野ネズミのことを野鼠(やそ)といいます。
冬の間に土の中で大暴れしています。
サクランボの木やラフランスの木の根っこをかじってしまいます。
根っこをかじられた木たちは弱って枯れてしまいます。
この野ねずみの被害を野鼠害(やそがい)といいます。
これはどの農家も悩んでいます。
果樹園うめつのサクランボの木もどれくらい枯れてしまったことか・・・
それで数年前からやっているのが
野ネズミの巣穴に直接薬剤を入れる方法です。
こちらも野ネズミの巣穴です。
このような巣穴が畑のあちこちに無数にあいています。
この穴にスプーンに半分くらいの薬を入れていきます。
かなり気の遠くなる作業ですが
草が伸びてくると穴が見えなくなるので
急がなくてはなりません。
これがネズミ駆除の薬です。
トウモロコシが原料のようです。
この薬は家があるところでは使えません。
園地のみでの使用です。
というのは・・・
この薬を食べたネズミを家で飼っている猫が食べて
猫が死んだということがよくあるからです。
巣穴に直接、エサが落ちてくるなんて
野ネズミは信じて食べるかな?
昨年のエサはわずわざ不織布の小袋に入っていて
お気に召さなかったらしくほとんどが手つかずだったのです・・・
野ネズミとのいたちごっこ???
野ネズミたちも必至です。でもサクランボの木は守らなくては
大変な戦いです。