– 名所・旧跡・すてきな場所」カテゴリーアーカイブ

東根の大ケヤキ~秋


東根小学校の校庭にある大ケヤキは国の天然記念物になっています。

この夏は暑かったので、がおって=元気がなくなっていないか・・・
もしかしたら紅葉しているかな?なんて思い見に行ってきました。
ちょうど仙台に帰る帰り道にこの大ケヤキはあります。
それでついついケヤキの様子を見に行ってしまうのです。

ケヤキのそばには柵があって近くには寄れませんが
柵の外でケヤキを見ていると、さやさやと音が聞こえるのです。
ケヤキが話をしているようで、とても心安らぐ葉音です
ケヤキのささやき♪かな?

大ケヤキのブログ 2010年1月24日
調べて見ると5回以上も大ケヤキのことを書いています。
東根にお嫁に来た時にはケヤキを見たこともありませんでした。
ブログを始めてからよく見に来ることになりました。
最初はネタ探しでしたが、今は気になって仕方ありません。

さくらんぼ東根駅前

奥羽本線のさくらんぼ東根駅には山形新幹線が停車します。
1999年 平成11年12月4日に開業した3階建ての駅です。

この駅前広場に佐藤栄助の銅像が立っています。
佐藤栄助はサクランボの佐藤錦の生みの親です。


サクランボを収穫している佐藤栄助と子供たちという橡です。
息子が高校を卒業してからは、駅にまったく用がなく
久しぶりに駅に行き、待ち時間があったのでシャッターを切りました。

うちから一番近い駅は東根駅(無人駅)で、このさくらんぼ東根駅よりも
一つ新庄寄り(北)にあります。
さくらんぼ東根駅は地上3階建ての駅で1階は売店兼小さな食堂、待合所、
1階の一部分と2階は市立さくらんぼ図書館、3階に改札があります。
図書館があるので学生さんたちがいつも集まって勉強?(たぶん?)をしています。


サクランボの実が折られて盗まれたこともありました。
ブロンズの像ですがサクランボの実はちゃんと赤くなっていました。

佐藤栄助物語

久慈琥珀博物館

一度行ってみたかった岩手県久慈町にある琥珀博物館。
仙台からでは東北自動車道~安代JJCT~八戸自動車道~を
九戸ICで下りて国道を久慈に向かいますが
滝沢ICから国道4号線~国道281号線を久慈に向かいました。
道の駅をめぐりながら、高速代を節約していくこをにしました。

久慈琥珀博物館

↑ 琥珀博物館新館から入場します。入場料は500円
(JAF割引で400円になりました)
館内は琥珀色=秋色です。この色心ひかれる色です。

太古の虫が入った琥珀がたくさん展示されています。
小さなゴキブリが入った琥珀もありびっくり!

琥珀は植物の樹脂が地中で化石化した宝石で日本最古の宝石とも言われており
縄文時代にはすでに採掘がおこなわれていたとか

東日本大震災では久慈も大きな被害を受けましたが
琥珀博物館は山の中にあり、無事
久慈の町の中もちょうど秋の久慈まつりの時だったので
人でいっぱい!活気にあふれていてびっくりしました。


琥珀でできた「恐竜の卵」の内部で、幻想的な写真になりました。

本館の二階には琥珀ショップもありましたが
はやりお高い。いいな~と思ったネックレスは6万円。
なかなか手がでません・・・

森の中にたたずむ博物館は女性やカップルがちらほら
大人の秋の旅の拠点ですね。
散策路のお話はまた明日お届けします。

鳳鳴四十八滝~夏バージョン

国道48号線の国道沿いから歩いてすぐの所にある「鳳鳴四十八滝」
ちょうど夕暮れだったので少し暗く写ってしまいました。 


だ~~~れもいない展望台ならぬ、滝見台はちょっとぶきみです。
滝の音はさわやかで涼しく(ちょっと肌寒く・・・)

滝の音は絶えて久しくなりぬれど名こそ流れてなほきこえけれ
百人一首 藤原公任


この小径を10mほと歩くと滝見台に到着です。
(火野正平のこころ旅の真似をすると→とうちゃこ です)
こんな近い滝だと気晴らしにと眠気さましに車を下りて滝をみます。


