
稲刈りが終わった田んぼはどことなく寂しげです。
雨が多く土がやわらかく、ぬかったあともあります。
今年は10月初めになっても、雨が多く稲刈りの進み具合が悪いそうです。
例年だと稲刈りがほとんど終わっているのですが
今年は午前中に雨が降ったり、なかなかカラリと晴れません。
うちは台風前に稲刈りが終わってよかった・・・
はじめちゃんの早く早くに救われました・・・

朝、田んぼの様子を見に行くと
朝つゆに濡れているツユクサを発見。
青色がなんともきれい!
ツユクサは俳句の秋の季語です。
朝露を撮ろうと思うとツユクサが撮れず・・・
こんな時には一眼レフのカメラが欲しいと思うのであります。
なかなかうまく撮れないのだ!
雑草と言っては申し訳ないのですが
名前がわからない草がたくさんあって
葉脈まで透けて見えるのは感激です。

こちらも田んぼのあぜ道に生えているイヌタデ
小さい頃「あかまんま」と言っておままごとに使ったのを思い出します。
渋谷生まれですが、山手線の土手に生えていたのです。
イヌタデは沖縄から北海道まで幅広く生えている一年草で
6~10月くらいまでいつでも咲いている花ですが
田んぼのあぜ道に生えていると何となく懐かしい植物です。

9月26日 稲刈りまぢかの田んぼです。
田んぼの脇に植えられたコスモスが風に揺れて
なんと秋らしいことか・・・
黄金色の田んぼとかわいいコスモス。絵になります。
コスモスといえば
山口百恵の「いいひ旅立ち」
狩人の「コスモス街道」
昭和の歌謡曲です。
そして大学の時には
隣りの育種学研究室では「黄色いコスモス」の研究がまっさかり。
今では黄色いコスモスは商品化されていますが
あの時には(今から25年以上前)はまだ故、佐俣淑彦博士の研究終盤でした。
この研究は1957年から始められたそうです。
今はよくある「キバナコスモス」と佐俣先生の研究されていた
「黄色いコスモス」とは別物です。
黄色いコスモスは色がとってもきれいで上品なんです。
「イエローガーデン」と命名され
その後、より黄色が鮮やかな「イエローキャンパス」となったそうです。
しかし佐俣先生は登録の3年前にお亡くなりになり
鎌倉のご自宅のお葬式に参列したのを思い出します。
この他にも
オレンジがかった「オレンジ・キャンパス」
クリムゾンと黄色の色素が重なった「イエロークリムゾンキャンパス」
濃い赤色の「ディープレッドキャンパス」が開発されたそうです。
大学時代がやけに懐かしい日でありました!でへっ!
何でも早く早くやらないと気がすまないはじめちゃんは
雷鳴が遠くで鳴っているにもかかわらず
籾すりの時に籾殻が隣りの家に飛んでいかないように
ブルーシートで即席の壁?のパイプを組み立てています。

左側の家が隣りの家です。
写真後方は裏の畑とその向こう側は長瀞児童センターです。
そちらの方に糠や籾がらが飛んで行かないようにブルーシートを張っています。
16時半くらいから遠くで雷の音が・・・
「雷さま(らいさま)くるで~やめろちゃ」と言ってもなかなかやめません。
とうとう大きな雨粒が落ちてきました。
あっという間に土砂降りの雨。
稲光もピカピカ。
この雨は17時頃から20時半頃まで続きました。
いや~久しぶりの雨です。
ラフランスや秋野菜の芽にとってはうれしい雨でしょう。
ただ一つ気がかりなのは、田んぼがぬかること・・・
はじめちゃんは夕ご飯の時も浮かない顔でした。
いっぽう、きよのちゃんは大根や白菜の芽にとっては
うれしい雨と対照的です。
嫁の私はどちらの肩を持ったらいいのか・・・悩むところです。
てきとうに相槌を打ちながらご飯を食べるのでした。
嫁も25年も経つとけっこうずうずうしく生きているのでした。
稲刈りが近づくと田んぼの水の状態が心配になります。
稲を刈るコンバインは重量があるので、田んぼがぬかってやわらかいと
キャタピラーが土の中にもぐってしまい動かなくなってしまうのです。
夏の間に溝掘りといって、田んぼに十文字に溝を掘り
水を抜いて田んぼの土を固くする作業をします。
それでも雨が降ったりすると水が溜まってしまうのだそうです。

この田んぼは土地が低いので
雨が降ると水がたまってしまいます。
この前久しぶりに恵みの雨が降ったのがこの田んぼにたまったのです。
果樹にとっては恵みの雨
田んぼにとっては心配の雨です。

このまま田んぼに水があるとコンバインが立ち往生するのでは・・・と
はじめちゃんは、たいそう心配になって
田んぼの水をポンプで汲み出すことにしました。
雨が降っても降らなくても心配の種はつきないはじめちゃんなのでした。