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ラフランスの摘果作業

5月26日からラフランスの摘果作業を始めました。
脚立の上に上がると・・・・
あれれ~実がない
実が見当たらないのです。
花の時期に今までは霜が降ってもラフランスは実がなるのに
よほど強い霜が降ったのですね。
サクランボ以上の被害です。

8段の脚立を上り下りしながら
今年はラフランスの実を探しています。

女性3人で今日は作業をしています。
いつもはたくさん実があって
「もう嫌になっちゃう!」なんて言いながら作業をしているのに
今年は「なんかがっかりして嫌になっちゃう」です。

こんな話もでました。
ある朝窓の外を見ると一面雪が降ったように真っ白だったそうです。
雪ではなく霜です。
それこそラフランスの花を襲った霜なのです。
自然の恐ろしさを感じながら農作業をしています。

いつもはラフランスの摘果作業は3日かかるのですが
なんと25日だけで5分の3は終わってしまっています。
それほど実が無いのです。
例年の1割も実がついていないと思われます。

今日はため息ばかりの一日でした。
月食も見られましが、なんか寂しい・・・
でもきっといいことがある
きっといい明日が来る。
明日もがんばるぞ!

夜の田んぼ

5月25日夜の8時半
田んぼの水を止めるために
軽トラックでGO!
(夕方田んぼに水を入れていたのでそれを止めるためです)
街灯は無、真っ暗
ヘッドライトと懐中電灯のみ。
はじめちゃんは懐中電灯を持ってあぜ道を歩いていきます。
私はトラックの中でお留守番。

エンジンを切るとカエルの大合唱。
国道13号線の車のライトと車のエンジン音が時折聞こえる程度です。
静か・・・
こんな時間があったんだ。
天気予報通り雨が降ってきました。
雨音がこんどはショパンの響きに・・・
カエルたちも泣き止みません。雨にも負けずか。
ほんの30分くらいの時間でしたが
田んぼへの夜のドライブにリフレッシュしました。

四つ葉のクローバー

5月23日夜半には雨が降っていましたが
朝には雨も上がり、肌寒い曇り空の日になりました。
今日はサクランボ畑の草刈りをします。
気の周囲は草刈まさおくん(乗用草刈り機)では刈れません。
肩から草刈り機械をかけて刈ります。
刈払機と呼ばれています。
私はやりません⇒やったことがありません⇒できませんが
草刈り部長は清さんです。

サクランボの状況を見に行ったときに
四つ葉のクローバーを簡単に見つけることができました。
ラッキー

サクランボ畑にはクローバーの群れがたくさんあります。
四つ葉はどうやってできるのか?
小さい頃に踏まれることによって四つ葉になることが多いそうです。
踏まれて~幸運になる~幸せがくる~奇跡がくる
今は3割しかなっていないサクランボの実たちにも
奇跡が起こることを信じます!
私たちの見えない上の方の枝にはザクザクなっているかもしれない!

サクランボ畑

毎日コツコツ・・・

5月16日の田植えから明日で1週間になります。
田んぼもようやく落ち着いてきました。
87歳のはじめちゃんは毎日田んぼの水管理をしてくれています。

毎日コツコツケア~をしてもらっている「田んぼさん」
はじめちゃんはグルコサミンのようなサプリメントは飲んでいません。
飲んでいるのは血圧の薬、と耳の難聴の薬です。
毎日体を動かすこと=農作業
あちこち痛くても体を動かしています。
いえ、動かずにはいられないのです。
私たちは「マグロじいちゃん」と呼んでいます。
とってもありがたい「マグロじいちゃん」であります。

今日の田んぼ

今年のサクランボのご案内葉書は・・・

今年のサクランボのご案内葉書はまだ作成できていない状況です。
大変申し訳ございません。
原稿用紙を前にして何にも書けないシーンが
よくよくわかるこの頃であります。
何人かのお客様からご連絡があるのですが
5月末頃に投函する予定です。ごめんなさい。

思案中の文章を一足先にお見せしちゃいます。
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今年のサクランボは山形県全体でとても良くない状況です。
昨年末の大雪でサクランボハウスが倒壊、木や枝が折れてしまいました。
花の前に気温が-3℃まで下がりこれまでにない霜害が発生しました。
このため多くの蕾たちが受粉できませんでした(泣)
収穫予想は例年の3割くらいでしょうか。
このようなお願いをするのは大変心苦しいのですが、
一人でも多くのお客様にサクランボをお届けさせて頂くために
ご注文数を厳選して頂けますと非常にありがたいです。
ご理解とご協力をお願い申し上げます。

★最初にどうしても送りたい方1~3件を優先的に発送します。
★その後、優先順位の上の方から順番に数のある限り発送させて頂きたいと思います。

自然を相手にした仕事ですので、どのくらいのご注文に
お応えできるか本当にわからないのです。
ご注文数より多く収穫できればご遠慮頂いた分もお届けできるかも!
と奇跡を願う毎日です。

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赤い矢印の部分が落果の恐れがある小さい実です。
98%は落果するでしょう。ううう!