目の前は国道48号線、車はひっきりなしに通ります。
仙台というと都会のような響きがありますが
実は国道から滝まで1分という自然に恵まれた杜の都であります。

鳳鳴四十八滝~秋バージョン

南部曲り家 千葉家

岩手県遠野市綾織町にある国の重要文化財の
「南部曲り屋 千葉家」です。

千葉家の曲り屋は今から約200年前に建てられた豪壮な民家です。
下から坂を上がっていくのですがまるでお城のように石垣もあります。
入館料は350円ですが、こんな建物が今でもあるのか・・・と
思うくらいにすばらしい造りです。
馬屋と住居が一体となった民家で今でも住居として使われています。


入口の通路は板敷通路と呼ばれています。
映画のロケにも使われたそうです。
柳田国男の「遠野物語」でもこの入口から馬車で出ていくシーンや
お座敷でのシーンの写真もありました。

冬は障子と囲炉裏と火鉢でどんなに寒かっただろうと想像していました。
飢饉の多かった東北ではこの曲り屋に来れば1食べられるという条件で
農民一同でこの豪壮な屋敷を作りあげたそうです。

かつては作男15人、馬20頭がいたそうです。
母屋の裏には大工小屋もあり大工さんが常駐していたそうです。
今も住居として使っているそうで母屋部分は見学はできませんが
重要文化財に住んでいるというのは大変なご苦労だと思われます。

南部曲り屋のうんちく ←詳しく書いてあります。

続石~遠野市


岩手県遠野市のはずれの山の中腹にある「続石」
幅7m、奥行5mの石に厚さ2mの巨岩が乗っている巨石遺構。
古代人の墓とも、武蔵坊弁慶が持ち上げて作ったともいわれています。
遠野物語の11話にこの石のお話が出てくるそうな・・・
続石のお話

しかしこの石は氷河期のもので
氷河と共に流されてきて氷だけが解けて石はここに残ったのが本当の話だそうだ。

国道から山道を歩くこと20分、
石まで360メートルと書いてあったので
たいしたことないか…と思ったのが間違いだった・・・
上り坂をひーひー言いながら汗びっしょりでエクササイズ!

ありました、ありました。大きな石が
その隣には「泣き石」という涙を流す石がありました。

この続石をよ~~くみると、上に乗っている石と下の石には
びみょうなすき間がありました。
よく乗っている。
東日本大震災にも耐えた石です。

宣伝をもっともっとすれば、受験生がたくさん来そうだな。
落ちない石、なんてね。

本当にすごいな~と思うのでありました。

遠野市で見かけた風景

遠野のカッパ淵から市内に向かう途中に
木で作った釣り人が魚を釣っていました。


遠くから見ると人が釣竿をたらしているように見えます。
この川の流れを見るとカッパ淵の方角から流れてきています。
川底には藻が生えていて、きれいな流れです。


この木でできた釣り人の釣竿の先には
糸ならぬロープがたれていて、そのロープを手繰っていくと
木で掘った魚が釣れているという手の込んだ仕掛けです。
その魚の重いこと!すばらしい釣果です!
清さんは大興奮。

川を見るのが大好きな清さんはいつまでもこの川を見ていました。
民話の村、遠野市、すてきなおもてなしでした。

カッパ淵

岩手県遠野市のカッパ淵に行ってきました。
どうしてもここは一度行ってみたいところでした。
伝承館の駐車場に車を停めて歩いてカッパ淵に向かいました。
歩いて10分ほどのお寺の境内を通り過ぎて
お寺の裏の川の流れがカッパ淵になっています。


カッパを釣るための釣竿があります。
伝承館でカッパ捕獲許可証をもらった人が使うことができます。


カッパに会えるかもしれないと山形で収穫したキュウリも持っていきました。
おみやげを持ってきてよかった・・・
おみやげにかこつけて、ちょっとの間釣竿を使わせてもらいました。
ごめんなさい、カッパさん。

カッパ釣りの名人は所用があって出かけていると事です。
(立札にそのように書いてありました)
清さんは名人に代わって釣りをすると言っています。
さすが釣り姿が板についています。


カッパのお母さんに持ってきたキュウリ2本をあげたところ。

いや~~~~楽しかった!
カッパがいるなんて信じているわけではありませんが
もしかしたらカッパがキュウリで釣れるかもしれない…
と思うだけでわくわくしてしまいます。

