日本穀物検定協会(東京都)が行った2010年産米食味ランキングで、
山形県産「はえぬき」「つや姫」「コシヒカリ」「ひとめぼれ」の
4品種すべてが5段階評価のうちの最高評価の「特A」に輝きました。
出品した全銘柄が特Aを獲得したのは43道府県のうち山形県のみです。
今まで山形県は「内陸」「庄内」に分かれて出品していましたが
2009年産からは一本化しています。
「はえぬき」と一緒にデビューした「どまんなか」は伸び悩みです。
特に内陸産の「はえぬき」は1994年から15年連続して
最高位の特Aを獲得しています。
15年連続というのは「魚沼産コシヒカリ」だけだそうで
これだけでそごい快挙だということがわかります。
山形県の内陸部は盆地のへそのような部分で寒暖の差が大きいのです。
サクランボやリンゴがおいしいのもこの寒暖の差がミソなのです。
この寒暖の差がお米のおいしさにもつながっていると思われます。
「はえぬき」は草丈が高くないので倒伏しにくく
山形の気候風土にあったお米であることも
「特A」の重要なヒミツかもしれません。
モンテディオ山形(サッカーJ1チーム)のユニフォームの胸にも
「はえぬき」の文字がありましたが
現在は「つや姫」に代っています。残念・・・