
それほどラフランスは落果していませんでした。

風の通り道があるそうです。
でも雨はほとんど降っていないので畑の用水路は水がありません。
洪水になるほど雨は入りませんが
カラカラの畑も果樹や作物がかわいそうでなりません。
何とか日本列島に均等にまく雨が降らないものか・・・
そんな虫のいいお願いをしています。

9月6日明け方から雨が降り始めました。
現在朝の8時ですが雨は上がり、日が差しています。
少しでも雨が降ったので草や木たちは喜んでいることでしょう。

小さいサクランボハウス


今まで露地栽培をしていたサクランボにいよいよハウスを作りました。
この夏、はじめちゃんと親戚の大工さん二人で
工さんがお休みの時にいっしょに作った手作りのハウスです。
小さい2本のサクランボの木がすっぽりと入るハウスです。

サクランボ畑のお隣のハウスのサクランボが枯れてしまって
そのハウスを解体したパイプをもとに作ったものです。
いわゆるエコハウスです。

お隣のサクランボを作っているのは80歳を過ぎた老夫婦です。
いつもお二人仲良く畑にきていました。
しかし息子さんが先に亡くなり、すっかり気落ちしてしまい
サクランボ作りをやめてしまいました。

今、このあたりでは先に3世代の場合、20代、50代、80代とすると
50代の真ん中の世代が先に亡くなってしまう場合が多くなっています。
こうなると働き手がいなくなり、老々介護になってしまいます。

しかし果樹やお米の値段が下がり、農業だけでは生活できなくなっています。
どうしても農業外収入が必要なので若い人が会社で働かなくてはなりません。
数年前から工場は海外に移り、山形の工場はどんどん無くなってきています。

はじめちゃんは暑い中、ハウスを黙々と組み立てています。
本当に頭の下がる思いです。
これからの希望がこの小さいハウスには込められています。
はじめちゃんはいくつになっても明日をそして希望を持って生きています。

ラフランス畑


8月中旬のラフランスの実です。
雨がずっと降らないのでラフランスの実も大きくなりません。
困った~困った~とはじめちゃんは嘆いています。

夕立も雷も鳴らないので毎日空を眺めては雨が降らないかなと言っています。
雨が降らなくていい時に雨が降って
雨が欲しい時に雨が降らない・・・なかなか自然はきびしいです。

雨乞い・・・


8月12日あまりにも雨が降らないので
ラフランス畑の井戸からポンプで汲み上げて1本1本に水をかけています。

台風6号の時に雨が降って以来まとまった雨が降っていません。
このままだとラフランスの実が大きくならないのではないかと心配です。

しかしこの作業、ホースが重くて、私はなかなか引っぱれません。
草をホースの摩擦でホースがこちらに来てくれません。
消防士さんの苦労がわかります。

雨が降ればゲリラ豪雨になるし、降らないとカラカラだし
世の中うまくいきません。
お米も高温障害がでないか・・・と心配もたくさんあります。
気温が高すぎても、低温でも、雨が降りすぎても、降らなくても
自然相手はなんと難しいことか・・・


ラフランス畑に掘ってある井戸です。
ここから水を汲み上げています。たしか去年もこの作業をやりました。
たしかもう少し遅かったような?
そうそうこの日でした↓ここをクリックすると見られます。
2010年8月31日

畑に井戸を掘っている農家ではポンプで井戸の水を汲み上げて
毎日のようにサクランボやラフランスに放水しています。
どの農家も苦労の夏になっています。

8月12日第2試合山形代表の鶴岡東高校が智弁高校に1-2で負けました。
この鶴岡東に去年、日大山形も準決勝で負けてしまいました。
悔しい去年の夏が思い出されるこの頃であります。

穂ばらみ期~出穂期~開花

8月に入って連日35℃の暑い暑い日が続いている山形県です。
田んぼの稲はすくすくと育っています。


稲は出穂(穂が出る頃)間近になると茎の先端がふくらみ
出穂の前日には葉の合わせ目が開き、籾が見えるようになります。
これを穂ばらみ期といいます。 ↑写真が穂ばらみ期です。


穂ばらみ期から数日で出穂期(しゅっすいき)を迎えます。
いよいよ穂が見えてきて、その日のうちか翌日には稲の花が咲きます。


↑ 稲の花です。
稲の開花時間は1~2時間で咲き終わります。
1個の花の開花時間は20分ほどだそうです。
また花粉の寿命は4~5分!なんとまあはかないことか・・・
受粉は開花の瞬間に行われるそうです。
なんとまあすばやいことか・・・

詳しくはこのホームページをご覧ください。
出穂期、穂ばらみ期の解説