子供たちに夢を与える場所です。
これからもたくさんの子供たちがカッパを釣りに来てほしいと思います。
もちろん大人も楽しんで童心にかえって下さいね。


こんな看板がありました。
美男、美女は気を付けないと・・・

「カッパ淵のまぶりっど」とは管理人さんのようです。

まんが美術館

秋田県横手市増田にある「まんが美術館」は
釣りキチ三平の著者の矢口高雄さんなど
たくさんの有名な漫画家さんの原画が飾ってある美術館です。


横手市増田ふれあいプラザの中に「まんが美術館」があります。
まるでお城のような建物です。
最初はどんな美術館なのかわくわく!
ただ釣りキチ三平の原画が見たくて行ってみようと前々から言っていたのが
ようやく実現しました。

お盆の最終日16日だから混んでいるかな?と思いきや駐車場はそれほどでもなく
中に入ってびっくり、1階にまんが美術館、と事務所
2階は図書館とホール、会議室など市民憩いの場なのでありました。


まんが美術館の入口 入場は無料!
特別企画展のやなせたかしの世界展は入館料が要ります。

まんが美術館
中は撮影禁止なので写真は撮れませんでしたが
まんがの本も多数置いてあり
椅子もたくさんあるので、まんが好きにはたまらない所。
大人から子供まで思い思いの場所でまんがを読んでいます。
清さんもこれには目がキラキラ!
朝からずっとここに居たいと言っています。


女子トイレの入口にも矢口高雄のイラスト


もちろん男子トイレの入口も撮影してしまいました。

こんなにすてきな場所が無料であるなんて
横手市民はシアワセだな~と思いました。
館内の係りの人に伝えたかったのですが
みんな忙しそうで(私に勇気がなくて)伝えることができませんでした。
またぜひ来たいと思う心温まる場所でした。
ぜひマンガがお好きな方行ってみて下さい。
きっと楽しい時間が過ごせるはずです。

矢口高雄の世界へ

鳥海山

2012年のお盆は娘や息子も来ない初めての大人だけのお盆でした。
娘は留学間近のため
息子は硬式野球部の合宿のためです。

そこで14日は清さんとはじめちゃん、きよのちゃんを連れて
鳥海山へドライブに行ってきました。

鳥海山登山マップ
鳥海山は山形県と秋田県にまたがる東北第二の高さの活火山で、
1974年(昭和49年)に噴火がありました。
山形県には蔵王山、吾妻山、鳥海山と3つの活火山があります。
(知らなかった・・・)
吾妻山のみが気象庁が常時観測をしている火山です。


酒田の十六羅漢から鳥海ブルーラインを上っていきます。
30分くらいかかったでしょうか?
現在、鳥海ブルーラインは無料です。

大平山荘を通過し、山形県と秋田県の県境を過ぎて
秋田県側に入るとまもなく、ブルーラインの一番高い鉾立(ほこだて)には
大駐車場とビジターセンター、稲倉山荘の食事ができる施設、展望台などがあります。

ここの登山口は象潟口(きさがたぐち)で鉾立ルートとも呼ばれているそうで、
頂上までは8キロと書いてありました。
山頂までは4時間40分だそうです・・・


鳥海山と反対側にある「奈曽(なそ)の渓谷」です。
深い谷になっていて、スリル満点。
ただでさえ、涼しいのにちょっとぶるぶるきます。
はじめちゃんは早々に撤退!崩れたらどうするんだ!だって。


日本海を眺める展望台で記念撮影。
風がさわやかで天然のクーラー状態。


久しぶりに私も記念撮影に参加です。
いつもはカメラマンなのですが・・・

ここの稲倉山荘のお食事処で普通のラーメン700円を食べました。
普通のラーメンだったのですがとっても美味しかったのです。
空気がいいし、水もいいし
(水はきっと鳥海山の湧水だ~とはじめちゃんが自信もって言っています)
天空で食べるラーメンは美味しいね~と4人で夢中で食べました。

子供たちが来ないお盆ものんびりしていいもんです。

駐車場は県外ナンバーでいっぱい!
バイクもたくさん!
やっぱりお盆だ!