徒長枝(とちょうし)


徒長枝(とちょうし)という言葉はあまり聞きなじみがない方が多いことでしょう。

「徒らに長く伸びた枝」からきている言葉で
樹木の幹や太い枝から上方に向かって真っ直ぐに長く太く伸びる枝を指す園芸用語。
徒長枝は樹形を乱す上に花芽がつきにくいことから、
無駄な養分の使用を抑えるために通常は樹木剪定の際に剪定すべき枝とされる。

写真はラフランスの枝からまっすぐにのびる徒長枝。
これを1本1本とって行く作業を行っています。
この枝を伸びるにまかせると収穫時にラフランスの姿が見えにくくなる他に
余分な養分がこの枝に取られて実が大きくならないといわれています。
あまり取りすぎるのもよくないのです。(そのかげんがビミョー)

樹勢が強すぎる枝ではこうして徒長枝を出すことによって
木のエネルギーを木自体がコントロールしているとも言われています。


この徒長枝取り作業、延々と1本1本続くので、
夕方の方が涼しくて作業しやすいのです。
薄暗くなってもまだおうちへ帰らないはじめちゃん。
早く帰ろうよ~お腹すいたよ~お疲れ様です。

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