私が一番恐れているのは
実が少ないと養分や水分をどんどん吸って
(仲間との争奪戦がないので)
サクランボのお尻のところや軸の周りが割れてしまうことがあります。
とくに雨が多いとサクランボは実割れがおきます。
そうなると贈答用は絶望的になります。
ううう!胃が痛くなってきた。

実割れはすぐに食べればとてもおいしいのですが
1日おくと、そこからカビが生えたり黒くなったりします。

悪いことを考えずに
奇跡が起きて、ばっちりご注文分をお送りできますように!
きっとそうなる!と信じて
今夜はユーミンの曲を聴いてリラックスしようっと!
深呼吸
ストレッチ
好きな曲
うふふって思えること

お米の保管

気温が上昇するにつれて、
蔵に入れている玄米の品質が低下してしまいますので
果樹園うめつでは、ラフランス用の冷蔵庫に玄米を移して
13~14℃で保管することによって品質を保っています。
新米にも負けないくらいの美味しいお米を、
年間を通じて召上って頂けるように日々努力をしてい参ります。

こちらがラフランスの予冷で使用する冷蔵庫です。
8畳くらいの広さです。

中を開けると

現在お米は収穫量の三分の一くらいありますが
毎月少しずつ売れていって
新米ができる10月初めくらいでほぼ売り切れかちょっと余る
といった具合です。

冷蔵庫から出したばかりの玄米は気温差で汗をかいてしまうので
外の気温に慣らしてから精米しています。
でもお米30キロって重いです。
昔の人は60キロをかついでいたというので
すごいな~と非力な私はいつも思っています。

庄内米歴史資料館からお借りした写真です。
米俵300キロをかつぐ女性の写真です。


それにしても300キロってすごいです。
山形の母、キヨノさんは言います。
かつぐにもコツがあるんだず。
オラだって30キロはひょいとたがけたにゃ
(たがく=かつぐ)

サクランボハウスでき上り

昨年12月末の大雪で倒壊したサクランボハウスができあがりました。
こちらのサクランボ畑は昨年夏の洪水でも水に浸かりました。
ダメージたっぷり満載の畑です。

大雪であまりにも多くのハウスが倒壊したために
資材不足、人手不足が加わり
いつでき上るのか心配していましたが
ようやく完成しました。

2連棟のサクランボハウスです。
見積額は300万円で少しおつりがくる程度です。
補助金がでるということなので建設に踏み切りましたが、
3割くらいしかでないとのことです。半分くらい出るといいのですが

とにかく資材が値上がりした上に不足していて
ハウス屋さんも大変だそうです。
倒壊した農家⇒農協⇒ハウス屋さんというように
農協を経由しています、農協に補助金の書類なども提出します。
ハウスのビニール代
ハウスを囲う網代
これからハウスのビニールを上げて広げる人件費
などなどこれからの出費も目白押しです。溜息~ふぅ~

元気のないサクランボの木には大変申し訳ないのですが
奇跡の収穫ができますように。
たくさん収穫できますように。

サクランボの木の比較

昨年の洪水と大雪によってダメージが大きいサクランボの木


葉っぱの数がとても少なく
全体的にスカッとしています。
見るからに元気がありません。
実の数もとても少ないです。
きっと根っこもやられているのでしょうね。

同じ園地でも、とても元気な木もあります。


実も多いかなと思ったら
上の方は少し見えるのですが
背の高さくらいの位置で実がほとんどありません。
霜は背の高さくらいまで漂う・・・と言われています。
やはり今年は霜の被害が大きかったと思われます。

奇跡が起こってほしいです。
工場ではないのでサクランボの実を
徹夜で作るわけにもいきませんが・・・
お菓子みたいに作れたらいいのにな~と思うこの頃であります。
私のココロもダメージが大きいこの頃であります。
サクランボのご案内の葉書にもまだ手を付けていません。
5月末くらいに投函予定です。
もう少しお待ちください。ごめんなさい。

田植えの翌日

5月17日月曜日は朝から雨がポツポツ降っています。
風も強く、昨日田植えが終わって本当に良かったと実感する日でした。

田植えの翌日も田んぼにでかけて
水の様子を見に行かなくてはなりません。

田んぼの水管理は今まで、元ちゃんがやっていましたが
今年もはじめさんがやってくれています。
なかなか任せられないようです(笑)

私が軽トラックで田んぼまで乗せていくことがほとんどですが
私が仙台に帰った時などは、ラクーターに乗っていきます。
ラクーターというのは「シニアカー」
スズキでは「セニアカー」です。


電動アシスト自転車もありますが
今年からはじめさん、キヨノさんの愛車になりました。

水管理のやり方もいろいろと聞いていますが
今までカン一筋でやってきたので
なかなか説明が難しいようで、
私は写真を撮って記録しています。
農業は「経験と勘」、「見て覚える!」
新人には難しい世界です。
今はyoutubeなどもありますので・・・へへへ


フタが付いているのではなく
板で水を遮る、取水口もあります。
昔ながらの手作り感満載です。

田植え終了しました

5月16日日曜日は朝から曇り空です。
気温はだんだん高くなってきます。
天気予報では16時くらいから雨です。
何とかそれまでに田植えを終わらせたいと思います。

今年お願いする方が所有している田植え機は6条植えです。
いつもお願いしている方が急に入院してしまい
何とか知り合いの人にお願いしてやってもらいました。

機械も新しいのでたとにかく早いのです。
いつもだと四隅(よすみ)を人間の手で植えるのですが
バックしながらしっかりと植えてくれます。
たすかる~
今私は今年は田んぼに入ることがなく終了しました。

雨の降る前に14時には終了することができました。
今年の田植えは早かったわずか1日です。

いろいろと聞いてみるとこの田植え機は220万円もするそうです。
わずか1日稼働するために220万円は?コスパが悪すぎです。
やはり毎年お願いするのが一番です。
もちろん、10aあたりの値段が決まっています。
お米作りも、果樹栽培も人件費,委託費用が一番かかりますね~