サクランボ畑を見回っているとハウスの中に
どこからか鳥が入っていることがあります。
ハウスの天井はビニールで覆い、周囲は網で囲っているので
鳥が入るすき間は無いはずなのですが(それは人間の見た目ですよね)
どこからか侵入してくるのです。
すずめは下の網のすき間をもぐってきますし
ひよ鳥などはビニールのすき間から入ってくるのです。
もちろん、露地物といわれる網もかけていないサクランボは鳥たちの格好の餌場です。
大群で押し寄せてつついていきます。
爆竹やプロパンガスで爆発音を出す物もありますが
鳥は音にも慣れて知らんぷりです。
夕方になると大群でまたねぐらに戻っていきます。
農家の人のもっぱらのうわさはカラスがいなくなったこと。
カラスは地震のあった太平洋側へ移動したのだと言われています。
それでカラスのねぐらだった所にカラスの天敵だった別の鳥が移り
今まで見られた鳥がいなくなり、違う鳥が大群でやってきたりしています。
鳥の力関係と分布が地震以来かわったらしいのです。
鳥の世界にも地震の影響がでているなんて~不思議です。
それでもやはりサクランボは鳥たちの大好物であることには変わりはないようです。
写真は鳥の食べられたサクランボです。
真っ赤ないかにもおいしそうなサクランボを次から次へとつついていきます。
共存といっても・・・やはり悔しいです。